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ライフネット生命保険JP:7157
沿革
2006年10月 |
東京都港区赤坂に生命保険準備会社として「ネットライフ企画株式会社」を設立 |
2007年8月 |
本社を東京都千代田区麹町へ移転 |
2008年3月 |
「ライフネット生命保険株式会社」に商号変更 |
2008年4月 |
生命保険業免許取得 |
2008年5月 |
営業開始 |
2008年10月 |
オンライン生命保険募集代理店を通じた販売を開始 |
2008年11月 |
付加保険料率(生命保険料のうち生命保険会社の運営経費にあたる付加保険料の割合)を全面開示 |
2009年6月 |
モバイルサイトでの生命保険申し込み受付サービスを開始 |
2010年2月 |
就業不能保険「働く人への保険」の販売を開始 |
2012年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2012年6月 |
スマートフォンでの生命保険申し込み受付サービスを開始 |
2012年10月 |
医療保険の給付金請求における診断書提出を原則不要とし、簡易な請求プロセスを実現 |
2014年8月 |
ウェブメディア「ライフネットジャーナル オンライン」をオープン |
2015年4月 |
契約時の必要書類をスマートフォン等で撮影し、ウェブサイトから提出可能となる環境を整備 KDDI株式会社と資本業務提携契約を締結 |
2015年5月 |
KDDI株式会社を割当先とする第三者割当増資を実行 |
2015年11月 |
同性のパートナーを死亡保険金受取人として指定可能とする取扱いを開始 |
2016年3月 |
業界初、医療保険の給付金請求手続きがオンラインで完結となる環境を整備 |
2016年4月 |
KDDI株式会社を通じて、「auの生命ほけん」の販売を開始 |
2016年7月 |
生命保険会社で初めて「LINEビジネスコネクト」を活用した保険相談サービスを開始 |
2016年12月 |
申し込み手続きをペーパーレス化 |
2017年8月 |
がん保険「ダブルエール」の販売を開始 |
2018年4月 |
「auの生命ほけん」の新ラインナップとして「auがんほけん」の販売を開始 |
2019年12月 |
終身医療保険「じぶんへの保険3」、「じぶんへの保険3レディース」の販売を開始 |
KDDI株式会社、auフィナンシャルホールディングス株式会社との三社間で業務提携契約を締結 |
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2020年2月 |
株式会社セブン・フィナンシャルサービスと業務提携契約の締結を発表 |
2020年4月 |
「セブン・フィナンシャルサービスの生命ほけん」の販売を開始 |
2020年7月 |
海外市場における募集による新株式発行を行い、資金調達を実施 |
2021年2月 |
株式会社マネーフォワードと業務提携契約を締結 |
2021年5月 |
保険代理業等を行う合弁会社(子会社)として「ライフネットみらい株式会社」を、株式会社MILIZEと設立 |
2021年6月 |
就業不能保険「働く人への保険3」の販売を開始 |
2021年7月 |
「マネーフォワードの生命保険」の販売を開始 |
2021年7月 |
ライフネットみらい株式会社(現・子会社)が、オンライン保険代理店事業等を開始、保険選びサイト「betterChoice(ベターチョイス)」の運営を開始 |
2021年9月 |
海外市場における募集による新株式発行を行い、資金調達を実施 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行 |
2022年8月 |
エーザイ株式会社と資本業務提携契約を締結 |
auじぶん銀行株式会社と団体信用生命保険に関する業務提携契約を締結 |
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2022年10月 |
三井住友カード株式会社、ライフネットみらい株式会社との三社間で業務提携契約を締結 |
2022年11月 |
「電子保険証券」「かぞく登録制度」の取扱いを開始 |
保有契約件数55万件を突破 |
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2023年2月 |
Pontaポイントがたまる「auの生命ほけん」の販売を開始 |
2023年5月 |
開業15周年 |
事業内容
ライフネット生命保険は、2006年の設立以来、インターネットを主な販売チャネルとして活用する生命保険会社です。同社は、生命保険の基本である相互扶助の精神に基づき、「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスを提供する」ことを経営理念として掲げています。事業内容は、保険引受業務、資産運用業務、業務の代理・事務の代行業務に大別され、生命保険事業を単一セグメントで展開しています。
同社の子会社であるライフネットみらい株式会社は、オンライン保険代理店事業を行い、保険選びサイト「betterChoice(ベターチョイス)」の運営を通じて、顧客に保険商品を提供しています。また、ライフネット生命保険は、デジタルテクノロジーを駆使し、保険相談から申し込み、保険金の支払いに至るまで、顧客目線でのサービス提供を実現しています。
商品構成においては、シンプルでわかりやすい保障内容を特徴としており、定期死亡保険「かぞくへの保険」、終身医療保険「じぶんへの保険3」および「じぶんへの保険3レディース」、就業不能保険「働く人への保険3」、がん保険「ダブルエール」など、個人向けの保障性商品を中心に展開しています。これらの商品は、KDDI株式会社、株式会社セブン・フィナンシャルサービス、株式会社マネーフォワードといったパートナー企業との協業により、それぞれのブランド名で販売されています。
販売チャネルは、インターネットを中心に、ウェブサイトやコンタクトセンターを通じて顧客サポートを提供しています。また、パートナービジネスチャネルを通じた販売強化にも力を入れており、パートナー企業のブランド力と顧客基盤を活用して、より多くの顧客にサービスを提供しています。同社は、情報開示の積極化や顧客接点の充実にも注力し、顧客一人ひとりの生き方を支援する企業であり続けることを目指しています。
経営方針
ライフネット生命保険は、デジタルテクノロジーを駆使した生命保険サービスの提供により、オンライン生保市場のリーディングカンパニーを目指しています。同社は、顧客一人ひとりの生き方を支援することを経営理念に掲げ、インターネットを主な販売チャネルとして活用しています。金融サービスのデジタル化という構造的なトレンドを背景に、オンライン生命保険市場の成長可能性を見込んでおり、競争優位性を維持・強化するために成長投資を継続しています。
同社は、顧客体験の革新と販売力の強化を経営方針の重点領域として掲げており、これらに注力することでインターネットチャネルの成長を中期的に再加速させることを目指しています。具体的には、テレビCMやオンライン広告を中心とした広告宣伝への投資やブランド力の強化、システム開発やデータ分析等による顧客体験の向上を通じて、お客さまに選ばれる商品・サービスの提供に努めています。
また、パートナー企業との協業によるオンライン生保市場の拡大も同社の成長戦略の一環です。KDDI株式会社や株式会社マネーフォワードといったパートナー企業との協業を通じて、保有契約業績への貢献度を高めることを目指しています。さらに、団体信用生命保険事業への事業領域の拡大にも着手し、新たな収益機会の創出を図っています。
人的資本への取り組みも強化しており、多様性を大切にし、成長の機会を提供することで、従業員が活躍できる環境づくりに注力しています。これらの取り組みを通じて、ライフネット生命保険はさらなる成長を目指しています。