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ムサシJP:7521
沿革
1946年12月 |
文房具類等の販売を目的として武蔵商事株式会社を設立 |
1947年1月 |
紙加工製品の販売に着手 |
9月 |
商号を武蔵産業株式会社に変更 |
1948年6月 |
日本専売公社と取引開始 |
1949年4月 |
商号を武蔵紙業株式会社に変更 |
1955年4月 |
写真機、感光材料の販売会社として株式会社武蔵商会を設立 |
1956年4月 |
大阪市東区に大阪出張所を設置 |
1958年10月 |
本社ビル竣工(東京都中央区銀座西七丁目6番地1) |
1959年4月 |
富士写真フイルム株式会社の特約代理店となり、ネオコピーの販売を開始 |
1960年11月 |
名古屋市中村区に名古屋営業所を設置 |
1961年3月 |
福岡県福岡市に福岡営業所を設置 |
1962年9月 |
商号を武蔵株式会社に変更 |
11月 |
株式会社武蔵商会を吸収合併、広島県広島市に広島営業所、北海道札幌市に札幌営業所を設置 |
1963年2月 |
横浜市西区に横浜営業所を設置 |
3月 |
富士事務機株式会社(現 エフ・ビー・エム㈱)に資本参加(現 連結子会社) |
1964年9月 |
宮城県仙台市に仙台営業所を設置 |
1965年7月 |
選挙用機器の販売を開始 |
1967年6月 |
協同写真工業株式会社(現 ㈱ジェイ・アイ・エム)に資本参加(現 持分法適用会社) |
1974年4月 |
現金処理機器の販売に本格進出 |
1978年1月 |
金融汎用・選挙システム機材の開発・製造を目的として武蔵エンジニアリング株式会社(現 連結子会社)を設立 |
1979年4月 |
現金処理機器の輸出販売を開始 |
1981年6月 |
本社ビル竣工に伴い本社所在地変更(東京都中央区銀座八丁目20番36号) |
1986年5月 |
不動産管理会社として武蔵興産株式会社を設立(現 連結子会社) |
1991年12月 |
商号を株式会社ムサシに変更 |
1993年4月 |
ダイニック株式会社と共同開発による名刺・はがき印刷のシステム機販売を開始 |
1995年2月 |
株式会社武蔵エンタープライズに資本参加(現 連結子会社) |
1996年10月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1997年9月 |
株式会社アジア・ビジネス・コンサルタント(現 ㈱ムサシ・エービーシー)に資本参加(現 連結子会社) |
2000年5月 |
埼玉県大宮市に北関東支店を設置(旧 関東支店(群馬県 高崎市)より移転) |
9月 |
千葉市中央区に東関東支店を設置(旧 千葉営業所) |
2001年4月 |
広島市中区に中四国支店を設置(旧 広島支店) |
5月 |
横浜市神奈川区に神静支店を設置(旧 横浜支店) |
6月 |
情報、リプロ、M&E、IPSの各東京営業部及び東京技術部を統合し、東京支店を開設 |
9月 |
株式会社ユニ・フォト・マイクロ(現 ムサシ・イメージ情報㈱(連結子会社))に資本参加 |
2002年3月 |
株式会社レミントンマイクロ(現 ムサシ・アイ・テクノ㈱)に資本参加(現 連結子会社) |
9月 |
株式会社国際マイクロフォト研究所に資本参加(2007年 ムサシ・イメージ情報㈱と合併) |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年4月 |
東京支店を廃止し、東京第一支店、東京第二支店を設置 |
10月 |
メンテナンスサービス部門を分社化し、ムサシ・フィールド・サポート株式会社(現 連結子会社)を設立 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2017年9月 |
ニュービジネスサプライ株式会社(現 エム・ビー・エス㈱)に資本参加(現 連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
事業内容
ムサシ株式会社とそのグループ企業は、幅広い事業セグメントを展開しています。これらのセグメントは、情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品の販売、そして不動産賃貸・リース事業に大別されます。
情報・印刷・産業システム機材セグメントでは、電子メディアやマイクロフィルム総合システムの機器・材料、情報処理サービス、機能性材料、印刷システム、名刺・ハガキ印刷システム(IPS)、レーザー加工機、産業用検査機器などの提供を行っています。このセグメントには、ムサシ・フィールド・サポート株式会社やエム・ビー・エス株式会社など複数の関連企業が含まれます。
金融汎用・選挙システム機材セグメントでは、貨幣処理システム、選挙システム、セキュリティシステムの機器及び関連機材とその保守サービスを提供しています。このセグメントには、武蔵エンジニアリング株式会社やムサシ・フィールド・サポート株式会社が関与しています。
紙・紙加工品セグメントでは、印刷・出版・情報・事務用紙、紙器用板紙、特殊紙、紙加工品、感圧紙などの販売を手掛けています。このセグメントには、エム・ビー・エス株式会社が関与しています。
不動産賃貸・リース事業セグメントでは、不動産の賃貸業、リース業、損害保険代理業、人材事業などを展開しています。このセグメントには、武蔵興産株式会社や株式会社武蔵エンタープライズが含まれます。
ムサシ株式会社グループは、これらの多岐にわたる事業を通じて、様々なニーズに応える製品とサービスを提供しています。
経営方針
ムサシ株式会社は、そのグループ企業と共に、情報・印刷・産業システム機材、金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品の販売、不動産賃貸・リース事業という幅広い事業セグメントを展開しています。同社は、企業理念「人とシステムの創造と調和を実現し、健全で信頼される企業を目指し続けます」のもと、既存事業の強化と新規事業の開拓に積極的に取り組んでいます。特に、文書のデジタル化事業や工業用検査機材、業務用ろ過フィルターなどの分野で、グループの特長を活かした提案型営業や新商品の開発に注力しています。
ムサシは、印刷業界の需要減少に対応するため、レーザー加工機や印刷後加工機、デジタル印刷機器の提案により、印刷会社に付加価値を提供し、他社との差別化を図っています。また、金融機関向けには、キャッシュレス決済の普及に伴う現金処理機器市場の縮小に対応し、管理機器や業務集約商材の拡販に取り組んでいます。
選挙システム機材においては、選挙事務の効率化需要に応えるため、投開票業務をはじめとする事務効率化機器や業務管理システムの開発に力を入れています。紙・紙加工品分野では、デジタル化の進行による需要減少に対応し、オリジナル商品の開発や特殊機能・高付加価値商品の取り扱いを増やしています。
これらの取り組みを通じて、ムサシは収益性の継続的かつ安定的な成長を目指し、売上高経常利益率を重要指標として設定しています。同社は、これらの戦略を基に、企業価値の向上と事業領域の拡大を図っています。