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サイバー・バズJP:7069
沿革
2006年4月 |
東京都渋谷区道玄坂に株式会社サイバー・バズ設立(資本金15,000千円) |
2006年6月 |
人気ブロガーが企業商品を紹介するサービス「CyberBuzz」を開始 |
2010年7月 |
ブログサービス以外のソーシャルメディア会員募集に伴い、「CyberBuzz」から「Ripre」へサービス名変更 |
2010年11月 |
Ameba会員のためのモニターサービス「アメモニ」を株式会社サイバーエージェントと開始 |
2012年11月 |
ソーシャルメディアキャンペーンサービス「ポチカム」を開始 |
2013年2月 |
株式会社サイバーエージェントより「アメモニ」の事業譲受、サービス名を「モニコレ」に変更 |
2013年8月 |
ヘルスケアメディア「Doctors Me」を開始 |
2014年4月 |
本社を東京都渋谷区桜丘町へ移転 |
2014年4月 |
「モニコレ」を「ポチカム」へサービス統合 |
2015年10月 |
Instagramのインフルエンサーによるマーケティング施策(現:NINARY)を開始 |
2016年11月 |
Instagram広告戦略子会社 株式会社glamfirstを100%子会社として設立 |
2017年8月 |
Instagramのインフルエンサーマーケティング施策を「NINARY」としてサービス化 |
2017年8月 |
SNSアカウント運用サービスを開始 |
2017年10月 |
「Doctors Me」を会社分割により事業譲渡 |
2017年12月 |
人気インフルエンサーが商品を紹介するメディア「to buy(トゥーバイ)」を開始 |
2018年1月 |
東京大学大学院情報理工学系研究科の山崎俊彦准教授と人工知能の研究において産学連携を開始 |
2018年4月 |
株式会社サイバーエージェントがユナイテッド株式会社及び株式会社DGインキュベーションに当社株式を譲渡したため、同社の連結子会社でなくなり、持分法適用会社となる |
2018年12月 |
株式会社サイバーエージェントが株式会社デジタルガレージ等に当社株式を譲渡したため、同社の持分法適用会社でなくなる |
2018年12月 |
株式会社デジタルガレージが、株式会社サイバーエージェント等が保有する当社株式の25.2%を取得したことにより、同社の持分法適用会社となる |
2019年3月 |
地方拠点「宮崎オフィス」を設立 |
2019年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2020年3月 |
本社を渋谷インフォスタワー7階から18階へ移転 |
2020年8月 |
株式会社glamfirstを吸収合併 |
2020年8月 |
インフルエンサーマーケティングサービス「Ripre」、「ポチカム」のサービス統合を実施し、サービス名を「Ripre」に統一 |
2020年10月 |
宮崎オフィスを母体として株式会社ソーシャルベースを設立 |
2021年2月 |
SNS運用管理ツール「Owgi」の提供を開始 |
2021年3月 |
HR領域の新規事業を手掛ける戦略子会社として株式会社BuzzJobを設立 |
2021年11月 |
スタイル・アーキテクト株式会社を完全子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行 |
2022年10月 |
株式会社WithLIVEを完全子会社化 |
2023年7月 |
企業とUGCクリエイターのマッチングプラットフォーム「DETEKURU」の提供開始 |
2023年8月 |
スタイル・アーキテクト株式会社の全株式を譲渡 |
事業内容
サイバー・バズは、ソーシャルメディアマーケティング(SMM)を中心に展開する企業で、Instagram、X(旧Twitter)、LINE、TikTok、YouTubeなどのプラットフォームを活用した企業の広告・マーケティング活動を支援しています。同社グループは、サイバー・バズ本体と子会社3社(株式会社ソーシャルベース、株式会社BuzzJob、株式会社WithLIVE)で構成され、さまざまなサービスを提供しています。
サイバー・バズの主力事業であるSMM事業では、インフルエンサーを活用した広告商品の販売、クライアント企業のソーシャルメディアアカウントの運用支援、ソーシャルメディア関連広告の販売などを行っています。インフルエンサーマーケティング市場は成長が見込まれており、2022年は前年比32%増の615億円、2023年には741億円、2027年には約2.1倍の1,302億円に拡大すると予測されています。
具体的なサービスとしては、「NINARY」ではフォロワー数3万人以上のインフルエンサーがクライアント企業の商品やサービスを体験し、その感想をソーシャルメディアで発信します。「Ripre」では、影響力の高いSNSユーザーや一般ユーザーを対象にした広告・マーケティングサービスを提供しています。また、「SNSアカウント運用」サービスでは、クライアント企業のソーシャルメディアアカウントの運用を支援し、「インターネット広告販売」では、YouTubeやInstagramなどのプラットフォームに関連する広告商品の販売を行っています。さらに、「DETEKURU」は、企業とUGCクリエイターをつなげるマッチングサービスを提供し、SNSマーケティングを支援しています。
子会社では、株式会社BuzzJobがSNSマーケティング人材の転職支援を行うHR事業を、株式会社WithLIVEが有名アーティストやタレントとのオンライン対話が可能なライブ配信プラットフォーム事業を展開しています。これらのサービスを通じて、サイバー・バズはソーシャルメディアを活用した広範なマーケティング支援を提供しています。
経営方針
サイバー・バズは、ソーシャルメディアマーケティング(SMM)を核とした事業展開を行っており、その成長戦略は、新しい「発見」や「体験」の価値を消費者に提供することに重点を置いています。同社は、時代の流れを捉え、成長市場に合わせた事業展開を進めることで、売上・利益成長および企業価値の向上を目指しています。具体的には、HR事業やライブ配信プラットフォーム事業など、ソーシャルメディアを活用した新規領域への積極的な投資を通じて収益化を図っています。
経営上の目標としては、売上高と広告粗利の最大化を重視しており、インフルエンサーを活用したマーケティング手法やソーシャルメディア広告全般におけるソリューション提供を通じてこれを実現しています。また、自社サービスの強化・向上や優秀な人材の採用・教育を通じた組織体制の整備、新たなマーケティング手法の開発などを経営戦略の柱として掲げています。
サイバー・バズは、国内インターネット広告市場の拡大とともに、ソーシャルメディアマーケティング市場の成長を背景に、事業拡大を図っています。新型コロナウイルス感染症による行動制限の解除や経済活動の正常化が進む中、ソーシャルメディアマーケティングに対する需要は高まり続けており、同社はこの需要に応えるべく、サービスの提供を強化しています。
さらに、自社サービスの強化や新サービスの拡充、新サービス等の開発体制の構築、サービスブランドの知名度向上、組織体制の整備、情報管理体制の強化など、多角的なアプローチを通じて、サイバー・バズは持続的な成長を目指しています。