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アイナボホールディングスJP:7539
沿革
1955年3月 |
タイル、れんがの工事請負及び販売を目的として、阿部窯業株式会社を東京都北区に設立(個人営業を株式会社に組織変更、資本金300千円) |
1961年3月 |
タイル販売部門を分離し、全額出資子会社株式会社三和商会を東京都北区に設立(資本金8,000千円) |
1964年4月 |
施工能力の向上を目的として、企業内職業訓練による技術工の養成を開始 |
1965年1月 |
大阪市都島区に、タイル工事請負を目的として、全額出資子会社大阪阿部窯業株式会社を設立(資本金1,300千円) |
1967年6月 |
本社を東京都足立区鹿浜3丁目27番22号に移転 |
1974年3月 |
建築物の高層化に対応するため、PC工法の研究及び設計施工を開始 |
1983年4月 |
ユニット事業部を設置し、ユニットバス・住宅設備機器の取付け工事を開始 |
1983年10月 |
ユニット事業部を分離し、全額出資子会社阿部窯業ユニット株式会社を東京都北区に設立(資本金5,000千円) |
1984年3月 |
横浜市神奈川区に、タイル工事請負を目的として、全額出資子会社横浜阿部窯業株式会社を設立(資本金5,000千円) |
1987年10月 |
近代的会社経営への転換を目的として、CI計画を導入し、「事業領域」「企業理念」を明確化 |
1989年4月 |
本社を東京都足立区鹿浜3丁目3番3号(現所在地)に移転 |
1989年11月 |
研修施設として、タイル技術工養成(技術工の基礎訓練及び技能向上訓練)のためのタイル技能研修所を埼玉県川口市に設置 |
1991年4月 |
石材工事の請負を開始 |
1992年3月 |
決算期を10月20日から3月31日に変更 |
1992年4月 |
組織の整備と経営効率の向上を目的として、子会社4社を吸収合併し、商号を株式会社アベルコに変更(資本金99,700千円) |
1993年11月 |
WS事業部西東京支店を設置し、物流の合理化を目的とした、自動ラックシステムを導入 |
1997年4月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1998年10月 |
温調技研株式会社を買収し、子会社とする |
1999年8月 |
株式会社ジャクソンジャパンを設立し、子会社とする |
2001年9月 |
決算期を3月31日から9月30日に変更 |
2002年2月 |
株式会社ジャクソンジャパンを解散 |
2003年1月 |
株式会社ジャクソンジャパンを清算 |
2004年2月 |
温調ライフ株式会社は戸建住宅関連事業を買収し、事業規模が拡大したことにより連結対象とする |
2009年2月 |
ベトナムにAVELCO VIETNAM Co.,Ltd.(非連結子会社)を設立 |
2009年4月 |
温調ライフ株式会社は吸収分割及び第三者割当増資に伴い持分比率が低下したため連結対象から除外 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2011年6月 |
東京都港区六本木に、オリジナル高級浴槽「アルティス」とオリジナルタイルブランド「マリスト」の複合ショールームを開設 |
2012年6月 |
埼玉県川口市に施工技術レベルの維持向上を目的として、総合技術研修センターを開設 |
2013年2月 |
株式会社インテルグローの株式取得により同社及びその子会社2社を子会社とする |
2013年4月 |
持株会社体制への移行のため、株式会社アベルコ分割準備会社(2013年10月に株式会社アベルコに商号変更)を設立 |
2013年5月 |
株式会社インテルグローとの株式交換により同社及びその子会社2社を100%子会社とする |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場 |
2013年10月 |
吸収分割契約に基づき、当社の全ての事業を株式会社アベルコに承継し、持株会社体制へ移行 |
2014年2月 |
株式会社インテルグローは同社の子会社2社を吸収合併 |
2015年10月 |
