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コーナン商事JP:7516
沿革
1978年9月 |
石油製品小売業である港南株式会社が経営の多角化を目指し、総合住生活産業に進出するため、堺市熊野町東4丁4番23号に資本金10百万円により日曜大工用品の小売業を主要業務とするコーナン商事株式会社を設立しました。 |
1978年12月 |
第1号店として、堺市にコーナン泉北店を開店しました。 |
1982年11月 |
FC(フランチャイズ)店として、大阪府八尾市にホームセンターリックスを経営する株式会社リックスを買収しました。 |
1986年8月 |
事業拡大に伴い、本社を堺市鳳東町4丁401番地1に移転しました。 |
1986年9月 |
日本DIY(Do It Yourself)協会に加盟しました。 |
1986年10月 |
第10号店として、株式会社リックスの営業権譲受により、ホームセンターリックス店(FC)を直営店としました。 |
1988年3月 |
EOS(コンピュータによる発注処理システム)を導入し、店舗・本社・取引先間の発注システムをオンライン化しました。 |
1996年9月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場しました。 |
1997年10月 |
堺流通センターを堺市に開設しました。 |
1998年3月 |
園芸用植物、花卉栽培及び輸入・卸売・小売業を主目的とする子会社「株式会社ハイ・ジー・サービス」を設立しました。 |
1999年5月 |
事業拡大に伴い、本社を堺市鳳東町6丁637番地1に移転しました。 |
1999年12月 |
海外商品調達、他社へのEDLP(Every Day Low Price)商品供給を主目的とする子会社「大阪エイチシー株式会社」を設立しました。 |
2000年3月 |
第89号店、第90号店として、徳永木材有限会社よりホームセンタージョイフル徳永2店舗の営業権譲受により、兵庫県加古川市にコーナン東加古川店を、兵庫県明石市にコーナン魚住店を開店しました。 |
2000年9月 |
小型ホームセンター「ホームストック」第1号店を兵庫県津名郡津名町に開店しました。 |
2000年10月 |
京都流通センターを京都府八幡市に開設しました。 |
2000年11月 |
第100号店として、大阪府枚方市にコーナン枚方野村店を開店しました。 |
2001年2月 |
大阪証券取引所市場第一部へ指定されました。 |
2001年8月 |
泉大津輸入商品センター(海外商品流通センターを名称変更)を、大阪府泉大津市に開設しました。 |
2001年10月 |
東京証券取引所市場第一部に上場しました。 |
2002年11月 |
丸長商事株式会社(和歌山県)が、ホームセンター部門(5店舗)を分社して株式会社まるちょうとした全株式を取得し、子会社和歌山コーナン株式会社としました。 |
2003年3月 |
子会社和歌山コーナン株式会社を吸収合併し、子会社大阪エイチシー株式会社が当社子会社「株式会社ハイ・ジー・サービス」を吸収合併しました。 |
2003年4月 |
摂津流通センターを大阪府摂津市に、相模原流通センターを相模原市に開設しました。 |
2004年2月 |
岡山流通センターを岡山県赤磐郡熊山町に開設しました。 |
2004年11月 |
小牧輸入商品センターを愛知県小牧市に開設しました。 |
2005年1月 |
福岡流通センターを福岡県糟屋郡粕屋町に開設しました。 |
2005年4月 |
神戸西流通センターを神戸市西区に開設しました。 |
2005年11月 |
貝塚流通管理センターを大阪府貝塚市に開設しました。 |
2006年2月 |
子会社大阪エイチシー株式会社の輸入業務及び不動産賃貸事業を、会社分割により承継しました。 |
2007年9月 |
物流業務の合理化と効率化を目的として子会社「コーナンロジスティックス株式会社」を設立しました。 |
2007年11月 |
子会社K・F株式会社(2007年8月8日子会社化)を吸収合併しました。 |
2008年8月 |
合理化のため摂津流通センターを閉鎖しました。 |
2009年1月 2009年3月 |
横浜流通センターを横浜市鶴見区に開設しました。 広島流通センターを広島市安芸区に開設しました。 |
2011年9月 |
東北地区初の店舗として、コーナンプロ仙台東インター店を仙台市若林区に開店しました。 |
