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たけびしJP:7510
事業内容
株式会社たけびしは、15の子会社と共に多様な事業セグメントを展開しています。主な事業は、産業機器システム、半導体・デバイス、社会インフラ、情報通信の販売とソフトウェア開発です。これに加え、関連する物流、保守・サービス、工事などの事業活動も行っています。
たけびしの事業セグメントは大きく分けて「FA・デバイス事業」と「社会・情報通信事業」の2つです。FA・デバイス事業では、産業機器システムと半導体・デバイスの販売を行い、竹菱(上海)電子貿易有限公司やTAKEBISHI(THAILAND)CO.,LTD.などが主要な関連会社です。
社会・情報通信事業では、社会インフラと情報通信の分野で活動しています。社会インフラでは、冷熱住設機器やビル設備、重電、電子医療機器の販売を行い、株式会社TSエンジニアリングが関連会社として名を連ねています。情報通信では、情報システムや携帯電話の販売を行い、株式会社フジテレコムズや株式会社ファーストブレインが主要な関連会社です。
経営方針
株式会社たけびしは、進化する技術と最良の品質を提供する「トータルソリューション技術商社」を目指しています。同社は、企業理念として「人と人、技術と技術を信頼で結び、輝く未来を創造する」を掲げ、企業倫理の遵守と社会への貢献を行動基準としています。
たけびしは、中期経営計画『T-Link1369』を策定し、2026年度までに連結売上高1,300億円、NEWビジネスプラス300億円、連結経常利益60億円、ROE9%を目指しています。成長戦略として、FA機器等の基幹ビジネスの拡大に加え、「グローバル」「メディカル」「オートメーション」「オリジナル」の4つの成長戦略を進化させています。
さらに、たけびしは「モビリティ」「マテリアル」「エネルギーソリューション」「DX推進」などの新たなビジネス領域の拡大にも注力しています。これにより、成長市場に適応したNEWビジネスの創造を推進し、持続的な企業価値向上を目指しています。
同社は、財務体質の強化にも取り組んでおり、貸倒れや未収債権、不良在庫の防止、無駄の排除、業務効率化を進めています。また、人材の確保と育成にも力を入れ、多様な能力を持つ人材の確保と従業員の能力を最大限に発揮できる環境を整備しています。
たけびしは、内部統制の強化にも注力し、コンプライアンスの重要性を認識し、社会的責任の自覚、法令遵守を徹底しています。さらに、環境問題や品質マネジメント、情報セキュリティマネジメントへの取り組みも進めています。
同社は、ISO14001、ISO9001、ISO27001の認証を取得し、2030年度を目標にカーボンニュートラルの実現を目指しています。また、個人情報保護マネジメントの強化にも取り組み、個人情報の適切な保護を行っています。