イーエムネットジャパンJP:7036

時価総額
¥36億
PER
96.2倍
インターネット広告事業を展開し、検索連動型広告、運用型ディスプレイ広告、ソーシャルメディア広告等の多様なデジタルマーケティングサービスを提供。

沿革

2013年4月

東京都新宿区に株式会社イーエムネットジャパン設立

2014年1月

EMNET INC.の日本支社より事業譲渡を受け、株式会社イーエムネットジャパンとして事業を開始(注)1

2014年1月

日本支社よりGoogle Inc.(現 Google LLC)の『Google AdWords 広告』(現 Google 広告)の正規代理店登録を継承

2015年10月

ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)のYahoo!認定代理店に登録

2016年7月

グーグル合同会社のAdWords認定パートナーとして、『Google Partner プレミアバッジ(注)2』を取得

2016年10月

ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Yahoo!マーケティングソリューション正規代理店(注)3』として3つ星を認定される

2017年4月

インターネット広告業界への人材供給を目的として、労働者派遣事業の許可を取得

2017年4月

ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Yahoo!マーケティングソリューションパートナー(注)4』のゴールドに認定される

2017年6月

Twitter Japan株式会社の認定代理店に登録

2017年7月

Facebook,Inc.の『Facebook agency directory』の認定代理店に登録

2017年10月

2018年8月

LINE株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Marketing Partner Program(注)5』のSales Partner(Basic)に認定される

LINE株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Marketing Partner Program(注)5』のSales Partner(Bronze)に認定される

2018年9月

東京証券取引所(マザーズ市場)に株式を上場

2019年5月

TRANSCOSMOS(MALAYSIA)SDN.BHD.グローバルデジタルマーケティングセンターとの契約を締結

2019年5月

LINE株式会社(現 LINEヤフー株式会社)とSMB領域における戦略的パートナーシップ契約を締結

2019年10月

ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Yahoo!マーケティングソリューションパートナー(注)6』の認定パートナーとして3つ星を認定される

2021年1月

一般社団法人 日本経済団体連合会へ入会

2021年5月

ソフトバンク株式会社と資本業務提携契約を締結(注)7

2021年6月

ソフトバンク株式会社の連結子会社となる(注)1

2021年10月

ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Yahoo!マーケティングソリューションパートナープログラム(注)8』のセールスパートナーとして4つ星を認定される

2022年4月

東京証券取引所(グロース市場)に区分変更

事業内容

イーエムネットジャパンは、2007年に日本市場に進出して以来、インターネット広告事業を中心に展開しています。同社は、EMNET INC.の日本法人として、中小企業を中心にインターネット広告の提供を行っており、ソフトバンク株式会社が親会社となっています。同社は、デジタルマーケティングの課題解決を目指し、戦略立案から運用、分析、改善までの一連のサービスを提供しています。

イーエムネットジャパンは、検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告をはじめ、ソーシャルメディア広告、動画広告、アフィリエイト広告など多岐にわたる広告サービスを展開しています。これらのサービスを通じて、クライアント企業のデジタルマーケティング活動を支援しています。また、広告主の広告機能の内製化ニーズに応えるインハウス支援サービスも提供しており、広告運用のノウハウを活用したコンサルティングサービスを行っています。

同社は、一人の担当者がクライアント企業に対してワンストップでサービスを提供する専任制と、営業と広告運用を分けて対応する分業制の体制を敷いており、クライアントの多様なニーズに対応しています。また、PDCAサイクルを活用した広告効果の最大化や、ペルソナに基づいた広告運用を得意としています。

さらに、イーエムネットジャパンは、広告運用の実績を活かしたクリエイティブ制作や、広告の企画提案営業などの受託業務サービスも提供しており、広告媒体や事業会社、広告代理店などに対してもサービスを展開しています。これらの取り組みを通じて、同社は日本のデジタルマーケティング業界における専門家の育成と、クライアント企業の利益向上を目指しています。

経営方針

イーエムネットジャパンは、インターネット広告市場の成長を背景に、企業価値の向上と利益成長を目指しています。同社は「クライアントと共に歩む企業」という理念のもと、デジタルマーケティングの課題解決に注力しており、最新のテクノロジーを駆使したサービス提供を行っています。特に、生成AIの活用による広告配信の効率化と成果向上に力を入れています。

経営戦略の一環として、イーエムネットジャパンは検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告、ソーシャルメディア広告、動画広告への注力を強化しています。また、生成AIを用いた新サービスの開発や業務効率化を進め、クライアント企業への高い価値提供を目指しています。営業戦略では、デジタルシフトを検討している企業や地方企業へのアプローチを強化し、ソフトバンク株式会社との協業を通じて新たな顧客層の開拓も進めています。

インターネット広告市場の変化に対応するため、イーエムネットジャパンは運用型広告サービスの強化、新技術や市場変化への対応、新規クライアント企業の開拓、人材確保と育成、内部管理体制の強化に取り組んでいます。これらの施策を通じて、同社は継続的な成長と企業価値の向上を目指しています。