東京きらぼしフィナンシャルグループJP:7173

時価総額
¥1546.4億
PER
44.5倍
銀行業務、証券業務、リース業務、コンサルティング、フィンテック、広告企画制作、債権管理回収など多岐にわたるサービス展開。

沿革

2013年10月

株式会社東京都民銀行と株式会社八千代銀行(以下、総称して「両行」という。)は、「経営統合の検討に関する基本合意書」を締結

2014年5月

両行は、「経営統合契約書」を締結するとともに「株式移転計画」を作成

2014年6月

両行の定時株主総会において、両行が共同株式移転の方式により当社を設立し、両行がその完全子会社になることについて承認決議

※株式会社東京都民銀行においては、定時株主総会と併せて、株式移転計画承認に係る普通株主による種類株主総会を開催

2014年10月

両行が共同株式移転により株式会社東京TYフィナンシャルグループを設立

東京証券取引所市場第一部に上場

2015年6月

当社と株式会社新銀行東京(以下、総称して「両社」という。)は、「経営統合の検討に関する基本合意書」を締結

2015年9月

両社は、「株式交換契約書」及び「経営統合契約書」を締結

2015年11月

両社の臨時株主総会及び種類株主総会において、当社を株式交換完全親会社、株式会社新銀行東京を株式交換完全子会社とする株式交換の方式により経営統合を行うことを内容とした株式交換契約について承認決議

2016年4月

株式交換の方式により両社が経営統合し株式会社新銀行東京が当社の完全子会社化

2016年6月

三井住友信託銀行株式会社と業務・資本提携契約を締結

第1回第一種優先株式150億円発行(資本金275億円)

2016年9月

株式会社横浜銀行及び三井住友信託銀行株式会社との株式譲渡契約締結により、スカイオーシャン・アセットマネジメント株式会社を持分法適用関連会社化

2017年4月

株式会社とみん経営研究所を当社完全子会社化し、商号を株式会社きらぼしコンサルティングに変更

2017年11月

株式会社東京都民銀行の子会社として、きらぼしテック株式会社を設立

2018年2月

株式会社東京都民銀行、株式会社八千代銀行及び株式会社新銀行東京が合併契約を締結

2018年4月

株式会社東京都民銀行、株式会社八千代銀行及び株式会社新銀行東京は、合併に係る認可並びに信託業務の兼営等に係る認可を取得

2018年5月

2018年5月

株式会社東京都民銀行、株式会社八千代銀行及び株式会社新銀行東京が合併し、株式会社きらぼし銀行が発足

当社商号を株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループに変更

2018年9月

きらぼしキャピタル株式会社を設立

2019年5月

株式会社きらぼし銀行の持分法適用関連会社である東京きらぼしリース株式会社を同社の連結子会社へ変更

2019年8月

東京きらぼしリース株式会社、きらぼしシステム株式会社及びきらぼしJCB株式会社を当社が直接出資する完全子会社へ変更

2019年10月

株式会社きらぼし銀行の子会社として、ベトナム・ホーチミンにてKIRABOSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITEDを開設

2019年12月

きらぼし証券準備株式会社を設立

2020年5月

株式会社きらぼし銀行にてシステム統合を実施

2020年6月

当社本社を新宿区から港区(きらぼし銀行本店)に移転

2020年8月

きらぼしライフデザイン証券株式会社(きらぼし証券準備株式会社より商号変更)を開業

2020年10月

株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社を設立

2021年3月

株式会社きらぼしインシュアランスエージェンシー(株式会社アイ・アンド・イーより商号変更)を株式会社きらぼし銀行の持分法適用関連会社化

2021年4月

きらぼしビジネスサービス株式会社が株式会社きらぼしクレジットサービスを吸収合併

2021年4月

きらぼしサービス株式会社を当社完全子会社化し、商号をきらぼしビジネスオフィスサービス株式会社に変更

2022年1月

株式会社UI銀行(株式会社きらぼしデジタルバンク設立準備会社より商号変更)を開業

2022年1月

株式会社きらぼし銀行は北京兆泰集団股份有限公司と日中合弁でコンサルティング現地法人「信銘冠嘉商務諮詢(北京)有限公司」を設立し、同社を持分法適用関連会社化

2022年3月

きらぼしテック株式会社を当社が直接出資する子会社へ変更

2022年7月

株式会社ビー・ブレーブを当社の子会社化

2022年10月

エイチ・エス債権回収株式会社(2023年4月1日付「きらぼし債権回収株式会社」へ商号変更)を株式会社きらぼし銀行の子会社化

事業内容

東京きらぼしフィナンシャルグループは、持株会社を中心に、株式会社きらぼし銀行、株式会社UI銀行を含む連結子会社17社及び関連会社3社で構成されています。同社グループは、銀行業務を主軸に、証券業務、リース業務、コンサルティング業務、フィンテックなど多岐にわたるサービスを提供しています。

2022年7月1日には、広告企画制作業を行う株式会社ビー・ブレーブを連結子会社化しました。また、同年10月3日には、きらぼし銀行が債権管理回収業を営むエイチ・エス債権回収株式会社(2023年4月1日よりきらぼし債権回収株式会社に商号変更)の全株式を取得し、連結子会社化しています。

きらぼし銀行は、東京都及び神奈川県北東部を主な営業エリアとし、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務などを提供しています。UI銀行は、デジタルバンクとして2022年1月に預金業務、内国為替業務の取扱いを開始し、BaaS型のサービス提供や個人向けローンの取扱いを新たに開始しました。

東京きらぼしリース株式会社は、OA機器から産業機械、自動車など多様なリース物件を取り扱っています。その他の連結子会社12社及び関連会社3社では、証券業、コンサルティングサービス、フィンテック等の業務を行っており、東京きらぼしフィナンシャルグループは幅広い分野で事業を展開しています。

経営方針

東京きらぼしフィナンシャルグループは、首都圏を中心に中小企業と個人顧客に対して総合金融サービスを提供することを目指し、経営基盤の拡充とビジネス構造の改革に取り組んでいます。2021年度からスタートした中期経営計画では、「お客さまの新しい価値を創造する東京発プラットフォーマーとなる」をビジョンに掲げ、きらぼしプラットフォームの拡充を図っています。このプラットフォームは、様々なプレーヤーや事業者に同社グループの新たなビジネスやサービスを創出する能力と課題解決力を提供し、共通価値やサービスを共に創造する場所です。

また、グループ力を活かしたサステナビリティへの取り組みを強化し、地域経済及び地域社会の持続的成長に貢献することを目指しています。これにより、同社グループの経営体力の強化と競争力の向上を実現し、収益の安定化と事業収益の多様化を通じて経営指標の改善を目指しています。

さらに、2023年5月には「TOKYOに、つくそう」プロジェクトを新たなブランドコミュニケーションとして開始しました。このプロジェクトは、中小企業の事業承継やカーボンニュートラル、少子高齢化や子育てなど、社会情勢の急激な変化に対応し、お客さまとの価値共創に取り組むことを目的としています。

東京きらぼしフィナンシャルグループは、これらの戦略を通じて、地域経済と地域社会の持続的な発展に貢献し、ステークホルダーと共通価値を創造していくことを目指しています。