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ミアヘルサホールディングスJP:7129
沿革
2021年 10月 |
ミアヘルサ株式会社が単独株式移転により当社を設立、テクニカル上場により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場。 |
10月 |
ミアヘルサ株式会社が、認可保育園等を営むライフサポート株式会社の株式を取得し子会社化。 |
2022年 1月 |
ミアヘルサ株式会社を存続会社、株式会社東昇商事を消滅会社とする吸収合併。 |
4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
1984年 9月 |
東京都豊島区駒込に薬局の経営を事業目的とした株式会社日本生科学研究所(現当社)を設立(資本金1,000万円)。「くすりの日生薬局」(駒込店)開局。 |
1998年 10月 |
東京女子医科大学の門前薬局である「日生薬局河田町店」開局(現本社所在地)。 |
1999年 7月 |
日生福祉学園を設置し、介護・福祉の教育事業開始。 |
8月 |
介護事業部を設置し、居宅介護支援・福祉用具サービス等開始。 |
2000年 1月 |
本社を東京都豊島区駒込から東京都新宿区河田町に移転(現本社)。 |
2005年 8月 |
日生薬局牛込店に無菌調剤室を設置。HIT(在宅輸液療法)事業開始。 |
2006年 6月 |
株式会社給食普及会の発行済株式を全株取得し、100%子会社化。 |
2007年 4月 |
和光市新倉高齢者福祉センターの指定管理者受託。 |
2008年 4月 |
和光市北地域包括支援センターの委託事業開始。 |
2011年 3月 |
100%子会社である株式会社給食普及会を吸収合併し、食品事業部を設置。 |
4月 |
保育事業部を設置し、東京都認証保育園「日生赤羽駅前保育園ひびき」開園。 |
9月 |
埼玉県和光市にサービス付き高齢者向け住宅「日生オアシス和光」開業。同施設と併設して「日生薬局和光店」を開局。クリニックを併設し、地域包括ケアシステムの実現に向けて一体的サービスの提供を開始。 |
2013年 4月 |
神奈川県横浜市に認可保育園「日生矢向保育園ひびき」開園。 |
2014年 5月 |
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の団地再生事業の一環として、東京都西東京市に「日生ケアヴィレッジひばりが丘」開業。同施設と併設して「日生薬局ひばりが丘店」を開局。クリニック・コンビニエンスストアを併設し、地域住民に対し一体的なサービスの提供を開始。 |
2015年 3月 |
埼玉県吉川市に介護付き有料老人ホーム「日生オアシス吉川」開業。 |
2016年 4月 |
東京都板橋区に「日生薬局小豆沢店」を開局し、同施設と併設して「日生あずさわ保育園ひびき」を開園。 |
7月 |
東京都港区に調剤薬局とコンビニエンスストアを一体化した「ファミリーマート+日生薬局御成門店」を開局。 |
2019年 4月 |
ミアヘルサ株式会社に会社名を変更。 |
2020年 3月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場。 |
2020年 7月 |
認可保育園を営む株式会社東昇商事の株式を取得し子会社化。 |
2020年 8月 |
東京都葛飾区のサービス付き高齢者向け住宅「日生オアシス東新小岩」に在宅ホスピス専用フロア及び訪問看護事業所を開設。 |
2021年 4月 |
墨田区すみだ保育園の指定管理者として公立保育所の運営受託を開始。 |
2021年 9月 |
持株会社体制への移行に伴う完全親会社のミアヘルサホールディングス株式会社設立及び同社の東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へのテクニカル上場により上場廃止。 |
事業内容
ミアヘルサホールディングスは、2021年10月1日に設立された持株会社で、グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務を行っています。同社グループは、ミアヘルサ株式会社、ライフサポート株式会社を含む3社で構成され、医薬事業、介護事業、保育事業を中心に展開しています。
医薬事業では、首都圏を中心に「日生薬局」「ミアヘルサ薬局」の屋号で42店舗の調剤薬局を運営。これらの薬局では、医療機関からの処方箋に基づく調剤サービスのほか、かかりつけ薬局としての服薬管理や健康相談なども行っています。
介護事業では、東京都、埼玉県、千葉県内で多様な介護サービスを提供。居宅介護支援、サービス付き高齢者向け住宅、小規模多機能型居宅介護、地域包括支援センター、通所介護、訪問介護看護など、幅広いニーズに応えるサービスを展開しています。
保育事業では、ミアヘルサ株式会社が認可保育所を36園、公立保育園の指定管理1園を、ライフサポート株式会社が認可保育所を11園、認証保育所を5園及び学童クラブ等を21ヵ所運営。これにより、幼児教育の充実を図っています。
その他の事業として、食品事業も手掛けており、足立区・葛飾区の公立小中学校約170校への給食用食材卸売業や、保育園・介護施設、一般飲食店への食材卸売業を展開。また、「銀のさら」のフランチャイジーとして足立区内に3店舗を展開しています。
ミアヘルサホールディングスグループは、これらの事業を通じて、地域社会の健康と福祉の向上に貢献しています。
経営方針
ミアヘルサホールディングスは、少子高齢化社会の課題に挑戦し、地域社会を明るく元気にすることをミッションとしています。同社は、医薬、介護、保育事業の連携により「地域包括ケアシステム」を推進し、健康・安心・絆のライフラインを構築することをコア・コンピタンスとして位置づけています。この取り組みは、少子高齢化が進む日本の社会環境の中で、地域社会における包括的なケアの提供を目指すものです。
経営戦略として、同社は市場環境を活かし、医薬、介護、保育事業の連携を強化しています。具体的には、ミアヘルサオアシス和光やミアヘルサケアヴィレッジひばりが丘などの地域包括ケアシステムの実践例を通じて、地域社会に貢献しています。また、在宅ホスピス専用フロアや在宅ホスピス対応型ホームの開設など、国策に沿った複合的なサービスの提供を行っています。
同社は、行政や大手デベロッパーと協力し、高い収益性を確保できる地域包括ケアシステムのさらなる開発を推進しています。これにより、少子高齢化社会の課題解決を通じて地域社会に貢献することを目指しています。また、事業計画の達成状況をチェックし、損益報告や事業セグメント別のKPI設定を通じて、計画と実績の差異に対する検討と対策を実施しています。
ミアヘルサホールディングスは、医薬事業、介護事業、保育事業を中心に、地域社会の健康と福祉の向上に貢献することを目指しています。同社の成長戦略は、少子高齢化社会の課題に対応する包括的なケアの提供に焦点を当てており、これを通じて地域社会に貢献することを目標としています。