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SPKJP:7466
沿革
1917年 |
大阪市東区(現、大阪市中央区)に大阪自動車株式会社を設立。 |
1939年10月 |
戦時態勢の要請により、原田式織機株式会社と合併、商号を大同機械工業株式会社に変更。 |
1941年6月 |
東京出張所を開設。(現、東京営業所) |
1945年9月 |
商号を大同興業株式会社に変更。 |
1949年10月 |
織機部門を営業譲渡。 |
1950年4月 |
商号を大同自動車興業株式会社に変更。 |
1957年3月 |
福岡出張所を開設。(現、福岡営業所) |
1964年1月 |
新社屋完成により、本社を移転。(現、本社) |
1964年5月 |
札幌出張所を開設。(現、札幌営業所) |
1966年12月 |
名古屋出張所を開設。(現、名古屋営業所) |
1969年6月 |
広島出張所を開設。(現、広島営業所) |
1970年8月 |
仙台出張所を開設。(現、仙台営業所) |
1971年2月 |
ネトー自動車株式会社の営業の全部を譲受。 |
1973年3月 |
富山営業所を開設。 |
1973年10月 |
高松営業所を開設。 |
1974年11月 |
宇都宮営業所を開設。 |
1975年7月 |
沖縄営業所を開設。 |
1979年9月 |
米子営業所を開設。 |
1980年3月 |
シンガポール法人、大同オートモティブプロダクツ(PTE)リミテッドを設立。 (現、SPKシンガポールPTE.LTD(現・連結子会社)) |
1980年9月 |
鹿児島営業所を開設。 |
1980年10月 |
大阪工機部を開設。 |
1986年5月 |
東京工機部を開設。 |
1990年4月 |
外車部品センターを開設。 |
1990年5月 |
オランダ法人、大同オーバーシーズB.V.を設立。 (現、SPKヨーロッパB.V.) |
1991年4月 |
米子大同自興株式会社を吸収合併。 |
1992年4月 |
商号をSPK株式会社に変更。 |
1995年10月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1996年10月 |
CUSTOMIZED PARTS DIV.を開設。(略称 CUSPA) |
1997年8月 |
マレーシア法人、SPKビークルプロダクツSDN.BHD.を設立。 |
2000年8月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2003年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定。 |
2003年4月 |
株式会社丸安商会(現・連結子会社)の全株式を取得。 |
2005年5月 |
タイ法人、SPKモーターパーツCO.,LTD.を設立。 |
2007年11月 |
中国法人、SPK広州CO.,LTD.を設立。 |
2014年2月 |
谷川油化興業株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得。 |
2015年1月 |
アメリカ法人、SPKビークルパーツCORP.(現・連結子会社)を設立。 |
2016年4月 |
アメリカ法人、NIPPON TRANS PACIFIC CORP.(現・連結子会社)の全株式を取得。 |
2016年5月 |
埼玉営業所を開設。 |
2020年8月 |
アメリカ統括会社、SPK USA HOLDINGS INC.(現・連結子会社)を設立。 |
2020年10月 |
アメリカ法人、Northeast Imported Parts & Accessories, Inc.(現・連結子会社)の全株式を取得。 |
2021年7月 |
株式会社カービューティープロ(現・連結子会社)の全株式を取得。 |
2021年12月 |
株式会社デルオート(現・連結子会社)の全株式を取得。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
SPKグループは、自動車部品と産業機械車輌部品の国内販売及び輸出入を主軸に展開している企業集団です。同社は、自社および16の子会社で構成され、事業は大きく4つのセグメントに分けられます。
まず、国内営業本部では、国内の自動車部品・用品メーカーが生産する部品や欧米からの輸入部品を、全国19拠点の事業所を通じて地域部品卸商やカー用品ショップ等に販売しています。このセグメントには、株式会社丸安商会や谷川油化興業株式会社などの連結子会社が含まれます。
次に、海外営業本部では、国内自動車部品メーカーが生産する部品を世界80カ国以上に販売しており、海外現地法人8社を通じて販売情報の提供を受けています。また、三国間貿易も拡大しているとのことです。
工機営業本部では、国内外のメーカーが生産する部品を建機、農機、フォークリフト等のメーカーへ組付部品として販売しています。このセグメントは、産業機械車輌部品の販売に特化しています。
最後に、CUSPA営業本部では、カスタマイズドパーツの販売を主軸に、カーメーカータイアップ事業、オリジナルブランド事業、ジョイントベンチャー事業、二輪事業、e-Sports事業など、多岐にわたる事業を展開しています。
これらの事業セグメントを通じて、SPKグループは自動車部品と産業機械車輌部品の分野で幅広いサービスを提供しており、国内外の市場でその存在感を示しています。
経営方針
SPKは、自動車部品と産業機械車輌部品の分野で活動する企業グループです。同社は、誠実さ、情熱、親切さを経営理念とし、持続可能な収益力の維持・伸長、積極的な株主還元、経営の先進性の追求を経営方針として掲げています。特に、売上高営業利益率を最重要経営指標と位置づけ、安定的に4.5%を上回ることを目標にしています。
自動車業界のEV化やCASEに対応するため、新しいビジネスモデルや商品の開発、販路の深掘りに取り組んでいます。また、業績に連動した株主還元を実施し、2023年度の配当は50円を予定しており、これが実現すると26期連続の増配となります。
経営の先進性を追求するため、コーポレートガバナンスの充実やSDGsへの貢献にも注力しています。経営環境としては、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体不足、物流の混乱などに直面していますが、100年を超える歴史と競争優位を活かし、これらの課題を乗り越えていく方針です。
国内外での事業展開においては、国内営業本部では全国19拠点を通じて自動車部品を販売し、海外営業本部では世界80カ国以上に販売を行っています。工機営業本部では、建機や産業車輌部品の供給を行い、CUSPA営業本部ではカスタマイズドパーツの販売を含む多岐にわたる事業を展開しています。
SPKは、これらの成長戦略と事業展開を通じて、自動車部品と産業機械車輌部品の分野でのリーダーシップを強化し、持続可能な成長を目指しています。