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フタバ産業JP:7241
沿革
1935-03 | 軍需品、自動車及び航空機部品その他金属器の製造販売を目的として、東京市において関東重工業株式会社を設立(1935年から1945年までの間は戦災により一切の記録を失いましたので詳細は不明であります。) |
1946-02 | 社名をフタバ産業株式会社に変更し、愛知県岡崎市中町において漁網機の製作及びパイプ製家具の生産 |
1948-05 | 自動車部品の生産及び溶接機の生産 |
1957-05 | 名古屋工場を新設 |
1959-09 | 自動車部品の生産拡大に伴い緑工場を新設 |
1961-08 | 新分野開拓 事務機器部品の生産 |
1966-10 | 本社及び岡崎工場を現在地に移転拡充 |
1968-11 | 名古屋証券取引所市場第二部に株式上場 |
1969-05 | 自動車マフラー専門工場として安城工場を新設 |
1971-06 | 事務機器部品の専門工場として六ッ美工場を新設 |
1980-03 | 自動車部品の生産拡大に伴い田原工場を新設 |
1980-12 | 東京証券取引所市場第二部に株式上場 |
1981-11 | 金型、治具溶接機の専門工場として高橋工場を新設 |
1986-09 | 東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部に株式上場 |
1991-04 | 佐賀県伊万里市に株式会社フタバ伊万里(現 連結子会社 株式会社フタバ九州)を設立 |
1993-05 | 自動車マフラー専門工場として幸田工場を新設 |
1993-09 | 安城工場を閉鎖 |
1994-11 | 米国イリノイ州にFICアメリカ株式会社(現 連結子会社)を設立 |
1997-03 | 本社社屋完成 |
2000-02 | 岩手県西磐井郡平泉町に株式会社フタバ平泉(現 連結子会社)を設立 |
2000-12 | 英国ランカシャー州にフタバ・テネコUK株式会社(現 連結子会社 フタバマニュファクチャリングUK株式会社)を設立 |
2001-03 | 香港に雙葉科技株式会社(現 連結子会社)を設立 |
2001-10 | 米国インディアナ州にフタバインディアナアメリカ株式会社(現 連結子会社)を設立 |
2002-02 | 中華人民共和国天津市西青区に天津双協機械工業有限公司(現 連結子会社)を設立 |
2002-03 | カナダオンタリオ州にFIOオートモーティブカナダ株式会社(現 連結子会社)を設立 |
2002-12 | チェコハブリチコフブラッド市にフタバチェコ有限会社(現 連結子会社)を設立 |
2004-01 | 中華人民共和国天津開発区に天津双叶協展機械有限公司(現 連結子会社)を設立 |
2004-03 | 愛知県知立市の菱和金属工業株式会社を買収 |
2004-04 | 菱和金属工業株式会社の社名を株式会社フタバ知立に変更 |
2004-10 | 中華人民共和国広東省広州市に広州双叶汽車部件有限公司(現 連結子会社)を設立 |
2004-11 | 名古屋工場を閉鎖 |
2005-02 | 米国テキサス州にフタバインダストリアルテキサス株式会社(現 連結子会社)を設立 |
2005-08 | 中華人民共和国広東省東莞市に東莞双叶金属制品有限公司(現 連結子会社)を設立 |
2006-04 | 株式会社フタバ知立を吸収合併し知立工場として再編 |
2007-12 | インドハリヤーナー州にFMIオートモーティブコンポーネンツ株式会社(現 連結子会社)を設立 |
2011-09 | 双叶金属制品(常州)有限公司の社名を双叶(常州)管理有限公司に変更 |
2011-10 | 米国イリノイ州にフタバノースアメリカE&M株式会社(現 連結子会社)を設立 |
2011-12 | インドネシアブカシ県に株式会社フタバインダストリアルインドネシア(現 連結子会社)を設立 |
2012-01 | 中華人民共和国湖南省長沙市に長沙双叶汽車部件有限公司(現 連結子会社)を設立 |
2012-12 | 中華人民共和国重慶市に重慶福達巴汽車部件有限公司を設立 |
2017-02 | 第三者割当増資を実施し、資本金が16,820百万円となる |
2018-03 | 重慶福達巴汽車部件有限公司を売却 |
2019-01 | フタバマニュファクチャリングUK株式会社とフタバインダストリアルUK株式会社を経営統合 |
2020-07 | 中華人民共和国天津開発区に双叶(天津)企業管理有限公司(現 連結子会社)を設立 |
2021-06 | 双叶金属制品(深圳)有限公司を売却 |
2021-12 | 双叶(常州)管理有限公司を清算 |
2022-04 | 東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行 |
2024-03 | 情報機器事業からの撤退 |
事業内容
フタバ産業は、自動車部品や情報環境機器部品、外販設備の製造販売を主軸に事業を展開しています。同社グループは、フタバ産業本体と連結子会社21社、持分法適用関連会社2社、持分法非適用関連会社1社から成り立っており、グローバルに事業を広げています。
同社の事業は、日本国内においては自動車部品や情報環境機器部品、外販設備の製造販売を行っており、主要な販売先にはトヨタ自動車株式会社があります。また、フタバ産業は一部製品の製造を子会社や関連会社に委託しており、これらの企業も直接顧客への販売を行っています。
海外に目を向けると、北米、欧州、中国、アジアといった地域で自動車部品の製造販売を展開しています。北米ではフタバノースアメリカE&M株式会社、FICアメリカ株式会社、FIOオートモーティブカナダ株式会社が、欧州ではフタバマニュファクチャリングUK株式会社やフタバチェコが、中国では天津双叶協展機械有限公司や広州双叶汽車部件有限公司が、アジアではFMIオートモーティブコンポーネンツ株式会社や株式会社フタバインダストリアルインドネシアがそれぞれ事業を担っています。
このようにフタバ産業は、国内外において多岐にわたる自動車部品の製造販売を行っており、グローバルなネットワークを通じて自動車産業を支える重要な役割を果たしています。
経営方針
フタバ産業は、長期的な成長と企業価値の増大を目指して、中期経営計画を策定し、その実現に向けた戦略を推進しています。同社は、「よい品、より安く」の社是を掲げ、成形技術と接合技術を駆使した製品開発を通じて、安全で環境に優しい商品を提供することで、ステークホルダーの期待と信頼に応えることを基本方針としています。
経営指標としては、売上高、営業利益率、経常利益率、ROEを重視し、2022年から2024年度までの中期経営計画では、フリーキャッシュフロー60億円から150億円及び営業利益率2.6%から5.0%の達成を目標に掲げています。これらの指標の向上に加え、財務体質の強化も図っています。
中長期的な経営戦略として、フタバ産業は自動車産業の大変革期に対応するため、創造力、提案力、スピードの一層の改善を目指しています。「2030年めざす姿」として、自ら考え行動し果敢に挑戦する集団、モノづくりと技術のグローバル企業、創造力と実行力で持続可能な企業であることを目指しています。
また、2030年に向けた中期経営方針では、選ばれる会社、勝ち抜く会社に向けた強化、真のグローバル企業への取り組み強化、持続可能な企業基盤の強化を掲げています。これらを基に、グローバルでの経営・収益基盤の充実と、デジタル化とモノづくりのイノベーションにリソースを投入し、強固で持続可能なグローバル企業を目指しています。