ミアヘルサホールディングスJP:7129

時価総額
¥31.6億
PER
12.6倍
医薬事業では「日生薬局」「ミアヘルサ薬局」を運営し、子育て支援事業では認可保育所や学童クラブを展開、介護事業では多様な介護サービスを提供する。

事業内容

ミアヘルサホールディングスは、2021年10月1日にミアヘルサ株式会社の完全親会社として設立され、持株会社としてグループ会社の経営管理を行っています。同社グループは、医薬事業、子育て支援事業、介護事業を中心に事業を展開しています。

医薬事業では、調剤薬局を運営し、「日生薬局」や「ミアヘルサ薬局」の屋号で東京都を中心に43店舗を展開しています。大型総合病院前の門前型調剤薬局を中心に、医療モールなどにも出店し、地域に密着したサービスを提供しています。

子育て支援事業では、認可保育所を51園、認証保育所を4園、公立保育園の指定管理1園、学童クラブ等を21ヵ所運営しています。保育所は、児童福祉法に基づき、各自治体の要請と承認により開設され、保育の対象は乳児と幼児です。

介護事業では、東京都、埼玉県、千葉県で介護保険法に基づく各種介護サービスを提供しています。居宅介護支援やサービス付き高齢者向け住宅、小規模多機能型居宅介護など、多様なサービスを展開し、地域の高齢者を支援しています。

その他の事業として、食品事業を展開しています。足立区・葛飾区の公立小中学校約170校に給食用食材を卸売りし、保育園や介護施設、一般飲食店にも食材を提供しています。また、「銀のさら」のフランチャイジーとして足立区内に3店舗を運営しています。

経営方針

ミアヘルサホールディングスは、少子高齢化社会の課題に挑戦し、地域社会を明るく元気にすることをミッションとしています。同社は、医薬、子育て支援、介護事業の連携を通じて「地域包括ケアシステム」を推進し、健康・安心・絆のライフラインを構築することを目指しています。

同社の成長戦略は、少子高齢化が進む中での地域包括ケアシステムの担い手としての役割を強化することにあります。具体的には、医薬、子育て支援、介護事業の連携を通じて、地域社会のニーズに応えるまちづくりを推進し、事業の成長を実現する方針です。

ミアヘルサホールディングスは、地域包括ケアシステムの実践例として、官民協働モデルや団地再生モデルを展開しています。また、サービス付き高齢者向け住宅や在宅ホスピス対応型ホームの開設を通じて、複合的なサービスを提供し、地域社会に貢献しています。

同社は、少子高齢化社会の課題に対応するため、行政や大手デベロッパーと協力し、高い収益性を確保できる地域包括ケアシステムの開発を推進しています。これにより、地域社会の信頼を確立し、持続可能な成長を目指しています。