アールビバンJP:7523

時価総額
¥135.7億
PER
9倍
アールビバン株式会社は、現代アーティストの版画販売、クレジット事業、フィットネスクラブ・ホットヨガスタジオ運営を展開。

沿革

1984年11月

東京都港区南青山三丁目18番17号において現代版画の販売を目的としてアールビバン株式会社を設立(資本金500万円)

1985年6月

当社全額出資により、仕入及び物流の強化のため株式会社ビバンを設立(資本金300万円)

1985年9月

東京都港区南青山五丁目4番35号に本社を移転

1987年6月

当社全額出資により、海外仕入の強化と効率化のためアートギャラリー・パール株式会社を設立(資本金300万円)

1991年5月

埼玉県入間郡三芳町に埼玉物流センターを新設

東京都港区北青山三丁目10番3号に本社を移転

1992年4月

株式の額面金額変更のため、アールビバン株式会社(形式上の存続会社)と合併、同時にアートギャラリー・パール株式会社を吸収合併

1992年10月

東京都新宿区に額装部門(新宿事業所)を設置

1993年3月

東京都港区南青山七丁目1番5号に本社を移転

1995年3月

新宿事業所及び埼玉物流センターを統合し、埼玉県入間郡三芳町にネットワークセンターを新設

1996年11月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1996年11月

当社全額出資により資金の有効利用及び将来の顧客の多様なクレジットニーズにこたえるため株式会社アートファイナンスを設立(資本金2,000万円)

2000年8月

デジタルアート事業分野の進出を目的に株式会社イーピクチャーズを設立

2001年7月

当社がリゾート事業へ進出を図るため当該事業を行っている株式会社志摩東京カウンテイ(その後、タラサ志摩スパアンドリゾート株式会社に社名変更)を買収

2003年10月

業務の効率化を図るため、株式会社ビバン(連結子会社)を吸収合併

2004年8月

健康産業事業への進出を目的にインテグラルビューティー株式会社を設立

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年7月

東京都中央区銀座一丁目15番4号に本社を移転

2006年3月

会社分割(簡易分割)により、イラスト系アート事業部の全営業を、新たに設立した子会社ジュネックス株式会社に承継

2007年2月

デジタルアートとイラスト系アートのシナジーを目的として、 株式会社イーピクチャーズはジュネックス株式会社を吸収合併し、商号を株式会社e・ジュネックスに変更

2007年7月

インテグラルビューティー株式会社をタラサ志摩スパアンドリゾート株式会社に吸収合併
また、タラサ志摩スパアンドリゾート株式会社は有限会社ノアコーポレーションを完全子会社化

2007年10月

有限会社ノアコーポレーションをタラサ志摩スパアンドリゾート株式会社に吸収合併

2009年3月

2009年9月

アーティストの育成や美術品の購入・販売を目的に株式会社ダブルラックを設立

株式会社ダブルラックを株式会社アートファイナンスに吸収合併し、商号を株式会社ダブルラックに変更

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場

2010年9月

2010年9月

経営資源の集中と組織の効率化を目的に、株式会社e・ジュネックス(連結子会社)を吸収合併
タラサ志摩スパアンドリゾート株式会社(連結子会社)は、健康産業事業を会社分割し、その事業を新たに設立したカルナフィットネスアンドスパ株式会社(タラサ志摩スパアンドリゾート株式会社より株式譲渡。資本金3,000万円。議決権の所有100%。連結子会社)に承継

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEOの各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2010年10月

東京都品川区東品川四丁目13番14号に本社を移転

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2016年8月

カルナフィットネスアンドスパ株式会社をタラサ志摩スパアンドリゾート株式会社に吸収合併し、商号をTSCホリスティック株式会社に変更

2018年10月

TSCホリスティック株式会社が運営するリゾートホテルタラサ志摩ホテル&リゾート」を事業譲渡

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

事業内容

アールビバン株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを展開しています。主要な事業として、版画や絵画、美術品の購入及び販売事業があります。これには、アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本などの現代アーティストや新進アーティストの作品が含まれ、催事販売や店舗販売を通じて展開されています。また、割賦販売あっせん事業(クレジット事業)も手掛けており、子会社を通じて販売代金等の個別信用購入あっせん業務を行っています。

さらに、健康産業事業として、フィットネスクラブやホットヨガスタジオの運営も行っています。フィットネスクラブ「カルナ フィットネス&スパ 柏」の運営や、ホットヨガスタジオ「アミーダ」の運営を通じて、健康とウェルネスに貢献しています。

アールビバンのアート関連事業では、版画等の絵画販売が主力であり、その販売形態は全国各地のホテルやイベントホールでの会場催事販売と、大型小売チェーン店等との提携催事販売があります。また、携帯電話の待受画面を中心としたコンテンツ配信やイラストを中心とした雑誌やコミックの出版、グッズの販売も行っています。

このように、アールビバングループは、アート販売、クレジット事業、健康産業という多岐にわたる事業を展開し、それぞれの分野で特化したサービスを提供しています。

経営方針

アールビバン株式会社は、絵画や版画などのアート関連事業を中心に、クレジット事業や健康産業事業など多岐にわたる分野で事業を展開しています。同社は、「絵のある豊かな生活」を通じて多くの人々に夢や希望を提供することを経営理念として掲げており、新規顧客の獲得と収益力の向上を目指しています。営業利益率20%を目標に、組織の効率化やコスト削減に努めるとともに、安定的な配当を行うことを目指しています。

中長期的な経営戦略として、アート関連事業では新規会場の開拓や新企画催事の開催、新広告媒体の開発に注力し、新規顧客の開拓を進めています。また、イラスト系アート部門では、グッズ事業や出版・モバイル事業を強化し、大型イベントや海外コミックマーケットへの展開を通じて集客の拡大を図っています。金融サービス事業では、クレジット事業の拡大と低コスト運営の徹底、消費者利益の保護を最優先とした運用体制の構築に努めています。健康産業事業では、質の高いサービス提供による新規会員の獲得と客単価の上昇を目指しています。

アールビバンは、創業以来変わらぬ「心の豊かさ」を提案し続け、アートやヨーガ、ファイナンス事業を通じて人々の生きる力を強め、幸福を広げることを目指しています。創業40周年を迎え、新たな収益基盤の創造にチャレンジし、成長スピードを上げていく方針です。