エコスJP:7520

時価総額
¥274億
PER
スーパーマーケット事業を中心に、生鮮食品や日用雑貨の販売、卸売り、物流、不動産賃貸・仲介を展開。

沿革

1965年12月

青果物販売を業とする個人商店八百元を、業容拡大を目的として改組し、有限会社たいらや商店を設立。

1979年12月

東京都青梅市に吉野店を開店。

1984年9月

有限会社たいらや商店を組織変更し、株式会社スーパーたいらやを設立。

1990年3月

共同仕入等を事業とするボランタリーチェーン、協同組合セルコチェーンに加盟。

1991年3月

株式の額面金額を変更するため、株式会社トーワマート(形式上の存続会社)と合併。株式会社たいらや(現・株式会社エコス)に商号変更。

1992年3月

株式会社味好屋(本社埼玉県鶴ヶ島市 店舗数14店)と合併。

1996年10月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

1997年6月

株式会社たいらや北関東(本社:栃木県宇都宮市 連結子会社、現・株式会社たいらや)は、「株式会社エーリスウエノ」より食品スーパーマーケットチェーンの営業権を譲り受け、営業を開始。

1998年6月

株式会社ウエルセーブから店舗譲受(3店舗)。

1999年3月

株式会社ハイマート(本社:茨城県下館市 現・茨城県筑西市)と合併契約書締結。

1999年9月

「株式会社ハイマート」と合併し商号を「株式会社エコス」に変更。

2001年8月

連結子会社 株式会社たいらや北関東(現・株式会社たいらや)は、株式会社うえのユーマートを子会社化し、3店舗の営業を開始。

2001年8月

株式会社スーパー・トップから店舗譲受(2店舗)。

2001年9月

株式会社コマバから店舗譲受(3店舗)。

2001年11月

エコスグループ茨城物流センター(茨城県桜川市)稼動開始。

2002年3月

連結子会社 株式会社たいらや北関東(現・株式会社たいらや)は、株式会社うえのユーマートを吸収合併。

2003年2月

松菱商事株式会社(本社:静岡県浜松市)の株式を取得し、連結子会社化。

2004年3月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2004年8月

株式会社マスダ(本社:茨城県常総市)の株式を取得し、連結子会社化。

2004年11月

株式会社やまうち(本社:茨城県石岡市)の株式を取得し、連結子会社化。

2005年2月

東京証券取引所市場第一部に株式を上場。

2005年3月

連結子会社 株式会社たいらや北関東は、株式会社たいらやに商号変更。

2005年10月

連結子会社 株式会社マスダの民事再生手続終結。

2006年10月

エコス川越惣菜工場(現・グループ食品工場)(埼玉県川越市)が完成し、稼動開始。

連結子会社 松菱商事株式会社を株式会社シーズンセレクトに商号変更。

2007年2月

エコス所沢物流センター(埼玉県所沢市)稼動開始。

2007年3月

ニチリウグループ(日本流通産業株式会社)に加盟。

2008年8月

連結子会社 株式会社シーズンセレクトの全株式をマックスバリュ東海株式会社(本社:静岡県駿東郡)に譲渡。

2008年10月

連結子会社 株式会社マスダと連結子会社 株式会社やまうちが合併(存続会社:株式会社マスダ)。

2010年2月

食品リサイクル・ループ活動に対して「平成21年度食品リサイクル推進環境大臣賞・奨励賞」を受賞。

2014年10月

連結子会社 株式会社TSロジテックが物流事業を開始。

2016年6月

エコスグループ宇都宮物流センター(栃木県宇都宮市)稼働開始。

2016年9月

連結子会社 株式会社たいらやが、株式会社サンマリから店舗譲受(3店舗)。

2020年9月

株式会社与野フードセンター(本社:埼玉県さいたま市中央区)の株式を取得し、連結子会社化。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

事業内容

エコス株式会社とそのグループ企業は、スーパーマーケット事業を中心に展開しています。エコスを含む4社(株式会社たいらや、株式会社マスダ、株式会社与野フードセンター)は、生鮮食品、一般食品、日用雑貨品の販売を主要業務としています。また、エコスと株式会社たいらやは、これらの商品の卸売りも手掛けており、商品の流通にも貢献しています。

さらに、エコスグループは不動産事業にも力を入れており、エコスを含む4社は店舗や不動産の賃貸サービスを提供しています。これにより、グループの事業基盤の多角化を図っています。

物流面では、株式会社TSロジテックが一般食品や日用雑貨品等の物流事業を担当し、グループ内の商品流通を支えています。また、株式会社平成は店舗の賃貸や店舗物件の仲介を行い、不動産事業の一翼を担っています。株式会社令和も、一般食品や日用雑貨品の卸売りを行っており、グループの供給網を強化しています。

エコスグループは、スーパーマーケット事業を核としながらも、卸売り、不動産、物流といった多様な事業を展開し、一貫したサービス提供を通じて顧客のニーズに応えています。

経営方針

エコス株式会社は、食品スーパーマーケットチェーンを中心に、地域社会への貢献と顧客満足度の向上を目指しています。同社は、「正しい商売」を社是とし、安全・安心、健康、美味しさ、鮮度を重視した商品の提供に努めています。中期経営計画では、売上高経常利益率を4.0%超とする目標を掲げ、業界内での競争力強化を目指しています。

成長戦略として、エコスは商品戦略、店舗運営、教育訓練・人事制度、出店戦略、財務戦略、新型コロナウイルス感染症対策、そしてサステナビリティへの取り組みを重点領域としています。商品面では、地域の市場を活用した産直商品の導入や独自商品の提供拡大に注力し、消費者の健康志向に応える商品の提供も強化しています。店舗運営では、効率化とサービス力の向上を目指し、教育訓練では従業員のスキルアップとモラル向上に取り組んでいます。

出店戦略では、ドミナントエリアの強化とマーケットシェアの拡大を図り、財務戦略では収益力の向上と財務体質の安定化を目指しています。また、新型コロナウイルス感染症対策として、安全・安心な環境の整備を継続し、サステナビリティへの取り組みでは、環境負荷の低減を目指しています。

これらの戦略を通じて、エコスは地域密着型の食品スーパーマーケットチェーンとして、業界内でのさらなる業容拡大と財務体質の向上を目指しています。