2013年4月 |
新貝塚流通センターを大阪府貝塚市に開設しました。 |
2013年12月 |
新相模原流通センターを相模原市中央区に開設しました。 |
2014年9月 2016年2月 2017年1月 |
つくば学園の森店(茨城県つくば市)の開店により、店舗数が300店に到達。 事業規模拡大を目的としてベトナム社会主義共和国において、子会社「KOHNAN VIETNAM CO., LTD.」(現・連結子会社)を設立しました。 子会社堺中央綜合卸売市場株式会社(2016年5月31日子会社化)を吸収合併しました。 |
2017年5月 |
株式会社ビーバートザン(神奈川県)の全株式を取得し連結子会社化しました。 |
2018年4月 |
株式会社ホームインプルーブメントひろせ(大分県)と資本業務提携契約を締結しました。 |
2019年6月 |
株式会社建デポ(東京都)の全株式を取得し連結子会社化しました。 |
2019年9月 |
川崎ベイ流通センターを川崎市川崎区に開設しました。 |
2020年2月 |
ドイト株式会社より、ホームセンター事業及びリフォーム事業を簡易吸収分割により承継しました。 |
2020年6月 2022年2月 2022年4月 2022年10月 |
本社を大阪市淀川区に移転しました。 事業規模拡大を目的としてカンボジア王国において、子会社「KOHNAN (CAMBODIA) CO., LTD.」を設立しました。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行しました。 アウトソーシングしている店舗作業の一部の内製化と外販、及び新たなデータビジネスを行うこと等を目的として子会社「コーナンビジネスイノベーション株式会社」を設立しました。 |
事業内容
コーナン商事株式会社とそのグループ会社は、主にホームセンター事業を中心に展開しています。コーナン商事自身がホームセンター事業を手掛けるほか、子会社には株式会社ビーバートザン、KOHNAN VIETNAM CO., LTD.、KOHNAN (CAMBODIA) CO., LTD.があり、これらの会社もホームセンター事業を展開しています。また、株式会社建デポは建築資材の卸売業を、大阪エイチシー株式会社は建物及び関連設備のメンテナンス事業を、有限会社南大沢イン(匿名組合)は不動産賃貸業を、コーナンビジネスイノベーション株式会社は流通業周辺サービスを提供しています。なお、コーナンロジスティックス株式会社は現在休業中です。
2022年9月20日には、コーナン商事が完全子会社である株式会社ビーバートザンを吸収合併することを決議し、2023年3月1日を効力発生日とする合併契約を締結しました。これにより、同社グループの事業構造はさらに統合されることになります。
コーナン商事グループは、国内外でホームセンター事業を軸に、建築資材の卸売、メンテナンスサービス、不動産賃貸、流通業周辺サービスといった多岐にわたる事業を展開しており、各社の特色を活かしたサービス提供を行っています。
経営方針
コーナン商事株式会社は、長期ビジョン「New Stage 2025」の実現に向け、「第3次中期経営計画」を推進しています。この計画では、「誰からも愛される存在」となり、「日本を代表する住まいと暮らしの総合企業」を目指すことを掲げています。そのために、お客様視点への転換、法令遵守の徹底、内部管理体制の強化、そして小売業全体の競合激化に対抗できる経営基盤の確立を目指しています。
同社は、2026年2月期を最終年度とする第3次中期経営計画において、売上高5,000億円、経常利益310億円、親会社株主に帰属する当期純利益195億円、ROE10.0%、EPS575円、ROIC6.5%、総還元性向30%以上、DOE2%を達成することを目標としています。
この目標達成のため、コーナン商事は5つの重点戦略に取り組んでいます。これには、PB商品開発戦略、店舗デジタル化戦略、店舗業務効率化戦略、フォーマット戦略、人材戦略が含まれます。これらの戦略を通じて、お客様から愛される企業を目指し、日本を代表する住まいと暮らしの総合企業としての地位を確立し、企業価値の一層の向上を図っています。
また、コーナン商事グループは、国内外でホームセンター事業を中心に、建築資材の卸売、メンテナンスサービス、不動産賃貸、流通業周辺サービスなど、多岐にわたる事業を展開しており、各社の特色を活かしたサービス提供を行っています。