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アトムJP:7412
沿革
1972年1月 |
福井県福井市開発に資本金200万円で「株式会社徳兵衛寿司」(現株式会社アトム)を設立、1965年4月に開業した寿司業「徳兵衛寿司」を継承。 |
1977年8月 |
福井県福井市開発から福井県福井市大宮に本店を移転。 |
1977年10月 |
「株式会社徳兵衛寿司」を「株式会社元禄寿司」に商号変更。 |
1980年6月 |
「日本テレビ音楽株式会社」(現契約先は株式会社手塚プロダクション)と著作物使用許諾契約(鉄腕アトムのキャラクター使用許諾契約)を締結し、「アトムボーイ」の商標を使用。 |
1980年7月 |
岐阜県羽島郡柳津町に岐阜地区第1号店として「アトムボーイ」(柳津店)を開店。 |
1980年7月 |
著作物使用許諾契約(鉄腕アトムのキャラクター使用許諾)の管理会社として、「株式会社アトムボーイ」(京都府京都市上京区)を設立。 |
1980年10月 |
「株式会社元禄寿司」を「株式会社アトム」に商号変更。 |
1986年7月 |
愛知県名古屋市名東区社台に本部事務所を移転。 |
1989年12月 |
「株式会社アトムライス」(岐阜県安八郡輪之内町)を設立。 |
1992年11月 |
愛知県名古屋市名東区上社に本部事務所を移転。 |
1994年11月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1997年10月 |
福井県福井市の「蟹や徳兵衛」(福井店)を改装し、焼肉専門店第1号店として「カルビ大将」(新保店)を開店。 |
1998年11月 |
名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2000年9月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2001年12月 |
静岡県沼津市に韓国料理第1号店として「韓の食卓」(沼津店)を開店。 |
2002年8月 |
愛知県東海市に本物指向の回転寿司第1号店として「にぎりの徳兵衛」(東海店)を開店。 |
2004年4月 |
「回転アトムすし」を「廻転寿司アトムボーイ」に屋号変更。 |
2004年11月 |
岐阜県安八郡輪之内町に流通商品部を移転。 |
2005年7月 |
第三者割当増資を実施した結果、発行済株式総数は普通株式21,462,196株、 優先株式9,000,000株となる。 |
2005年9月 |
岐阜県安八郡輪之内町の流通商品部を株式会社コロワイドCK(現 株式会社コロワイドMD)に売却。 |
2005年10月 |
名古屋市中区に本部事務所を移転。 |
2006年1月 |
株式会社アトムライスを吸収合併。 |
2006年3月 |
愛知県尾張旭市の「廻転寿司アトムボーイ」(尾張旭店)を改装し、「廻転すし海へ」第1号店として(尾張旭店)を開店。 |
2006年7月 |
本店の所在地を「福井県福井市大宮」から「名古屋市中区」に変更。 |
2006年10月 |
株式会社がんこ炎を吸収合併。 |
2007年4月 |
静岡県浜松市に「いろはにほへと」第1号店として(浜松駅前店)を開店。 |
2009年3月 |
株式会社ジクトを吸収合併。 |
2013年10月 2017年12月 2020年3月 2020年7月 2020年8月 2021年3月 2021年8月 2022年3月 2022年4月 2022年4月 2023年3月 |
株式会社アトム北海道を連結子会社化。 株式会社宮地ビールを吸収合併。 株式会社アトム北海道を株式会社レインズインターナショナルに株式譲渡。 資本金額4,073百万円を100百万円に減少させその他資本剰余金へ振替。 本店の所在地を「名古屋市中区」から「名古屋市千種区」に変更。 A種優先株式9,000,000株を普通株式へ転換、及び普通株式23,000,000株の売出し。 本店の所在地を「名古屋市千種区」から「横浜市西区」に変更。 株式会社エムワイフーズを株式会社コロワイドMDに株式譲渡。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行。 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所メイン市場に移行。 新潟県新潟市に「小さな森珈琲」第1号店として(新潟寺尾台店)を開店。 |
事業内容
アトムは、飲食業界において幅広い事業セグメントを展開している企業です。同社は、ステーキ、居酒屋、回転寿司、焼肉、とんかつ、カフェ、カラオケ店など、多様な飲食店の直営およびフランチャイズ展開を東北から関西地域を中心に行っています。これらの事業は、レストラン事業、居酒屋事業、カラオケ事業、たれ事業、その他(フランチャイズ事業等)の5つの主要セグメントに分類されます。
レストラン事業では、ステーキ、回転寿司、焼肉、とんかつ、和食、洋食、カフェなどの店舗経営を行っており、幅広い顧客層に対応しています。居酒屋事業では、居酒屋の店舗経営を通じて、夜の食事や飲み会の需要を捉えています。カラオケ事業では、カラオケ店の経営を行い、娯楽の場としての役割を果たしています。たれ事業では、「宮のたれ」の販売などを行っており、同社の飲食店で培った味を家庭にも提供しています。その他の事業としては、フランチャイズ事業を含む様々な活動があります。
また、アトムは株式会社コロワイドのグループ企業であり、コロワイドはアトムの普通株式の41.2%を保有しています。これにより、アトムはコロワイドグループの一員として、飲食業界におけるさらなる成長と展開を目指しています。
経営方針
アトムは、飲食業界における地方の雄を目指し、多様な成長戦略を推進しています。同社は、コロナ禍を経て変化する消費者の価値観や人口動態に対応し、既存店の業績回復と新規出店に力を入れています。特に、新規事業としてカフェ業態「小さな森珈琲」の展開を始め、これを成長戦略の一環と位置づけています。
また、アトムは人材の確保と育成にも注力しており、多様な人材が能力を発揮できる職場環境の確保に努めています。これには、ブランディングや的確な人事評価制度、働きやすい職場環境の提供が含まれます。
生産性の向上にも取り組んでおり、店舗オペレーションのDX化を進めています。これには、配膳ロボットやセルフレジ、モバイルオーダーの導入が含まれます。さらに、従業員の健康管理強化やモチベーション向上を目的としたインセンティブ制度の拡充も行っています。
サステナビリティへの取り組みも重要な戦略の一つで、CO2削減、受動喫煙防止、地域経済の活性化など、社会問題の解決に貢献しています。これには、店舗照明のLED化や生分解性ストローへの切り替えなどが含まれます。
コーポレートガバナンスの強化も進めており、透明性の高い、健全かつ信頼性の高い経営体制の構築を目指しています。これには、定期的な決算説明会の実施や、適時開示文書のホームページへの掲載が含まれます。
アトムは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長を目指し、企業価値の継続的な拡大を図っています。