オンデックJP:7360

時価総額
¥34.5億
PER
国内中小企業のM&Aを主軸に、仲介形式とFA形式でのアドバイザリー事業を展開、企業の成長・変革をサポート。

沿革

2007年12月

株式会社オンデック(大阪市天王寺区、資本金8百万円)を設立

2015年2月

東京都港区に東京オフィスを開設

2015年3月

業容拡大に伴い、本社を大阪市中央区に移転

2017年12月

業容拡大に伴い、東京オフィスを東京都千代田区に移転

2018年5月

帝国データバンクグループ(株式会社タケオホールディングス)を引受先とする第三者割当増資を実施(資本金100百万円)

2018年5月

Angel Bridge株式会社と資本業務提携を実施

2019年4月

業容拡大に伴い、東京オフィスを移転(東京都千代田区)

2020年12月

東京証券取引所マザーズに上場

2021年10月

業容拡大に伴い、本社を移転(大阪市中央区)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行

2023年10月

業容拡大に伴い、東京オフィスを東京都港区に移転

事業内容

オンデックは、M&Aアドバイザリー事業を主軸として展開している企業です。この事業は、企業の買収や合併に際して、譲渡希望者と買収希望者の仲介(仲介形式)またはいずれか一方のフィナンシャルアドバイザーとしての助言(FA形式)を提供するものです。特に、国内中小企業を対象とした市場に焦点を当てています。

オンデックは、M&Aを単なるマッチングではなく、企業の成長と変革を促す手段と捉えています。そのため、M&Aプロジェクトの最適な推進を実現するためのプロジェクト・マネジメント業務に力を入れており、事業の成功を見据えた利害関係者の調整や課題への対応案の検討など、高品質なアドバイザリーサービスの提供に努めています。

具体的な業務フローとしては、まずソーシング・案件化フェーズで譲渡希望者との秘密保持契約を締結し、譲渡対象企業のビジネスモデル分析やニーズ把握を行います。次に、マッチングフェーズで買収候補者を探索し、関心の有無を打診します。エグゼキューションフェーズでは、独占的に交渉を進める買収候補者との間で基本的な譲渡条件の調整、デューデリジェンスの実施、最終契約書の作成などを行い、M&A取引の完了に至ります。

また、オンデックは公的機関や金融機関、専門家などの幅広いネットワークを通じて案件を受託しており、成功報酬を基に事業を運営しています。紹介によって案件が成立した場合、紹介者に対しては原則として紹介料を支払う体制を整えています。

経営方針

オンデックは、企業の成長と変革を促進することを企業理念に掲げ、M&Aアドバイザリー事業を通じて、企業の生産性向上に貢献することを目指しています。同社は、中小企業の事業承継問題に着目し、M&Aを通じた企業価値の最大化を支援しています。経営者の高齢化と後継者不在の問題を背景に、中小企業のM&A促進に力を入れ、企業の持続的な成長と企業価値の向上を目標としています。

オンデックは、M&Aプロセス全般にわたる高品質なアドバイザリーサービスの提供を業務の基軸としており、専門性の高い人材や、弁護士・公認会計士・税理士などの専門家が関与することで、M&Aにおける一連のプロセスをサポートしています。また、社内体制の強化、社会的信用力の向上、人材の確保と育成、譲渡案件のソーシング・マッチング力の強化、案件管理体制の構築など、対処すべき課題にも積極的に取り組んでいます。

具体的には、社内管理体制の強化や、高品質なサービス提供を目指した人材育成、信頼関係の構築を通じた優良案件の獲得、案件管理体制の整備などを通じて、成約率の向上や、クロージング時期の適切な把握を目指しています。これらの取り組みを通じて、オンデックは、M&A市場における健全な発展を牽引し、ステークホルダーへの還元を図ることを目標としています。