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サイバー・バズ【JP:7069】株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
サイバー・バズは、InstagramやX、LINE、TikTok、YouTubeなどのソーシャルメディアを活用して企業の広告・マーケティングを支援する会社です。同社はインフルエンサーを起用したプロモーションや企業公式アカウントの運用代行、SNS向けクリエイティブ制作・配信、さらにライブ配信プラットフォームや人材支援まで幅広いサービスを展開しています。
主要な顧客は消費財や化粧品、食品メーカー、EC事業者、レコード会社やタレントプロダクションなどで、プロモーションや販売促進を目的とした案件が中心です。同社の収益はインフルエンサ―キャンペーンの企画・実施費、SNSアカウント運用の月額契約料、広告枠やメディア運営の売上、ライブ配信に伴うチケット・物販収入、そして人材紹介や研修・コーチング料など複数の柱で成り立っています。
事業は大きくソーシャルメディアマーケティング事業、ライブ配信プラットフォーム事業、HR事業に分かれています。ソーシャルメディアマーケティングではNINARYやRipreといった会員制のインフルエンサ―サービス、投稿管理ツール「Owgi」や独自メディア「to buy」、タレント向けの「Be One Agent」を展開し、ライブ配信事業はWithLIVEで電子チケット発行からイベント運営・物販まで一気通貫で提供、HR事業はBuzzJobが転職支援や1on1コーチ「ONEサポ」を提供しています。
経営方針
サイバー・バズは「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」を掲げ、売上高と広告粗利の最大化を経営目標に据えています。国内ソーシャルメディアマーケティング市場は2024年で約1兆2,038億円、2029年には約2兆1,313億円へと成長が見込まれており、同社はこの拡大市場を取り込むことで売上・利益の拡大を図る方針です。前期は営業利益1億1,063万4千円を計上し、現金預金は9億7,213万円まで回復、長期資金500百万円の調達などにより財務基盤の安定化を実現しており、同社は持続的な成長を目指しています。
同社はソーシャルメディアマーケティング(SMM)を中核に、HR事業やライブ配信プラットフォームへ重点投資を行い、差別化を図っています。自社の会員サービスや広告商品(NINARY、Ripre、to buy、Be One Agentなど)を強化することで他社にない付加価値を提供し、利益率の高い直販ルートの拡充で収益構造を改善することを目指しています。また、WithLIVEによる電子チケット発行から物販までの一貫提供や、独自の配信ソリューションでエンタメ領域の需要に応えるなど、サービスの幅と深さで競争優位を確立しています。
新市場開拓では、TikTok Shop対応やインフルエンサー向けのアフィリエイトサービス「WESELL」、講談社と共同のメディア「MYPE」など新サービスを立ち上げ、企業向けに加えてインフルエンサーやクリエイターを対象に収益化の幅を広げています。販売先も化粧品・日用品に加え、食品、コンテンツ配信、金融など複数業界へアプローチを強め、ライブ配信では事前のEC販売やギフト展開でマネタイズ機会を増やす計画です。こうした施策により、同社は既存事業とのシナジーを通じて事業規模の拡大を目指しています。
技術革新については、新たな広告商品や配信機能の開発に積極的に投資し、優秀なエンジニアの採用・育成を強化することで迅速な開発体制の整備を進めています。個人情報や行動履歴の管理では専用端末やアクセス権限の限定、アクセスログの取得と監視を徹底し、広告審査は顧問弁護士による確認を含む厳格な運用を行っています。品質認証の取得や業界団体のガイドライン遵守も進めており、同社は技術とガバナンスの両面から安全かつ効果的なサービス提供を目指しています。