株式会社アベルコは東京サッシ販売株式会社及び株式会社ライフメタリックを買収し、子会社とする |
2016年1月 |
株式会社アベルコは同社の子会社2社を吸収合併 |
2018年10月 |
株式会社今村の株式取得により同社を子会社とする |
2019年3月 |
障がい者雇用活用のため株式会社ウィルパーソン(非連結子会社)を設立 |
2019年12月 |
株式会社アベルコよりオリジナル高級浴槽事業を分割するため株式会社アルティス分割準備会社(2020年10月に株式会社アルティスに商号変更)を設立 |
2020年10月 |
中央窯業株式会社の株式取得により同社を子会社(非連結子会社)とする |
2021年10月 |
株式会社マニックスの株式取得により同社を子会社とする |
2022年3月 |
株式会社アベルコよりオリジナルタイル事業を分割するため株式会社Maristo分割準備会社(2022年10月に株式会社Maristoに商号変更)を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行。 |
2022年10月 |
株式会社ミックの株式取得により同社を子会社(非連結子会社)とする |
2023年2月 |
株式会社アクセスの株式取得により同社を子会社(非連結子会社)とする |
2023年5月 |
株式会社リステージの株式取得により同社を子会社(非連結子会社)とする |
事業内容
アイナボホールディングスとそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。同社は純粋持株会社として、グループ経営の指導及び不動産賃貸を通じた子会社の業務執行管理を行っています。グループは、株式会社アベルコ、温調技研株式会社、株式会社インテルグロー、株式会社今村、株式会社アルティス、株式会社マニックス、株式会社Maristoなどの連結子会社7社と、AVELCO VIETNAM Co.,Ltd.、株式会社ウィルパーソン、中央窯業株式会社、株式会社ミック、株式会社アクセス、株式会社リステージなどの非連結子会社6社から構成されています。
主要な事業セグメントには、「戸建住宅事業」と「大型物件事業」があります。戸建住宅事業では、戸建住宅市場向けに各種タイルや関連商品、住宅関連設備機器の販売及び工事を提供しており、株式会社アベルコ、株式会社インテルグロー、株式会社今村、株式会社アルティス、株式会社マニックス、株式会社Maristoがこのセグメントを担っています。一方、大型物件事業では、ビルやマンションなどの大型物件市場に対し、タイル工事、住宅設備工事、石材工事、空調工事、衛生設備工事などを行っており、株式会社アベルコ、温調技研株式会社、株式会社インテルグロー、株式会社今村、株式会社マニックスが関与しています。
これらの事業を通じて、アイナボホールディングスグループは、住宅から大型商業施設まで、幅広い建築市場のニーズに応える製品とサービスを提供しています。
経営方針
アイナボホールディングスは、快適で人にやさしい空間づくりを目指し、社会環境の健全化に貢献することを企業理念としています。同社は、優れた製品と工事技術の提供を通じて、全ての人々から愛される企業を目指しており、社会から信頼される企業を目標に掲げています。
中期経営計画では、2025年9月期までに売上高970億円、営業利益率2.6%、自己資本利益率(ROE)8%を目標としています。これらの数値目標を達成するために、同社は経営基盤の強化を図り、将来の市場変化に対応する体制を構築しています。
経営戦略として、アイナボホールディングスは新規顧客開拓に重点を置き、商材の拡充と施工力の増強に努めています。また、持続的成長を目指し、M&Aを積極的に実施しており、最近では東京都内のサイディング工事会社や静岡県内のサッシ工事会社を買収し、グループ内での商材拡販スピードを加速しています。
市場環境の変化に備え、ビジネスモデルの変革やグループシナジーの早期実現を目指しています。サッシ、サイディング、木質建材、空調機器工事、買取再販事業などを共通課題とし、調達先や外注先の共有化、工事管理体制の統一化を進めています。さらに、人材の戦略的な活用にも注力し、人事制度や研修制度の統一化、タレントマネジメントシステムの利用促進を通じて、人財の見える化やグループ間での交流を進めています。