めぶきフィナンシャルグループJP:7167

時価総額
¥9465.9億
PER
12.1倍
銀行業務を中心に、リース業務や証券業務、信用保証業務、クレジットカード業務、地域商社事業など多様な金融商品・サービスを提供。

事業内容

めぶきフィナンシャルグループは、銀行持株会社として、常陽銀行と足利銀行を中心に16の連結子会社で構成されています。主な事業は銀行業務で、地域の顧客に多様な金融商品やサービスを提供しています。銀行業務以外にも、リース業務、証券業務、信用保証業務、クレジットカード業務などを展開しています。

銀行業務では、常陽銀行と足利銀行が預金、貸出、内国為替、外国為替、商品有価証券売買、信託業務、証券投資信託・保険商品の窓口販売、金融商品仲介などを行っています。これにより、顧客の多様化する金融ニーズに応えています。

リース業務は、めぶきリースが地元事業者を中心に提供しています。証券業務は、めぶき証券が有価証券の売買や委託の媒介、有価証券の募集・売出しの取扱いを行い、地域の顧客に資金運用や資金調達のサービスを提供しています。

その他の事業として、保証業務やクレジットカード業務を行うほか、地域のカーボンニュートラルに貢献する事業や地域商社事業も展開しています。これにより、質の高い商品・サービスを提供し、顧客満足度の向上を目指しています。

経営方針

めぶきフィナンシャルグループは、「質の高い総合金融サービスの提供を通じ、地域とともに、ゆたかな未来を創り続けます。」という経営理念を掲げています。同社は、地域の持続的成長に貢献することを目指し、地域産業の掘り起こしや経済活性化、新たな市場創造に取り組んでいます。

同社は「長期ビジョン2030」に基づき、「地域とともにあゆむ価値創造グループ」を目指しています。常陽銀行と足利銀行の強みを活かし、広域ネットワークを活用して経済交流圏域の拡大を図り、総合金融サービスの規模と範囲を拡大することを目指しています。

同社は「第4次グループ中期経営計画」を策定し、2025年度から2027年度までの3年間を「持続的成長に向け、進化を加速する期間」と位置付けています。この計画では、地域社会と同社の持続可能性を高めるため、5つの重要課題(マテリアリティ)を設定し、社会的インパクトを創出することを目指しています。

同社の成長戦略は、社会課題解決戦略、事業ポートフォリオ戦略、経営基盤強靭化戦略の3つの基本戦略に基づいています。これにより、社会的価値と経済的価値の双方を創造し、企業価値の向上を図ることを目指しています。

具体的には、地域産業の成長支援や脱炭素社会への貢献を通じて、持続可能な地域社会の実現を目指しています。また、資本収益性の向上を図り、リスク対リターンの高いセグメントでの事業成長を目指しています。