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東邦レマックJP:7422
沿革
1958年7月 |
東邦ゴム株式会社の名称で東京都大田区に資本金100万円をもって設立 |
1960年4月 |
ゴム靴代理店を対象にケミカルシューズメーカーの営業部門代行業務を開始 |
1961年2月 |
福島県郡山市に郡山営業所を開設(郡山支店) |
9月 |
宮城県仙台市に仙台営業所を開設(仙台支店) |
1964年4月 |
東京都文京区に本社ビル新築落成により、本社を現住所に移転 |
1972年12月 |
靴の輸入業務を開始 |
1973年1月 |
大阪支店を吸収統合しケミカルシューズの主生産地神戸市長田区に神戸支店を開設 |
1974年5月 |
株式会社ニュー新宿屋靴店(新宿屋事業部)の名称で大阪府大阪市に資本金500万円をもって設立 靴小売を目的とする(2000年10月豊中市に登記移転) |
12月 |
新潟県長岡市に長岡支店を開設 |
1976年6月 |
東京北・南支店を統合し東京都足立区の東京シューズ流通センターに東京支店を開設 |
1980年8月 |
株式会社ニュー新宿屋靴店(新宿屋事業部)に資本参加(出資比率92%) |
9月 |
株式会社東伸(シューズ、アパレル、雑貨の貿易業)に資本参加(海外商品部) |
1981年1月 |
商品開発推進のため企画室を設置 |
1985年7月 |
名古屋市中村区に名古屋支店を開設 北海道東邦株式会社(靴卸売業)とフランチャイズ契約を締結 |
1987年4月 |
レマック株式会社(アパレル製造販売)を設立 |
1988年1月 |
東邦レマック株式会社に商号変更 |
1990年7月 |
新本社ビル完成と同時に営業本部および海外部を設置 株式会社東伸およびレマック株式会社を解散 |
1991年3月 |
株式会社ニュー新宿屋靴店(新宿屋事業部)を100%子会社化 |
1994年12月 |
日本証券業協会(2004年12月より株式会社ジャスダック証券取引所に改組)に株式を店頭登録 |
1996年11月 |
神戸市長田区二番町に神戸支店新築落成により、神戸支店を現住所に移転 |
1997年4月 |
海外商品企画のため商品企画課を設置 |
1997年9月 |
埼玉県川口市に新たに東京北支店を開設 |
2001年6月 |
連結子会社の株式会社ニュー新宿屋靴店を株式会社新宿屋(新宿屋事業部)に商号変更 |
2002年12月 |
北海道東邦株式会社(非連結子会社)を解散し、札幌市白石区に札幌支店を開設 |
2007年3月 |
福岡市博多区に東京支店福岡営業所を開設(福岡支店) |
2008年6月 |
連結子会社の株式会社新宿屋を吸収合併し、新宿屋事業部を開設 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
2010年9月 |
中華人民共和国香港特別行政区に麗瑪克香港有限公司を設立 東京支店を東京都足立区から、埼玉県川口市に移転 |
2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所の株式市場の再編に伴い、東京証券取引所の新市場区分スタンダードへ移行 |
事業内容
東邦レマックは、シューズ事業を主軸として展開しています。この事業セグメントは、卸売と小売の二つの主要な活動に分かれています。具体的には、靴の企画から販売までを手掛ける卸売業務と、自社サイトを通じたECでの販売、すなわち小売業務を行っています。東邦レマックは、これらの活動を通じて、消費者のニーズに応える多様な靴を提供しています。
卸売業務では、靴の企画から販売までを一手に担い、小売業者や他のビジネスクライアントへの供給を行っています。一方、小売業務では、自社サイトを利用した直接販売を通じて、エンドユーザーに対して製品を提供しています。このように、東邦レマックは、卸売と小売の両方向けにサービスを展開し、シューズ市場における需要を捉えています。
事業の系統図を見ると、東邦レマックの事業構造が一目で理解できます。この図は、同社がどのようにして靴の企画から販売に至るまでのプロセスを管理し、最終的に消費者に製品を届けているかを示しています。この事業モデルにより、東邦レマックは、効率的かつ効果的に市場ニーズに応えることが可能となっています。
経営方針
東邦レマックは、不透明な経営環境の中で、持続可能な成長を目指しています。同社は、働き方改革、人口減少、エネルギー価格の高騰、国際情勢の不安定化など、多くの課題に直面しています。これらの課題に対応するため、同社は「創造・開拓・奉仕」の経営理念に基づき、商品戦略、営業戦略、そして継続企業の前提に関する重要事象への取り組みを進めています。
商品戦略では、ライフスタイルの変化やファッションの多様化に対応するため、革新的な商品開発に注力しています。また、環境に優しい素材の使用やリサイクル可能な資材の積極的な採用を推進しています。営業戦略においては、お客様の潜在的なニーズを予測し、価値ある商品やサービスをタイムリーに提供することに重点を置いています。マーケティングの強化や商品回転率の向上、異業種へのアプローチを通じて、新たな市場の創造に努めています。
さらに、同社は「レマックリバイバルプラン」を推進しています。このプランでは、オリジナルブランドの絞り込みと強化、発注管理の徹底による在庫削減、品質管理体制の見直し、働き方改革による生産性向上など、全社員の意識改革を図りながら、経営の健全化を目指しています。
財務目標としては、2024年度までの新中期3ヶ年計画において、売上高64億5百万円、営業利益1億円、経常利益1億59百万円を最終目標として掲げています。自己資本比率55.0%を目指し、経営の安定化を図っています。
東邦レマックは、これらの戦略を通じて、厳しい経営環境の中でも持続可能な成長を目指しており、シューズ市場における競争力の強化を図っています。