三十三フィナンシャルグループJP:7322

時価総額
¥535.9億
PER
24.5倍
銀行業務(預金、貸出、為替、国債・投資信託・保険販売)、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務を展開。

沿革

2017年2月28日

株式会社三重銀行及び株式会社第三銀行(以下、総称して「両行」という。)は、経営統合に関する基本合意書を締結

2017年9月15日

両行間で「経営統合契約書」を締結するとともに、「株式移転計画書」を共同で作成

2017年12月15日

両行の臨時株主総会並びに第三銀行の普通株主による種類株主総会及びA種優先株主による種類株主総会において、両行が共同株式移転の方式により当社を設立し、両行がその完全子会社となることについて承認決議

2018年4月2日

両行が共同株式移転の方式により当社を設立

当社普通株式、東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に上場

2021年5月1日

両行が合併し、株式会社三十三銀行が発足

2022年4月4日

当社普通株式、東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に移行

事業内容

三十三フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務などの金融サービスを提供している企業グループです。このグループは、三十三銀行を含む11社で構成されています。

銀行業務においては、三十三銀行が中核を担い、預金、貸出、内外為替業務、さらに国債、投資信託、保険の窓口販売など、顧客の多様なニーズに応えるための幅広いサービスを提供しています。これらのサービスは、同社グループの主要な収益源となっており、顧客満足度の向上とサービスの拡充に努めています。

リース業務は、三十三リース株式会社と三重リース株式会社が担当しており、企業や個人に対する様々なリースサービスを提供しています。これにより、同社グループは顧客の資産運用や経営資源の有効活用をサポートしています。

その他の事業として、クレジットカード業務や信用保証業務を行う7社の子会社があり、これらのサービスを通じて、顧客の金融ニーズに幅広く対応しています。これらの事業は、三十三フィナンシャルグループの収益の多様化と安定化に貢献しています。

以上の事業内容を通じて、三十三フィナンシャルグループは、金融サービス業界において顧客中心のサービス提供を目指し、継続的な成長を追求しています。

経営方針

三十三フィナンシャルグループは、地域社会と共に成長し、活力ある未来を創造することを目指しています。同社は、2018年に株式会社三重銀行と株式会社第三銀行の合併により設立され、地域のお客様から愛され信頼される金融グループを目指しています。そのために、企業価値の向上に注力しています。

中期経営計画では、「質の高い地域ナンバー1金融グループ」をビジョンとして掲げており、2021年4月から2024年3月までの期間で、合併による両行の強みの完全融合を図り、持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを強化しています。具体的には、「リレーション&ソリューションの深化(金融仲介機能の強化)」「経営の効率化・最適化」「強固な経営基盤の確立」の3つの基本方針のもと、合併シナジーの最大化に取り組んでいます。

また、同社はお客様とのリレーション構築と最適なソリューション提供を目指すビジネスモデルに取り組み、地域経済の成長に貢献しています。経営指標としては、事業性貸出残高の増加や創業支援、ビジネスマッチング、事業承継支援件数の増加など、地域経済への貢献を重視しています。

このように、三十三フィナンシャルグループは、地域と共に成長することを目指し、リレーションとソリューションの深化、経営の効率化、強固な経営基盤の確立を通じて、質の高い地域ナンバー1金融グループを目指しています。