尾家産業JP:7481

時価総額
¥150.2億
PER
9.2倍
ホテル、レストラン、居酒屋、事業所給食、ヘルスケアフード、テイクアウト・デリバリー向け食品卸売、物流、システム支援、C&C事業、PB商品開発・販売を展開。

沿革

1961年2月

株式会社尾家商店を資本金500万円で設立

1964年4月

神戸市に神戸営業所(現神戸支店)を開設

1966年6月

自社ブランド「サンホーム」商品を開発、販売開始

1966年11月

関東地区進出の基盤として、東京都中野区に東京営業所を開設

1968年11月

本社を現在地(大阪市北区豊崎)に新築移転し、社名を尾家産業株式会社に改称

1971年8月

九州地区の基盤を確立するため、福岡市に福岡営業所(現福岡支店)を開設

1973年11月

京都市下京区に京都営業所(現京都支店)を開設

1975年4月

堺市に堺営業所(現阪南支店)を開設

1975年12月

中国地区の基盤を確立するため、広島市に広島営業所(現広島支店)を開設

1976年9月

東海地区の基盤を確立するため、名古屋市に名古屋営業所(現名古屋支店)を開設

1978年3月

東北地区の基盤を確立するため、仙台市に仙台営業所(現仙台支店)を開設

1991年5月

自社配送車ボディマーク“スマイル坊や”を採用

1993年4月

関東地区の基盤を拡大するため、東京都大田区東京流通センター内に東京支店を開設

1993年5月

温度帯別商品管理を一層徹底するため、三温度(常温・冷蔵・冷凍)分離式配送車の導入

1995年8月

サンプラザ姫路店を開設(C&C:キャッシュアンドキャリー店舗 第1号店)

1995年4月

兵庫県加古郡稲美町に神姫支店(現西神戸支店)を開設

1995年10月

鹿児島県鹿児島市の株式会社マルモと提携し株式会社マルモ・オイエを設立

1995年12月

大阪証券取引所市場第二部に上場

1997年6月

首都圏地区(東京都大田区)に東京営業部(現東京広域営業部)を開設

1999年2月

年2回の食材提案会スタート

1999年12月

新情報システム(SMILE:STRATEGIC MANAGEMENT INFORMATION LEADING SYSTEM)導入

2000年12月

資本金130,570万円に増資する

2000年12月

東京証券取引所市場第二部に上場

2001年3月

関西地区の一括物流の拠点として、大阪物流センターを大阪府貝塚市に開設と同時に商品の温度管理、

品質管理をより一層徹底するため、ドックシェルター方式を導入

2002年3月

阪南支店、大阪物流センターにてISO14001の認証を取得

2004年3月

東京・大阪証券取引所市場第一部銘柄指定

2007年6月

鹿児島市に鹿児島支店を開設

2009年3月

ISO14001の認証をサンプラザ店舗を除く48事業所で取得

 2010年2月

本社を新築移転

2011年6月

やさしいメニューセミナー&提案会スタート

2017年4月

ISO14001の認証を返上し、新たにSMILE PROJECTの活動を開始

2018年6月

阪南支店を新築移転し、商品調達部門として西日本商品センターを設置

2018年8月

災害に強い高機能型物流拠点として、京浜トラックターミナル「ダイナベース」へ東京支店を移転

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行

事業内容

尾家産業は、外食産業やヘルスケアフード産業、中食産業に対する食品卸売業を主軸に据えています。具体的には、ホテル、レストラン、居酒屋、事業所給食などの外食業態、病院や高齢者施設などのヘルスケアフード業態、そしてテイクアウトやデリバリーなどの中食業態への食品供給を行っています。これらの事業を支えるため、物流やシステム支援、さらにはキャッシュアンドキャリー(C&C)事業なども展開しており、幅広い事業活動を通じて食品産業の基盤を支えています。

加えて、尾家産業はプライベートブランド(PB)商品の開発と販売も手掛けており、これにより消費者の多様なニーズに応える製品提供を行っています。報告セグメントは「食品卸売事業」に限定されており、「倉庫業」はその重要性が低いため、詳細な記載は省略されています。同社の事業活動は、食品卸売を核としながらも、物流、システム支援、PB商品開発など多角的なサービスを提供している点が特徴です。

経営方針

尾家産業は、外食産業、ヘルスケアフード産業、中食産業への食品卸売を主軸に据え、幅広い事業活動を展開しています。同社は、1947年の創業以来、食の市場の変化に対応し、事業の拡大を推進してきました。経営の基本方針として、顧客第一主義を基軸に、存在感のある企業として成長し続けることを目指しています。また、社会経済の環境変化に対応し、経営資源を最大限に有効活用することを重視しています。

中期経営計画では、「Change!Challenge!Create!」をスローガンに掲げ、事業基盤強化と業容の拡大に取り組んでいます。具体的な施策として、ヘルスケアフード、中食、プライベートブランド商品の強化、素材品の取扱い増加を通じた収益の拡大と安定化を目指しています。さらに、キャッシュアンドキャリー事業や通信販売、海外市場への販売など、成長戦略の取り組みを強化しています。

経営基盤の強化においては、社員一人ひとりの「健康」を再認識し、「OIE健康宣言」の下、社員満足度の向上を目指しています。また、中核人材の育成や女性の活躍促進に向けた行動計画の策定と実行にも注力しています。

尾家産業は、持続可能な社会の実現にも貢献しており、「持続可能な開発目標」(SDGs)に沿った活動を通じて、2030年までの取り組み目標を掲げています。これらの戦略と施策を通じて、同社は食品産業の基盤を支え、社会と食文化の発展に貢献していくことを目指しています。