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GMBJP:7214
沿革
1962年5月 |
大阪府大阪市生野区中川町4丁目53番地にて、資本金5,500千円で株式会社浪速精密工業所設立 |
1963年8月 |
大阪府八尾市楠根町2丁目58番地に事務所・八尾第一工場建設 |
1964年7月 |
大阪府八尾市楠根町2丁目58番地へ本社移転 |
1970年3月 |
大阪府八尾市山城町5丁目5番地の22に八尾第二工場を建設 |
1976年12月 |
子会社GMB UNIVERSAL JOINTS, INC.設立 |
1977年8月 |
関連会社GMB UNIVERSAL JOINTS (WEST) INC.設立 |
1977年12月 |
東大阪鍛工株式会社を子会社化 |
1979年2月 |
関連会社韓国GMB工業株式会社設立 |
1980年1月 |
大阪府八尾市楠根町5丁目38番地に八尾第三工場建設。プレス部門を八尾第三工場へ移設 |
1980年5月 |
事務所・配送センターを整備するため、大阪府八尾市楠根町4丁目20番地の1の現八尾第四工場を買収 |
1981年10月 |
大阪府八尾市楠根町4丁目20番地の1に本社移転 |
1983年12月 |
奈良県磯城郡川西町大字吐田150番地3に奈良工場(現本社)を建設 |
1985年1月 |
本社機能を奈良県磯城郡川西町大字吐田150番地3に移転 |
1988年4月 |
子会社GMB UNIVERSAL JOINTS, INC.と関連会社GMB UNIVERSAL JOINTS (WEST) INC.が合併し、社名をGMB NORTH |
1989年5月 |
ジーエムビー株式会社に社名変更 |
1991年12月 |
子会社韓国ベアリング株式会社設立 |
1992年9月 |
子会社山東吉明美工業有限公司設立 |
1993年6月 |
関連会社韓国GMB工業株式会社が、子会社韓国ベアリング株式会社を吸収合併することにより、韓国GMB工業株式会社を子会社化 |
1996年3月 |
子会社青島吉明美机械制造有限公司設立 |
2001年9月 |
子会社THAI GMB INDUSTRY CO.,LTD.設立 |
2002年8月 |
登記上の本社を奈良県磯城郡川西町大字吐田150番地3に変更 |
2002年11月 |
GMB株式会社に社名変更 |
2002年12月 |
子会社東大阪鍛工株式会社を清算 |
2003年12月 |
大阪府八尾市楠根町4丁目36番地の3に八尾第五工場建設、プレス部門を集約 |
2004年12月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2005年1月 |
子会社韓国GMB工業株式会社が、GMB KOREA CORP.に商号変更 |
2006年5月 |
子会社GMB AUTOMOTIVE USA INC.及びGMB AUTOMOTIVE USA LLC.設立 |
2006年8月 |
子会社青島吉明美汽車配件有限公司設立 |
2007年6月 |
子会社GMB AUTOMOTIVE USA INC.及びGMB AUTOMOTIVE USA LLC.を清算 |
2009年1月 |
子会社GMB KOREA CORP.が、韓国忠清南道瑞山市に3番目の製造拠点となる瑞山工場建設 |
2009年6月 |
関連会社THAI KYOWA GMB CO.,LTD.設立 |
2010年12月 |
子会社山東吉明美工業有限公司の出資持分を全額譲渡 |
2012年11月 |
子会社GMB KOREA CORP.が韓国証券取引所に株式を上場 |
2013年1月 |
子会社吉明美(杭州)汽配有限公司設立 |
2013年4月 |
子会社AG TECH CORP.設立 |
2013年6月 |
大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合により東京証券取引所市場第一部に上場 |
2013年12月 |
子会社GMB KOREA CORP.が、韓国京畿道安養市に研究開発拠点となる安養研究事務所設置 |
