たけびしJP:7510

時価総額
¥329.8億
PER
12.2倍
産業機器システム、半導体・デバイス、社会インフラ(冷熱住設機器、ビル設備等)、情報通信(情報システム、携帯電話等)の販売・ソフト開発、物流・保守サービス、工事を展開。

沿革

1926年4月

1926年5月

大阪市北区に、電気機械器具材料の製造販売等を目的として「九笹商業株式会社」を設立

三菱商事㈱大阪支店と三菱電機㈱製品の京都地区元扱店契約を締結

京都市上京区に京都出張所を開設

1930年2月

京都市下京区に本社移設、京都出張所を本社に併合

1931年3月

商号を「株式会社竹菱電機商会」に変更

1943年11月

商号を「竹菱電機株式会社」に変更

1944年8月

三菱電機㈱と特約店(現 代理店)契約締結

1958年6月

京都府福知山市に福知山出張所(現 畿北支店)を開設

1959年2月

滋賀県近江八幡市に滋賀営業所(現 滋賀支店 滋賀県彦根市)を開設

1961年11月

オムロン㈱と特約店契約締結

1963年11月

京都市右京区に本社を新築移転

1969年6月

大阪市南区に大阪営業所(現 大阪支店 大阪市北区)を開設

1969年8月

㈱竹菱テクノス(現 ㈱TSエンジニアリング 連結子会社、当社出資比率100%)を設立

1970年7月

滋賀県彦根市に彦根出張所(現 滋賀支店)を開設

1970年8月

北九州市小倉区に小倉出張所(現 九州支店 福岡市博多区)を開設

1983年4月

滋賀県栗東市に滋賀支店栗東営業所(現 栗東支店)を開設

1983年4月

愛知県犬山市に犬山営業所(現 名古屋支店 名古屋市中村区)を開設

1984年2月

東京都千代田区に東京営業所(現 東京支店)を開設

1991年7月

京都市右京区(現住所)に本社移設

1992年4月

竹菱興産㈱(現 連結子会社 当社出資比率100%)を設立

1996年5月

香港に竹菱香港有限公司(現 連結子会社 当社出資比率100%)を設立

1996年9月

株式上場(大阪証券取引所(現 東京証券取引所)第二部及び京都証券取引所)

1999年1月

新和工業㈱の第三者割当増資を引受け資本参加(現 ㈱TSエンジニアリング 連結子会社 当社出資比率100%)

1999年4月

㈱フジテレコムズに資本参加(現 連結子会社 当社出資比率100%)

2001年8月

環境マネジメントの国際規格ISO14001(BVJC)の認証を全事業所(計9事業所)にて一斉取得

2002年9月

横浜市港北区に東京営業所(現 東京支店 東京都千代田区)を移転

2003年9月

2006年1月

2006年2月

品質マネジメントの国際規格ISO9001(2000年度版)(BVJC)の認証を全社一斉取得

㈱バリアンメディカルシステムズと代理店契約締結

上海(中国)に竹菱(上海)電子貿易有限公司(現 連結子会社 竹菱香港有限公司100%出資)を設立

2006年4月

携帯電話事業を㈱フジテレコムズ(現 連結子会社 当社出資比率100%)に統合

2006年6月

執行役員制度を導入

2006年10月

商号を「株式会社たけびし」に変更

2007年2月

京都市右京区(現住所)に本社社屋増築

2007年4月

名古屋市中村区に名古屋支店を移転

2012年1月

情報セキュリティマネジメントの国際規格ISO27001(BVJC)の認証を取得

2013年7月

㈱大阪証券取引所と㈱東京証券取引所の統合により、東京証券取引所 第二部に上場

2014年1月

2014年12月

バンコク(タイ)にTAKEBISHI(THAILAND)CO.,LTD.(現 連結子会社 当社出資比率100%)を設立

東京証券取引所第一部に上場

2017年6月

監査等委員会設置会社に移行

2018年8月

2019年10月

2020年3月

2020年4月

深圳(中国)に竹菱香港有限公司 深圳連絡事務所を開設

㈱ファーストブレインに資本参加(現 連結子会社 ㈱フジテレコムズ100%出資)

東京都千代田区に東京支店を移転

梅沢無線電機㈱に資本参加(現 連結子会社 当社出資比率100%)

2021年4月

2021年6月

2022年4月

2022年4月

ホーチミン(ベトナム)に駐在員事務所を開設

Le Champ(South East Asia)Pte Ltd(本社シンガポール)に資本参加(現 連結子会社 当社出資比率100%)

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

ホーチミン(ベトナム)にTAKEBISHI VIETNAM CO.,LTD.(現 連結子会社 当社出資比率100%)を設立

事業内容

たけびし株式会社とその14の子会社から成るたけびしグループは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業としては、産業機器システム、半導体・デバイス、社会インフラ(冷熱住設機器、ビル設備、重電、電子医療機器)、情報通信(情報システム、携帯電話等)の販売とソフト開発が挙げられます。これらの事業は、関連する物流、保守・サービス、工事等の事業活動と共に、同社グループの事業の基盤を形成しています。

産業機器システム部門では、たけびし株式会社をはじめ、竹菱(上海)電子貿易有限公司、TAKEBISHI(THAILAND)CO.,LTD.、TAKEBISHI VIETNAM CO.,LTD.が活動しています。半導体・デバイス部門においては、たけびし株式会社、竹菱香港有限公司、Le Champ(South East Asia)Pte Ltd、竹菱興産㈱、梅沢無線電機㈱が主要な会社です。

社会インフラ部門では、たけびし株式会社と㈱TSエンジニアリングが、情報通信部門では、たけびし株式会社、㈱フジテレコムズ、㈱ファーストブレインがそれぞれの分野で事業を展開しています。これらの事業を通じて、たけびしグループは幅広い分野でのサービス提供を実現しており、各セグメントが相互に連携しながら、総合的なソリューションを顧客に提供しています。

経営方針

たけびし株式会社は、進化する技術と最良の品質を提供する「トータルソリューション技術商社」としての位置づけを目指し、その経営方針を明確にしています。企業理念に「人と人、技術と技術を信頼で結び、輝く未来を創造する」と掲げ、企業倫理の遵守と社会への貢献を行動基準としています。同社は、信頼、技術、総合力の三つの柱を基に、顧客に最良のサービスを提供することを重視しています。

中長期的な経営戦略として、たけびしグループは、成長戦略の推進、財務体質の強化、人材の確保と育成、内部統制の強化、環境問題への取り組み、品質マネジメント、情報セキュリティマネジメント、個人情報保護マネジメントへの取り組みを挙げています。特に、FA機器等の基幹ビジネスの拡大に加え、海外ビジネス、医療ビジネス、自動化ビジネス、オリジナル製品等の成長分野に注力し、新たなビジネスの創造に取り組んでいます。また、Le Champ (South East Asia) Pte Ltdとのシナジー創出にも力を入れています。

同社は、CO2排出量削減や気候変動への対応といったサステナビリティ課題にも注目し、人材を「資本」と捉え、その価値を最大限に引き出す人的資本経営及び健康経営を推進しています。これらの取り組みを通じて、たけびしグループは更なる業容の拡大と経営基盤の強化を目指しています。