RettyJP:7356

時価総額
¥24.3億
PER
実名型グルメプラットフォーム「Retty」運営、飲食店向け顧客管理システム「FRM」提供、広告ソリューション及びコンテンツソリューション展開。

沿革

2010年11月

東京都港区において株式会社TopNotch(現 当社)設立

2011年6月

実名型グルメプラットフォーム「Retty」をWebサイト上にリリース

2011年8月

Retty株式会社に商号変更

2011年10月

「Retty」iPhone版リリース

2011年11月

「Retty」Android版リリース

2013年10月

「Retty」月間利用者数が100万人を突破

2013年11月

本社を東京都渋谷区に移転

2014年4月

飲食店向けのFRM(※1)有料サービス「Rettyお店会員」の販売を開始

2014年9月

企業のスマートフォンでの広告コンテンツサービス「タイアップ」の販売を開始

2015年4月

本社を東京都品川区に移転

2015年5月

「Retty」月間利用者数が1,000万人を突破

2016年5月

「Retty」月間利用者数が2,000万人を突破

2016年6月

「Rettyお店会員」が1,000店舗を突破

2016年12月

「Retty TOP USER」(※2)制度をスタート

2017年5月

「Retty」月間利用者数が3,000万人を突破

2017年6月

本社を東京都港区に移転

2018年4月

ヤフー株式会社と、グルメ情報サービス領域における戦略的パートナーシップ構築を合意

2018年9月

「Rettyお店会員」が5,000店舗を突破

2018年11月

「Retty」月間利用者数が4,000万人を突破

2019年4月

PayPay株式会社と飲食店における決済サービス拡充のための業務提携を開始

2019年10月

食領域のビックデータ連携基盤「Food Data Platform」の提供を開始

2020年10月

東京証券取引所マザーズに上場

2021年12月

「新たな食体験を創り上げ、人生をもっとHappyに。」へとビジョンをアップデート

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

2022年12月

株式会社じげん及び同社CEO平尾丈氏と資本業務提携を締結

事業内容

Rettyは、「新たな食体験を創り上げ、人生をもっとHappyに。」をビジョンに掲げる企業であり、実名型グルメプラットフォーム「Retty」の運営を主軸に事業を展開しています。このプラットフォームでは、全国の飲食店情報を閲覧できるだけでなく、実際に訪れたユーザーのオススメ口コミ情報をフォローし、閲覧することが可能です。Rettyは、実名型サービスを通じて信頼性の高い口コミ情報を提供し、ユーザー同士の情報共有を促進しています。

同社は、飲食店向けに「FRM(Fan Relationship Management)」と「広告コンテンツ」の2つのサービスを提供しています。「FRM」では、飲食店の売上増加と利益率向上を目指し、Rettyを通じたオンライン販促を提供しています。これには、有料店舗の優先表示や広告掲載、顧客管理システムの提供が含まれ、双方向型の販促を実現しています。

一方、「広告コンテンツ」サービスでは、Rettyを活用した広告ソリューションと、蓄積されたコンテンツを活用したコンテンツソリューションを展開しています。これにより、飲食店以外の顧客に対してもブランド認知向上などのプロモーションを提供し、飲食業界以外の幅広い業界のクライアントに対しても、自社サイトのコンテンツ制作やマーケティング、データ分析などにRettyのコンテンツを活用してもらっています。

Rettyは、これらのサービスを通じて、飲食業界の課題解決に貢献し、ユーザーに最適化された飲食店情報を提供することで、持続的な成長を目指しています。

経営方針

Rettyは、「新たな食体験を創り上げ、人生をもっとHappyに。」というビジョンのもと、実名型グルメプラットフォームの運営を通じて、食に関わる全ての人々の生活を豊かにすることを目指しています。同社は、飲食店市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、飲食店のオンラインプレゼンスの強化を図ることで、飲食業界全体の活性化に貢献しています。

中期経営計画において、Rettyはコスト構造改革の成功を維持し、黒字化の実現に向けた売上の維持・成長を急務としています。具体的には、固定費の削減を継続し、FRM(Fan Relationship Management)事業におけるネット予約人数の増加や、お店会員アップデートによる顧客生涯価値(LTV)の改善を目指しています。また、広告コンテンツ事業やHR関連事業の立ち上げによる売上成長も視野に入れています。

経営上の目標達成に向けて、Rettyは「Retty」の利便性向上を通じた月間利用者数・ネット予約利用者数の増加、営業体制の拡充、技術力の強化を優先的に対処すべき課題としています。これらの取り組みを通じて、新規ユーザーの獲得とリピートユーザーの増加を図り、参画店舗数の拡大を目指しています。

Rettyは、これらの成長戦略を推進することで、飲食業界におけるデジタル化の促進と、ユーザーにとっての食体験の向上を実現し、持続可能な成長を目指しています。