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コンドーテックJP:7438
沿革
1953年1月 |
株式会社近藤商店を資本金2,500千円をもって設立し、本社を大阪市大正区泉尾に設置、船舶用金物の製造並びに販売を開始 |
1955年9月 |
商号を近藤鉄工株式会社に変更 |
1956年4月 |
本社用地内工場でシャックルの生産を開始 |
1957年4月 |
東京出張所(現 東京支店 東京都江東区)を東京都中野区に開設 |
1962年7月 |
東京工場を東京都江東区に開設、ターンバックルの生産を開始 |
1964年3月 |
名古屋出張所(現 名古屋支店 名古屋市中川区)を名古屋市熱田区に開設 貿易部(現 海外営業部)を本社内に開設 |
1965年4月 |
福岡出張所(現 福岡支店 福岡市東区)を福岡市に開設 |
1966年8月 |
札幌出張所(現 札幌支店 石狩市)を札幌市に開設 |
1966年11月 |
九州工場を福岡県直方市に開設(本社工場及び東京工場を閉鎖) |
1967年12月 |
足場吊りチェーンの生産を開始 |
1970年7月 |
仙台営業所(現 仙台支店 仙台市若林区)を仙台市に開設 |
1970年11月 |
広島出張所(現 広島支店 広島市安佐南区)を広島市に開設 |
1971年2月 |
九州工場において社団法人仮設工業会、つりチェーン部門認定基準第一号合格 |
1971年9月 |
大阪営業所(現 大阪支店)を大阪市西区に開設 |
1973年10月 |
土木用、建設用金物及び鋲螺の製作並びに販売を開始 |
1974年2月 |
本社を大阪市大正区泉尾より大阪市西区北境川(現 西区境川)に移転 |
1974年3月 |
大阪中小企業投資育成株式会社の出資を受ける |
1980年6月 |
横浜営業所(現 横浜支店)を横浜市港北区に開設 新潟営業所(現 新潟支店 新潟市東区)を新潟市に開設 |
1985年5月 |
九州工場において、建築用ターンバックルの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得 |
1985年10月 |
新規事業部(現 鉄構営業部)を本社内に開設し、鉄骨加工業界など新市場の開発を手がけ、京阪神地域で営業活動を開始 |
1986年10月 |
合成樹脂、工業用プラスチック製品、紐、袋、シート等の販売を開始 |
1988年10月 |
新規事業 関東営業所(現 関東支店 埼玉県川越市)を埼玉県川口市に開設 |
1989年1月 |
商号をコンドーテック株式会社に変更 |
1989年9月 1990年5月 |
新規事業 大阪営業所(現 関西支店)を本社内に開設 新規事業 中京営業所(現 中京支店)を愛知県一宮市に開設 |
1991年5月 |
関東工場を茨城県結城市に開設 |
1991年6月 |
新規事業 北関東営業所(現 北関東支店)を関東工場内に開設 |
1992年7月 |
札幌工場(札幌支店内)を開設 |
1995年4月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式上場 |
1996年4月 |
関東工場において、建築用ターンバックルの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得 |
1996年11月 |
九州工場第2工場完成 |
1999年7月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
1999年9月 |
関東物流センター(関東工場内)を開設 |
1999年12月 |
九州工場 ISO9002認証を取得 |
2001年9月 |
関東工場 ISO9002認証を取得 |
2002年11月 |
関東工場 ISO9001認証を取得 |
2003年2月 |
九州工場 ISO9001認証を取得 |
2003年9月 |
ホームセンター事業部(現 ホームセンターグループ 大阪市港区)を本社内に開設 |
2007年5月 |
滋賀工場を滋賀県蒲生郡に開設 |
2007年9月 |
滋賀工場 ISO9001認証を取得 |
2007年11月 |
札幌工場において、建築用ターンバックルの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得 |
2008年1月 |
滋賀工場において、建築用ターンバックルの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得 |
2008年12月 |
札幌工場 ISO9001認証を取得 |
2010年4月 |
三和電材株式会社(現・連結子会社)の株式取得 |
2011年3月 |
九州工場において、構造用アンカーボルトの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得 |
2011年4月 |
