イクヨJP:7273

時価総額
¥32.6億
PER
8.4倍
自動車部品の製造・販売を行い、ドアトリム、フロアコンソール、ピラートリム、ラジエターグリル、バンパー、サイドガーニッシュ、試作品、自動車機能部品等を手がける。

沿革

1947年5月

自動車窓用ゴムの製造及び販売を目的として、東京都中央区に㈱イクヨ商会設立、資本金19万円

1951年9月

東京都荒川区に荒川工場設置、自動車窓用ゴムの自社製造を開始

1953年1月

イクヨ化学工業㈱に商号変更

1959年12月

樹脂成形品生産開始

1962年1月

東京都荒川区に本店を移転

1964年12月

神奈川県厚木市に厚木工場を設置し、荒川工場を廃止

1969年2月

岡山県倉敷市に水島工場(現 岡山工場)を設置

1969年6月

富士金属塗工㈱を買収し、イクヨ塗工㈱に商号変更

1972年9月

神奈川県厚木市に本店を移転

1974年4月

㈱イクヨに商号変更

1977年10月

愛知県安城市に岡崎工場(現 名古屋工場)を設置

1979年12月

イクヨワークス㈱設立

1981年9月

㈱イクヨトレーディング設立

1984年4月

㈱アイケイモールド設立

1987年7月

岡山県金光町に岡山工場を移転

1987年7月

東京都渋谷区に本店を移転

1988年6月

京都市下京区に京都営業所を設置

1989年7月

広島市中区に広島営業所を設置

1989年8月

愛知県半田市に名古屋工場を移転

1993年5月

山口県光市に山口光工場を設置

1995年8月

日本証券業協会に店頭登録

1996年8月

イクヨアメリカコーポレーション設立

1996年8月

ユーエスアイインコーポレイテッド設立

1997年3月

東京証券取引所 市場第二部に上場

1997年7月

愛知県半田市に名古屋第二工場を設置

1998年9月

京都営業所を廃止

1999年9月

厚木工場内にイクヨウッド工場を設置

2000年1月

イクヨアメリカコーポレーションは、ユーエスアイインコーポレイテッドと合併

存続会社は、ユーエスアイインコーポレイテッド

2001年4月

イクヨワークス(株)及びイクヨ塗工(株)は、(株)イクヨと合併

存続会社は、(株)イクヨ

2002年3月

イクヨウッド工場を閉鎖

2007年8月

神奈川県厚木市に本店を移転

2008年10月

㈱イクヨトレーディングを吸収合併

2008年10月

㈱イクヨ技術開発研究所設立

2009年10月

㈱イクヨ技術開発研究所を吸収合併

2011年3月

ユーエスアイインコーポレイテッドの全株式を売却

2011年5月

山口光工場を閉鎖

2012年4月

㈱アイケイモールドを吸収合併

2013年4月

PT. IKUYO INDONESIA設立

2021年7月

IKUYO VIETNAM CO., LTD設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場に移行

事業内容

イクヨは、自動車部品の製造及び販売を主な事業として展開している企業です。このグループは、イクヨ本体と連結子会社1社(PT.IKUYO INDONESIA)、非連結子会社1社(IKUYO VIETNAM CO., LTD)で構成されています。イクヨの事業は、主に自動車の内装装備品、外装装備品、その他自動車関連部品に分けられます。

日本における事業では、ドアトリム、フロアコンソール、ピラートリムなどの自動車内装装備品の製造・販売を行っています。インドネシアでは、ラジエターグリル、バンパー、サイドガーニッシュなどの自動車外装装備品を手掛けており、ベトナムでは試作品や自動車機能部品など、その他の自動車関連部品の製造・販売を展開しています。

イクヨグループの事業は、自動車産業における多様なニーズに応える製品群を提供することで、自動車の機能性や快適性の向上に貢献しています。各地域で特化した製品ラインナップを持ち、グローバルな自動車産業の発展を支える重要な役割を担っています。

経営方針

イクヨは、自動車部品の製造及び販売を主軸に事業を展開している企業であり、その成長戦略は、技術力と経験を活かした製品提供を通じて、企業価値の継続的な向上を目指すことにあります。同社は、ステークホルダーとの信頼関係を深め、社会的責任と安全性に配慮しながら業績を向上させることを基本方針としています。

経営戦略の面では、イクヨは筋肉質な経営基盤の構築に注力し、厳しい経営環境にも耐えうる企業を目指しています。主力製品である自動車用樹脂成型品の市場において、競争が激化している中、品質管理の徹底、海外事業の安定化、新技術の創出といった複数の項目に経営資源を配分し、企業価値の増大を図っています。

また、イクヨは、人財育成やコンプライアンスの順守など、内部統制の強化にも力を入れており、持続可能な成長を目指しています。特に、インドネシアの子会社における新工場の量産開始など、海外事業の発展にも注力しており、グローバルな視点での売上及び利益の拡大を目指しています。

このように、イクヨは、品質管理の徹底、顧客満足度の強化、生産性向上、新技術の創出、海外事業の発展、人財育成、収益基盤の強化など、多角的な成長戦略を推進しています。これらの戦略を通じて、同社は自動車産業の変化に対応し、継続的な事業拡大を目指しています。