ダイレクトマーケティングミックス (7354) 株価

時価総額
¥146.2億
PER
8.2倍
ダイレクトマーケティング支援の有力企業。コンタクトセンター運営による電話営業代行、フィールドセールス、BPO事業を展開。通信インフラや金融機関向けサービスが主力。子会社9社体制でマーケティング事業とオンサイト事業の2セグメントを運営。

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事業内容

株式会社ダイレクトマーケティングミックスは、企業の営業・マーケティング活動を総合的に支援する営業ソリューション企業です。同社は電話によるアウトバウンド営業を中核として、コンタクトセンター運営、訪問営業、Web接点などの多様なチャネルを通じて、顧客企業に代わって商品・サービスの販売やアポイント獲得を行っています。通信インフラを主力分野として、顧客企業の営業成果向上と営業効率改善を実現する包括的なサービスを提供しています。

同社の主要顧客は通信事業者をはじめとする様々な業界の企業で、これらの企業から業務委託を受けて収益を得る構造となっています。収益の柱となるのは、自社のコミュニケーターによる直接的な営業代行業務で、エンドユーザーとの対話を通じて蓄積した「生の声」データや、高度なコミュニケーション技術を持つ人材が同社の競争優位性を支えています。近年はデジタル化の進展に伴い、新興のデジタル事業者向けの総合的なバックオフィス業務も拡充しており、収益源の多様化を図っています。

事業は「マーケティング事業」と「オンサイト事業」の2つのセグメントで構成されています。マーケティング事業では、①電話・訪問・Web等を活用したダイレクトマーケティング、②営業戦略策定から運用まで幅広く手がけるコンサルティング、③カスタマーサービスや事務代行などのBPO業務を展開しています。オンサイト事業では、子会社を通じて営業・マーケティング人材の派遣事業を行い、グループ内外への人材供給を担っています。

経営方針

同社は持続的な成長基盤の確立を目指し、営業ソリューション事業の拡大戦略を積極的に展開しています。主要な経営指標として売上高とEBITDAを重視し、新規顧客の獲得と既存顧客との取引拡大を両輪とした成長モデルを構築しています。具体的には、小口の試験取引から本格契約への転換を通じた新規顧客開拓と、既存顧客における業務範囲の拡張や他部署展開による取引の大口化を進めることで、高い顧客継続率を維持しながら収益基盤を強化する方針です。

重点投資分野として、同社は人的資本への投資とAI技術の活用を柱とした差別化戦略を推進しています。採用・教育・キャリア開発の強化により、営業・マーケティングのプロフェッショナル人材を確保・育成する一方、AI技術を活用した業務の高度化にも注力しています。AIは反復・定型業務を自動化し、人材を高度なヒアリングやクレーム対応、重要顧客へのクロージングなど、真に人的対応が必要な領域に集中配置することで、体験価値の向上と運営生産性の改善を同時に実現する戦略です。

新市場開拓においては、従来のアウトバウンド中心から多様なチャネルに対応したハイブリッド型サービスへの転換を図っています。インバウンドとアウトバウンドの統合運用、実店舗における接客サービス、デジタル事業者向けの総合的なBPO業務など、営業ソリューションの枠組みを超えた事業領域の拡張を進めています。また、新たな都市型コンタクトセンターの新設により事業基盤を拡充し、マネジメント人材派遣を中心としたオンサイト事業の展開加速も計画しています。

技術革新への取り組みでは、AIとDXの積極的な推進により、顧客企業により高い付加価値を提供する体制を構築しています。アウトバウンドやインバウンドコールから得られる顧客の「生の声」データをAIで高度に分析し、商品改善やマーケティング手法の構築に活用できる有益な情報として顧客企業にフィードバックする仕組みを強化しています。これらの分析データは顧客企業のビジネス支援に活用されるほか、同社自身のフィールド営業の精度向上にも寄与し、営業計画から実行、分析、改善まで一貫したサービス体系での競争優位性を高めています。

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