東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2011年9月 |
滋賀工場において、構造用アンカーボルトの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得 |
2011年11月 |
関東工場において、構造用アンカーボルトの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得 |
2011年12月 |
当社株式が東京証券取引所貸借銘柄に選定 |
2012年4月 |
札幌工場において、構造用アンカーボルトの日本工業規格(現 日本産業規格)表示許可を取得 |
2012年11月 |
KONDOTEC INTERNATIONAL(THAILAND) Co.,Ltd.(タイ・バンコク市)(現・連結子会社)を設立 |
2013年4月 |
鉄道環境グループ(現 大阪市港区)を本社内に開設 |
2013年7月 |
東京本社を東京都江東区に設置し、大阪と東京の二本社制へ移行 |
2014年8月 |
中央技研株式会社(現・連結子会社)の株式取得 |
2017年7月 |
eコマースグループ(現 大阪市港区)を本社内に開設 |
2018年9月 |
滋賀工場 ISO14001認証を取得 |
2019年2月 |
ヒロセ興産株式会社(現 テックビルド株式会社)(現・連結子会社)の株式取得 |
2020年2月 |
東海ステップ株式会社(現・連結子会社)の株式取得 |
2020年3月 |
関東工場 ISO14001認証を取得 |
2020年6月 |
監査等委員会設置会社へ移行 |
2021年1月 |
株式会社フコク(現・連結子会社)の株式取得 |
2021年4月 |
日本足場ホールディングス株式会社(現・連結子会社)を設立 |
2021年10月 |
栗山アルミ株式会社(現・連結子会社)の株式取得 |
2022年1月 |
九州工場 ISO14001認証を取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022年7月 |
札幌工場 ISO14001認証を取得 |
事業内容
コンドーテックとそのグループ会社は、産業資材、鉄構資材、電設資材、足場工事の4つの主要事業セグメントを展開しています。これらのセグメントは、同社の事業の柱として機能しており、それぞれが特定の市場ニーズに応える製品やサービスを提供しています。
産業資材セグメントでは、金物小売業を中心に、土木・建築資材や機械装置の製造・仕入れ・販売を行っています。このセグメントには、コンドーテック自身のほか、KONDOTEC INTERNATIONAL(THAILAND)Co.,Ltd.、中央技研株式会社、栗山アルミ株式会社が含まれます。
鉄構資材セグメントは、全国の鉄骨加工業者を対象に、建築関連資材の製造・仕入れ・販売を手掛けており、このセグメントはコンドーテックが主に担当しています。
電設資材セグメントでは、家屋、ビル、施設、工場などの建設に携わる電気工事業者や家電小物売店向けに、電設資材の仕入れ・販売を行っています。このセグメントには三和電材株式会社が主要な会社として位置づけられています。
足場工事セグメントは、工務店や中堅ゼネコン向けに、足場架払工事及び仮設足場機材の仕入れ・販売・レンタルを提供しています。このセグメントには日本足場ホールディングス株式会社、テックビルド株式会社、東海ステップ株式会社、株式会社フコクが含まれます。
これらの事業セグメントを通じて、コンドーテックグループは幅広い建設関連のニーズに対応し、多様な製品とサービスを提供しています。
経営方針
コンドーテックとそのグループ会社は、顧客重視の立場から、多様な業界に向けて製品を提供し、社会インフラの充実を通じた豊かな社会づくりに貢献する「提案型企業」を目指しています。同社は、資本効率の向上と自己資本当期純利益率(ROE)10%以上を目標に掲げ、M&Aや戦略投資を含む積極的な事業投資を通じて収益力の向上に努めています。
中期経営戦略として、コンドーテックは、既存の強みを活かしつつ、経営基盤の強化と成長戦略の推進により、持続的な成長と長期的な企業価値の向上を目指しています。具体的には、オーガニック成長による既存事業の収益力向上、周辺強化による新規事業領域への進出、デジタル化への対応、海外市場への展開、そしてM&A戦略を通じた成長加速が挙げられます。
これらの戦略は、仕入の強み、売り方の強み、供給先の多様性といった同社の既存の強みをさらに強化し、新規販売先の開拓や新商材の提供、販売ルートの開拓などを通じて実現されます。また、事業ポートフォリオの経営による成長性と収益性の達成、製品技術力の強化、人的資本への投資など、長期的な企業価値向上に向けた取り組みも進められています。
経営環境の変化に対応しながら、コンドーテックは、事業環境の変化に柔軟に対応し、持続可能な成長を目指しています。そのために、既存事業の強化と新たな成長領域への進出をバランス良く進め、企業価値の最大化を図っています。