エイケン工業JP:7265

時価総額
¥47.6億
PER
21.5倍
自動車用フィルター、荷造包装資材の製造・販売、ガス機器の製造・販売を手がける。

沿革

1969-02エーケン工業株式会社を神奈川県中郡伊勢原町に設立。自動車用フィルターの製造販売を開始。
1971-10静岡県小笠郡浜岡町に浜岡工場を新設。
1972-03本社を静岡県小笠郡浜岡町に移転。
1972-07エイケン工業株式会社に商号変更。
1973-03プレス工場増設(大型プレスラインの設置)。
1973-04神奈川県伊勢原市に東部エイケン株式会社を設立。
1973-09日本エレメント株式会社を買収(1980年3月、コーシン工業株式会社に商号変更)。
1976-01ガス機器の製造を開始。
1976-04静岡県静岡市に株式会社エイケンを設立。
1978-05神奈川県伊勢原市に株式会社ビック・イースト(現・非連結子会社)を設立。
1978-08静岡県小笠郡浜岡町にエイケン熱器株式会社を設立。
1980-03エイケン熱器株式会社を解散。
1981-04福岡県大野城市に株式会社ビックウエスト福岡を設立。
1981-05愛知県名古屋市に株式会社ビックウエスト名古屋を設立。
1984-05静岡県小笠郡浜岡町に株式会社中央ビックを設立。
1992-12コーシン工業株式会社を合併し、大山工場を開設。
1994-11東部エイケン株式会社を合併し、伊勢原工場を開設。
1995-11株式会社エイケンを合併。
1997-05日本証券業協会に株式を店頭登録。
1998-10パシフィック工業株式会社の株式取得。
1999-06本社工場が品質保証システムの国際規格ISO9001認証取得。
2001-01大山工場を本社工場に集約。
2001-04株式会社中央ビックを解散。
2002-04株式会社ビックウエスト名古屋及び株式会社ビックウエスト福岡の株式を全て譲渡することにより当社グループから分離。
2003-12伊勢原工場を本社工場に集約。
2004-04市町村合併のため、2004年4月1日付で本店所在地の住所表示が「静岡県小笠郡浜岡町」から「静岡県御前崎市」に変更となる。
2004-12日本証券業協会への店頭登録を取り消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2006-04本社・本社工場が環境システムの国際規格ISO14001認証取得。
2007-09パシフィック工業株式会社の株式を譲渡することにより当社グループから分離。
2010-04株式会社ジャスダック証券取引所と株式会社大阪証券取引所の合併に伴い、株式会社大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
2010-10株式会社大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、株式会社大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013-07株式会社大阪証券取引所の現物市場が株式会社東京証券取引所に統合されたことに伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2017-08創立50周年を迎える。
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。

事業内容

エイケン工業とそのグループ企業は、フィルター部門と燃焼機器部門の二つの主要な事業セグメントを持っています。フィルター部門では、自動車用フィルターの製造と販売をエイケン工業が行っており、その子会社である株式会社ビック・イーストは自動車用フィルターの販売を担当しています。また、関連会社のフジパック株式会社は荷造包装資材の製造と販売を手掛けています。一方、燃焼機器部門では、エイケン工業がガス機器の製造と販売を行っています。これらの事業を通じて、エイケン工業グループは自動車産業やガス機器市場において、製品の提供を行っています。子会社のビック・イーストは連結財務諸表提出の範囲からは除外されていますが、グループ全体の事業活動において重要な役割を果たしています。

経営方針

エイケン工業は、フィルター事業と燃焼機器事業を中心に展開しており、中長期的な経営戦略として、輸出売上の拡大、国内売上の拡大、燃焼機器事業の拡販、生産効率の向上及びコスト削減、そして研究開発活動に力を入れています。同社は、海外市場での競争力強化を目指し、既存の得意先との信頼関係を深め、新たな市場開拓や自動車関連以外のフィルター商品の販売拡大に取り組んでいます。国内では、多様な販路を通じてフィルター部門の売上を伸ばす戦略を採っており、特にトラック用フィルターや高性能オイルフィルターの拡販に注力しています。

燃焼機器事業では、新製品の開発や生産体制の強化を進め、市場ニーズに応える製品提供を目指しています。また、生産効率の向上とコスト削減を実現するため、生産設備の導入や生産体制の最適化に取り組んでいます。

さらに、エイケン工業は研究開発にも力を入れており、将来的に電気自動車の普及に伴う市場変化に対応するため、新たな事業柱の開発にも注力しています。これらの戦略を通じて、同社は高品質・低コスト生産体制の確立、拡販活動の強化、そして新規事業の開拓を目指し、長期的な安定成長と企業価値の向上を図っています。