2013年12月 |
子会社吉明美汽配(南通)有限公司設立 |
2014年5月 |
子会社GMB RUS TOGLIATTI LLC(現GMB RUS AUTOMOTIVE LLC)設立 |
2014年5月 |
子会社GMB ROMANIA AUTO INDUSTRY S.R.L.設立 |
2016年5月 |
子会社AG TECH CORP.が韓国慶尚南道密陽市の密陽工場を買収 |
2016年7月 |
子会社青島吉明美汽車配件有限公司が、中国浙江省杭州市に営業拠点となる杭州営業所を設置 |
2016年8月 |
大阪府八尾市の八尾第四工場を売却 |
2017年9月 |
子会社GMB ELPIS CORP.設立 |
2019年11月 |
子会社GMB OCEANIA PTY.LTD.設立 |
2020年1月 |
GMB Sales & Marketing Officeを大阪市中央区に開設 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 |
2023年1月 |
子会社GMB USA INC.設立 |
事業内容
GMB株式会社とそのグループ企業は、自動車部品の製造・販売を主な事業としています。同社の製品は、主に補修用部品と新車用部品の二つのカテゴリーに分けられます。補修用部品はGMB株式会社が中心となって世界各国に供給しており、新車用部品はGMB KOREA CORP.を中心に自動車完成車メーカーやその系列部品メーカーへ供給されています。
同社の主要取扱製品には、駆動・伝達及び操縦装置部品(ユニバーサルジョイント、ステアリングジョイント、等速ジョイントなど)、冷却装置部品(ウォーターポンプ、電動ウォーターポンプ、ファンクラッチなど)、ベアリング(テンショナー・アイドラー・ベアリング、ボールベアリング、ハブベアリングなど)が含まれます。
GMB株式会社は、日本において自動車の冷却装置部品や駆動・伝達及び操縦装置部品の製造・販売を行い、グループ中核企業として先行研究開発や商品開発も担っています。また、主に海外補修用市場向けに販売を行っています。
グループ企業は、米国(GMB NORTH AMERICA INC.、GMB USA INC.)、韓国(GMB KOREA CORP.、AG TECH CORP.、GMB ELPIS CORP.)、中国(青島吉明美机械制造有限公司など)、タイ(THAI GMB INDUSTRY CO.,LTD.)、欧州(GMB RUS AUTOMOTIVE LLC、GMB ROMANIA AUTO INDUSTRY S.R.L.)、豪州(GMB OCEANIA PTY.LTD.)に位置し、それぞれ地域に応じた製品の製造・販売を行っています。これらの企業は、新車用部品の製造や補修用部品の販売、さらには特定の製品の製造に特化している場合もあります。
経営方針
GMB株式会社は、自動車部品の製造・販売を主軸に据えるグローバル企業です。同社は、ユニバーサルジョイントやウォーターポンプなどの自動車部品を手掛け、特に補修用部品と新車用部品の供給に力を入れています。その成長戦略は、技術革新と新製品開発を通じて自動車部品産業におけるオンリーワン企業を目指すことにあります。これを実現するため、同社は顧客の多様なニーズに迅速かつグローバルに対応できる企業へと成長することを目標としています。
経営環境の変化に対応するため、GMBは生産・調達体制の柔軟性、品質・生産性の向上、新規顧客の開拓、環境対応製品への研究開発力の強化、そしてグローバルに活躍できる人材の育成を重点課題として挙げています。
中期経営戦略としては、既存の事業基盤を活かした成長と収益確保、そして新たな成長アイテムの開発に注力しています。具体的には、海外市場でのブランド力や海外拠点、加工技術を生かし、新車用部品市場での新規顧客開拓や補修用部品市場での収益性改善に取り組むと共に、電動化対応製品を中心に次世代製品の研究開発を推進しています。
このようにGMB株式会社は、既存の強みを活かしつつ、新たな技術や市場への適応を図ることで、自動車部品産業における持続可能な成長を目指しています。