九州フィナンシャルグループJP:7180

時価総額
¥4914.1億
PER
68倍
銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務、信託業務、信用保証業務、金融商品取引業務などの金融サービスを提供。株式会社肥後銀行、株式会社鹿児島銀行、リース会社3社、クレジットカード会社、DXソリューション・収納代行サービス会社、信用保証会社、金融商品取引会社など。

沿革

2014年11月1日

株式会社肥後銀行と株式会社鹿児島銀行(以下、総称して「両行」という。)が、経営統合に関する基本合意書を締結

2015年3月27日

両行間にて、経営統合契約書を締結するとともに株式移転計画書を作成

2015年6月23日

両行の定時株主総会において、両行が共同株式移転の方式により当社を設立し、両行がその完全子会社になることについて承認可決

2015年10月1日

両行が共同株式移転の方式により当社を設立
東京証券取引所市場第一部、福岡証券取引所本則市場に上場

2017年6月1日

当社の連結子会社として、九州FG証券設立準備株式会社を設立

2017年12月1日

九州FG証券設立準備株式会社を九州FG証券株式会社へ商号変更

2020年4月1日

九州会計サービス株式会社を当社直接保有の完全子会社化

2022年4月1日

九州デジタルソリューションズ株式会社を当社直接保有の完全子会社化

2022年4月4日

東京証券取引所プライム市場へ移行

事業内容

九州フィナンシャルグループは、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務、信託業務、信用保証業務、金融商品取引業務など、幅広い金融サービスを提供する企業グループです。

同社グループは、株式会社肥後銀行と株式会社鹿児島銀行を中核とし、合計19社の連結子会社から構成されています。主な事業セグメントは以下の通りです。

【銀行業】

肥後銀行と鹿児島銀行は、熊本県、鹿児島県、宮崎県を主な営業エリアとし、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、為替業務、代理業務、公共債・投資信託・保険商品の窓口販売、信託業務など、幅広い金融サービスを提供しています。

【リース業】

連結子会社3社がリース業務と貸付業務を手がけています。

【その他】

連結子会社14社がクレジットカード業務、DXソリューション、収納代行サービス、信用保証業務、金融商品取引業務などを展開しています。

このように、九州フィナンシャルグループは銀行業を中核としつつ、リース、クレジット、信託、保証など、多様な金融サービスを提供することで、地域の顧客ニーズに幅広く応えています。同社は、九州地域における金融サービスのリーディングカンパニーとして、持続的な成長を目指しています。

経営方針

九州フィナンシャルグループは、第3次グループ中期経営計画「改革」に基づき、「地域価値共創グループ」への進化を目指しています。

主な成長戦略は以下の通りです。

1. 地域総合金融機能の深化

- 新常態における金融コンサルティング力の強化

- 金融機能の高度化による地域産業成長支援

2. 地域産業振興機能の拡充

- 地域との協働による課題解決実践

- 地域商社機能の強化・創造

3. 人材育成とエンゲージメント向上

- 価値共創を実現する人づくり

- 多様性の尊重と働きがいの向上

4. KFGビジネスモデルの確立

- 組織構造・収益構造改革

- SDGs・ESGの先駆的取り組み

5. デジタル社会に向けたDX推進

- 新たな体験・サービスの提供

- プロセス改革による生産性向上

同社は、地域に根差した金融グループとして、持続可能な地域社会の実現に向けて、様々な取り組みを推進しています。特に、金融コンサルティング力の強化、地域産業支援、人材育成、SDGs・ESG対応、DX推進などに注力しており、地域価値の共創を目指しています。