ベルトラJP:7048

時価総額
¥161.2億
PER
オンライン予約サイト「VELTRA」運営、観光ツアーからマリーンスポーツまで幅広い現地体験提供。

沿革

1991年11月

東京都港区南青山において、マーケティング関連の企画、コンサルティングを行うことを目的として、株式会社アラン(資本金10百万円)を設立

1995年7月

本社を東京都港区西麻布に移転

1999年10月

本社を東京都港区赤坂に移転

2000年2月

インターネット・ゴルフ場予約専門サイト「GORA」を開始

2001年11月

商号を株式会社アランからアラン株式会社へ変更

2002年2月

本社を東京都文京区小石川に移転

2003年8月

ゴルフ場予約専門サイト「GORA」事業を楽天株式会社(現:「Rakuten GORA」)に営業譲渡

2003年11月

本社を東京都千代田区神田淡路町に移転

2004年2月

White Publishing, Inc.(現:VELTRA Inc.)の全株式を取得

2004年4月

現地体験ツアー「Alan1.net」(現:「VELTRA」)の本格稼動

2008年4月

本社を東京都新宿区納戸町に移転

2011年11月

本社を東京都新宿区市谷に移転

2012年4月

グローバルな事業拡大を目的に、ブランド名を「Alan1.net」から「VELTRA」に変更。商号をアラン株式会社からベルトラ株式会社へ変更

2012年4月

英語サイトを開設

2012年11月

システム開発を目的としてマレーシアにVELTRA Malaysia Sdn.Bhd.を設立

2015年9月

中国語(繁体字・簡体字)サイトを開設

2015年11月

本社を東京都中央区八重洲に移転

2016年2月

CityDiscovery SAS(後にVELTRA SASに商号変更、2019年3月に清算)の全株式を取得した結果、その子会社であったCityDiscovery Asia Pacific Inc.(現:VELTRA PHILIPPINES,INC.)が当社グループに参画

2017年6月

日本国内の商品をアジア市場に供給する事を目的としてシンガポールにLINKTIVITY PTE.LTD.を設立し、企業間の取引システムを提供する、ブッキングプラットフォーム事業の開始

2017年12月

韓国に拠点を置く12CM(ワンツーシーエム)社とフランチャイズ契約を行い、「VELTRA」ブランドとして韓国人旅行者向けの現地体験ツアー(www.veltra.kr)を開始

2018年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2019年7月

韓国での事業展開を強化することを目的として、12CM(ワンツーシーエム)社と合弁でVELTRA KOREA Inc.を設立

2019年9月

本社を東京都中央区京橋に移転

2020年1月

ブッキングプラットフォーム事業の、日本における事業展開を強化することを目的に、リンクティビティ株式会社を設立

2021年1月

本社を東京都千代田区神田美土代町に移転

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

事業内容

ベルトラは、国内および世界150か国で現地体験型オプショナルツアーを専門に扱うオンライン予約サイト「VELTRA」を運営しています。約5,000社の催行会社と直接契約を結び、観光ツアー、文化体験、グルメツアー、ショー・エンターテインメント、美術館・博物館、クルーズ、レストラン、スパ・エステ、ゴルフ、マリーンスポーツなど、15,000点を超える幅広いラインナップを提供しています。同社のサービスは、豊富な商品ジャンルとラインナップの多様性を特徴とし、顧客満足度の向上に努めています。

旅行者は「VELTRA」で商品情報を検索・閲覧し、予約申込を行います。予約確定後にはバウチャーが発行され、これを提示して現地体験ツアーに参加できます。また、体験後には体験談を投稿することが可能です。この一連の流れをオンライン上で完結させるサービスが同社グループの特徴です。

ベルトラグループは、旅行関連事業を単一セグメントで運営しており、主な収益源は催行会社からの手数料収入です。同社グループは、ITを活用したマーケティング力と商品企画力により、ユニークな現地体験ツアーの提供や、スピーディーかつスムーズな検索、申込を実現しています。また、実際に参加した旅行者の体験談を活用したプロモーションにより、予約申込の促進に努めています。

連結子会社としては、B2B向けチケットプラットフォーム事業を展開するリンクティビティ株式会社や、ハワイに特化した「Hawaii Activities」を運営するVELTRA Inc.などがあります。また、ITシステムのオフショア開発拠点としてVELTRA Malaysia Sdn. Bhd.が存在します。これらの事業を通じて、ベルトラグループは旅行者に多様な選択肢と高い顧客満足度を提供しています。

経営方針

ベルトラは、持続的な成長と独自の存在感を目指し、観光産業と国際交流のリーダーとなることを企業理念に掲げています。同社は、旅行者、取引先、株主を含むすべての関係者の発展と繁栄を目指し、共存共栄の精神で観光産業をリードすることに注力しています。そのために、世界各国の現地体験ツアーを幅広く、かつ個性豊かな商品を提供し、商品情報の正確性と品質・安全性に責任を持つことで、信頼されるサービスの実現を目指しています。

経営戦略として、ベルトラは海外旅行部門、インバウンド部門、グローバル部門に分類し、オンラインで現地体験ツアーを提供する基盤作りを進めています。同社は、約5,000社のツアー催行会社とのネットワークを活かし、15,000を超える高品質なアクティビティ商品を提供しており、2022年12月末時点で200万人を超える会員基盤を有しています。今後は、これらのアセットを最大限に活かし、旅行を超えた「体験」と「交流」をテクノロジーを活用して提供することで、新たな収益モデルの確立を目指します。また、旅行需要の回復が見込まれる国内旅行事業を強化し、ビジネスポートフォリオの拡張を通じて、全体の収益力向上に努めています。

ベルトラは、オンライン予約サイト「VELTRA」を通じて、国内外で多様な現地体験型オプショナルツアーを提供しています。同社のサービスは、豊富な商品ジャンルと多様性に富んだラインナップが特徴で、顧客満足度の向上に努めています。また、ITを活用したマーケティング力と商品企画力により、ユニークな現地体験ツアーの提供や、スムーズな検索・申込みプロセスの実現、参加者の体験談を活用したプロモーションによる予約促進に取り組んでいます。