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アイナボホールディングス【JP:7539】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
アイナボホールディングスは純粋持株会社としてグループ各社の経営指導や不動産賃貸を行い、連結子会社がタイルや住宅関連の設備機器の販売とそれに伴う工事を手掛けています。同社は主にタイルの販売とタイル工事、内装仕上げ、石工事、管工事、空調・衛生・ガス工事といった施工サービスを事業の中心にしています。
同社の主要な顧客は戸建住宅市場の住宅メーカーや建築業者、ビル・マンションなどの大型物件の開発業者や施工会社であり、個別の施主や不動産オーナーも含まれます。売上はタイルや設備機器の販売収入と、現場での工事受注による請負収入が中心で、持株会社としての管理報酬や不動産賃貸収入も一部を占めます。
事業は大きく「戸建住宅事業」と「大型物件事業」の二つに分かれており、前者は戸建向けのタイルや関連商品の販売と施工、後者はビルやマンション向けのタイル工事や住宅設備・空調・衛生設備など幅広い工事を担っています。グループ内には販売・施工・物流を担う複数の子会社がおり、設計から施工、資材供給までを一貫して対応できる体制を持っています。
経営方針
アイナボホールディングスは中期的に売上高985億円(2026年9月期目標)と営業利益率2.1%を達成することを掲げており、長期的には安定した営業利益率約2.6%の維持と自己資本利益率(ROE)8%を目指す経営基盤の構築を進めています。同社は主力のタイル販売と施工、住宅設備・空調・衛生工事を軸に、戸建て住宅からビル・マンションなど大型物件まで幅広く顧客をカバーすることで、売上の安定化と成長を図っています。
重点投資分野としては、窓枠や外装材、木質建材、空調機器や省エネルギー商材など製品ラインの拡充と、現場に強い施工力の強化を挙げています。同社は調達先や外注先の共有化、工事管理体制の統一化を進めることでコスト競争力を高め、設計から施工、物流まで一貫対応できるグループの強みを差別化要因としています。加えて首都圏の物流機能をグループ内の物流専門会社に移管することで在庫と配送の効率化を図っています(2025年10月実施)。
新市場開拓と事業拡大では、積極的なM&Aによる営業エリアと商材の補完を重視しており、関西エリアでの拠点統合(アベルコ大阪支店と今村の統合を2025年10月実施)など拠点再編を具体策として進めています。同社は新規顧客の獲得に注力し、戸建て市場に加えて大型物件向け受注の拡大やグループシナジーの早期実現を目指しています。
技術革新への取り組みとしては、業務効率化のため人工知能(AI)を取り入れたシステム開発を開始し、工事管理や調達のデータ連携を強化しています。また、人材面では人事・研修制度の統一やグループ間の人員交流を促進し、中途採用や外国人採用を積極化しており、2025年9月期時点で技術・人文知識・国際業務の在留資格を持つ社員が28人在籍しているなど、技術力と現場力の両面で競争力を高める施策を進めています。