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スズデンJP:7480
沿革
1952年12月 |
重電機器・電気工事材料等の販売を目的として、東京都千代田区田代町2番地(現:東京都千代田区外神田4丁目2番1号)に鈴木電業株式会社を設立。 |
1954年4月 |
日東工業株式会社と代理店契約を締結。 |
1956年9月 |
本格的な販売と流通体制整備のため、東京都千代田区神田金沢町5番地(現:東京都千代田区外神田3丁目11番12号)に倉庫を建設。 |
1957年7月 |
立石電機株式会社(現:オムロン株式会社)と特約店契約を締結。 |
1960年10月 |
制御機器販売部門を設置。 |
1961年10月 |
「電設資材型録」を発行。 |
1963年3月 |
制御機器販売部門を分離し、東京都千代田区田代町2番地(現:東京都千代田区外神田4丁目2番1号)に鈴木電興株式会社を設立。 |
1963年12月 |
松下電工株式会社(現:パナソニック株式会社)と代理店契約を締結。 |
1964年4月 |
鈴木電興株式会社に技術部門としてテクニカルセンター(現:システムエンジニアリング課)を設置。 |
1964年6月 |
本社を東京都千代田区神田金沢町5番地(現:東京都千代田区外神田3丁目11番12号)に移転。 |
1967年10月 |
鈴木電興株式会社と共同出資し、三多摩地区での電設資材と制御機器の販売を目的として、国立市に多摩鈴電株式会社を設立。 |
1969年7月 |
鈴木電興株式会社が国内で初めてのオートメーションパーツ及び使用回路実例等の情報提供の手段として「オートメーションガイドブック」を発行。 |
1970年10月 |
梅島電材センターを開設。 |
1978年11月 |
鈴木電興株式会社と共同出資し、茨城鈴電株式会社を設立。 |
1984年12月 |
鈴木電興株式会社が日系企業を中心とした市場への制御部品の販売を目的に、シンガポール支店(現:SUZUDEN SINGAPORE PTE. LTD.(連結子会社))を開設。 |
1986年8月 |
鈴木電興株式会社の本社社屋を東京都墨田区緑2丁目3番4号に新築移転し、物流センター機能を確立。 |
1987年9月 |
情報誌として「Bell」を創刊。 |
1988年1月 |
鈴木電興株式会社、多摩鈴電株式会社、茨城鈴電株式会社と共同出資し、横浜鈴電株式会社を設立。 |
1991年1月 |
本社を東京都文京区湯島二丁目2番2号に新築移転。 |
1991年4月 |
鈴木電興株式会社、多摩鈴電株式会社、茨城鈴電株式会社、横浜鈴電株式会社を合併、商号をスズデン株式会社とする。 |
1993年3月 |
シンガポール支店を現地法人化し、SUZUDEN SINGAPORE PTE. LTD.(連結子会社)を設立。 |
1995年12月 |
当社株式を日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。 |
1996年3月 |
パソコンショップ「俺コンハウス」を秋葉原にオープン。 |
1996年7月 |
当社プライベートブランド「ユーボン」の商品カタログ「ユーボンパーツダイジェスト」を発行。 |
1997年12月 |
品質管理及び品質保証に関する国際規格「ISO9002」の認証を取得。 |
2000年2月 |
インターネットショッピングサイト「幕の内アキバ街」(現:FA Ubon)をオープンし、インターネットによる通信販売を開始。 |
2001年12月 |
品質管理及び品質保証に関する国際規格「ISO9001-2000年版」認証を取得。 |
2002年3月 |
環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」認証を取得。 |
2002年4月 |
株式会社スズデンインダストリアルシステムズを設立。 |
2002年8月 |
SUZUDEN HONG KONG LIMITED(鈴電香港有限公司)を設立。(注)2010年9月清算結了。 |
2004年8月 |
上海に斯咨電貿易(上海)有限公司(SUZUDEN TRADING (SHANGHAI) CO., LTD.)(連結子会社)を設立。 |
2004年12月 2005年4月 2005年12月 |
当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。 株式会社スズデンインダストリアルシステムズを当社に吸収合併。 スズデンビジネスサポート株式会社(連結子会社)を設立。 |
2007年6月 |
当社株式が東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。 |
2009年3月 2010年11月 |
千葉県松戸市に東京物流センターを開設。 宮城県黒川郡大和町に大和工場を開設。 |
2016年10月 |
愛知電機株式会社(長野県上田市)の全株式を取得し、連結子会社化。 |
2018年12月 |
本社を東京都港区に移転。 |
2021年7月 |
本社を東京都千代田区に移転。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場再編に伴い「スタンダード市場」に移行。 |
2022年5月 |
宮城県黒川郡大和町の大和工場を増築し操業を開始。 |
2022年7月 |
連結子会社である愛知電機株式会社を吸収合併。 |
2023年1月 |
連結子会社である斯咨電貿易(上海)有限公司(SUZUDEN TRADING (SHANGHAI) CO., LTD.)を清算結了。 |
2023年3月 |
長野県松本市に松本事業所新社屋完成。 |
事業内容
スズデンとその子会社2社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。スズデン自体は、国内の有力メーカーからFA機器、情報・通信機器、電子・デバイス機器、電設資材などを仕入れ、国内の主要企業や海外の子会社に販売しています。さらに、製造業の強化と顧客の要求に応えるため、宮城県黒川郡にある大和工場で半導体製造装置向けのアルミフレームの組立などの製造事業も手掛けています。
子会社には、SUZUDEN SINGAPORE PTE. LTD.があり、シンガポールおよび周辺国の企業に対してFA機器、情報・通信機器、電子・デバイス機器などの販売を行っています。もう一つの子会社であるスズデンビジネスサポート株式会社は、高齢者雇用安定法に基づく雇用の継続に対応し、スズデンに人材派遣を提供しています。この子会社は、販売、受発注、物流、売掛・買掛管理、企画などの業務を請け負い、スズデンの業務効率化やノウハウの継承に貢献しています。
これらの事業活動を通じて、スズデングループは、製造から販売、人材サポートに至るまで、幅広いサービスを提供しており、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。
経営方針
スズデンは、その中期経営計画において、コーポレート・ガバナンスの強化、商圏・商材の拡大・拡充・深耕、コンプライアンス及びCSR(企業の社会的責任)の整備と強化、環境への配慮、ESG・SDGsへの対応、財務報告の信頼性の向上、生産性・効率性の向上、人材育成(共育)、事業継続マネジメント(BCM)の構築、働き方改革と健康経営の推進など、多岐にわたる重点課題に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、スズデンは持続的な成長及び企業価値の向上を目指しています。
営業戦略としては、成長市場と成長分野への経営資源の選択と集中、顧客第一の精神での商圏の拡大・拡充・深耕による業績の拡大を図っています。特に、ロボットやIoT商材の販売による人手不足の解消や生産性の向上、品質管理の向上を目指し、スマート工場の構築に向けた提案を進めています。また、半導体業界や医療機器関連市場、メディカル市場への注力や、インターネットビジネスの拡大を重点戦略としています。
商品戦略では、最先端の制御機器や電設資材の提案とともに、メカトロニクス商材やセーフティ商材、環境関連商材等の販売を推し進めています。オリジナルブランド「Ubon(ユーボン)」の品揃えの充実や、高付加価値商品の開発にも力を入れています。
これらの戦略を背景に、スズデンは「もの造りサポーティングカンパニー」として、製造から販売、人材サポートに至るまで、幅広いサービスを提供し、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。