and factoryJP:7035

時価総額
¥35.1億
PER
スマートフォンアプリ開発を中心に、UI/UXデザインの構築力を強みとし、マンガアプリ「マンガUP!」や「マンガPark」、占いアプリ「uraraca」等を提供。また、宿泊施設「&AND HOSTEL」運営も手掛ける。

沿革

2014年9月

東京都渋谷区神宮前六丁目に当社を設立

2014年10月

株式会社イグニスよりスマートフォンアプリ『どこでもミラー』を取得し、Smartphone APP事業を開始

スマートフォンゲームアプリの攻略及びマルチプレイ(注)のパートナー募集掲示板アプリ「最強シリーズ」のiOS版を提供開始

2015年4月

株式会社イグニスと資本提携

2015年6月

東京都渋谷区神宮前三丁目に本社移転

2015年10月

新規事業開発を目的としてC-studio株式会社(2017年8月当社が吸収合併したことにより消滅)を設立

2016年8月

最先端IoTデバイスを集結させたスマートホステル『&AND HOSTEL』を福岡に開設し、IoT事業を開始

2016年10月

東京都目黒区に本社移転

2017年1月

株式会社スクウェア・エニックスとの協業によりスマートフォン向けのマンガアプリ『マンガUP!』iOS版・Android版をリリース

2017年4月

『&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH』を開設

2017年5月

『&AND HOSTEL UENO』を開設

2017年8月

当社がC-studio株式会社を吸収合併

株式会社白泉社との協業によりスマートフォンアプリ『マンガPark』iOS版・Android版をリリース

2018年2月

『&AND HOSTEL AKIHABARA』を開設

2018年3月

『&AND HOSTEL KANDA』を開設

2018年8月

『&AND HOSTEL ASAKUSA STATION』を開設

2018年9月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2018年11月

株式会社集英社との協業によりスマートフォンアプリ『マンガMee』iOS版・Android版をリリース

2018年12月

株式会社ビーグリーとの協業によりスマートフォンアプリ『コミックevery』iOS 版・Android 版をリリース

2019年2月

『&AND HOSTEL ASAKUSA』『&AND HOSTEL MINOWA』を開設

2019年4月

株式会社日本文芸社との業務提携を実施

2019年6月

占いアプリ『uraraca』iOS版・Android版をリリース

2019年7月

株式会社小学館との業務提携を実施

2019年7月

株式会社スクウェア・エニックスと資本業務提携を実施

2019年7月

株式会社スクウェア・エニックスと共同開発したスマートフォンアプリ『FFBEデジタルアルティマニア』iOS版・Android版をリリース

2019年8月

株式会社小学館との協業によりスマートフォンアプリ『サンデーうぇぶり』iOS 版・Android 版をリリース(フルリニューアル)

2019年8月

『&AND HOSTEL HOMMACHI EAST』を開設

2019年10月

『&AND HOSTEL KURAMAE WEST』を開設

2019年10月

株式会社小学館、株式会社集英社及び株式会社白泉社と資本業務提携を実施

2019年10月

株式会社アムタスと業務提携を実施

2019年11月

株式会社日本文芸社との協業によりスマートフォンアプリ『マンガTOP』iOS 版・Android 版をリリース

2019年11月

『&AND HOSTEL SHINSAIBASHI EAST』を開設

2019年11月

『&AND HOSTEL MINAMISENJU』を開設

2020年2月

『&AND HOSTEL NAMBA』を開設

2020年2月

東京証券取引所第一部へ市場変更

2020年4月

株式会社集英社との協業によりスマートフォンアプリ『ヤンジャン!』iOS 版・Android 版をリリース(フルリニューアル)

2020年5月

株式会社アムタスとの協業によりスマートフォンアプリ『めちゃコミックの毎日連載マンガアプリ』iOS 版・Android 版をリリース(フルリニューアル)

2020年8月

東京証券取引所貸借銘柄に選定

2020年10月

ミラーフィット株式会社と業務提携を実施

2021年1月

『&AND HOSTEL KURAMAE WEST』を「ウェルネスを届けるスマートホステル」としてリニューアルオープン

2021年2月

株式会社Skyfallと資本業務提携を実施

2021年3月

『&AND HOSTEL ASAKUSA KAPPABASHI』を開設

2021年6月

IoT事業における事業構造改革(不採算事業の縮小及び撤退)を発表。宿泊予約管理システム「innto」事業、宿泊施設向けタブレットサービス「tabii」事業及び賃貸不動産領域向けサービス「totono」を事業譲渡することを発表。&AND HOSTEL事業では赤字店舗を中心とする一部店舗の契約見直しを行うことを発表

2021年9月

月額占いサイト『星ひとみの占い―5秒で見抜く宿命と刻』をリリース

2021年12月

スマートフォンアプリ『星ひとみの占い―5秒で見抜く宿命と刻』のiOS版・Android版をリリース

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年10月

株式会社セプテーニ・ホールディングスと資本業務提携を実施

2022年12月

株式会社ロイヤリティ マーケティングとの業務提携を実施

事業内容

and factoryは、「日常に&を届ける」ことをミッションに掲げ、人々の生活を豊かにするサービスを提供している企業です。同社は主に「APP事業」と「RET事業」の二つのセグメントで事業を展開しています。

APP事業では、スマートフォンアプリの開発・運用を中心に行っており、特にUI/UXデザインの構築力に強みを持っています。同社は、株式会社スクウェア・エニックスと共同開発した「マンガUP!」や株式会社白泉社と共同開発した「マンガPark」など、複数のマンガアプリを運営しています。これらのアプリは、App StoreやGoogle Playを通じて提供されており、アプリ内での電子マンガのダウンロード課金や広告収入が主な収益源となっています。

RET事業では、「&AND HOSTEL」という宿泊施設の運営を主軸に事業を展開しています。&AND HOSTELは、IoT技術を活用したスマートホステルであり、ウェルネス体験の提供を目指しています。また、同社は「SUMUTORE」という撮影者とスタジオ提供者を繋ぐマッチングプラットフォームも運営していましたが、今後の成長が見込めないと判断し、2023年8月末にサービスを終了しています。

and factoryは、APP事業におけるUI/UXデザインの構築力をRET事業にも展開し、事業間のシナジー効果を生み出しています。同社は、スマートフォンアプリ市場の成長に伴い、特にマンガアプリ市場での事業拡大を図っており、大手出版社との連携を深化させることで、マンガアプリの利用促進と収益拡大を目指しています。

経営方針

and factoryは、スマートフォン関連事業を中心に、人々の生活を豊かにするサービスや事業の創出に注力している企業です。同社は、特にマンガアプリの開発・運営や宿泊施設のテクノロジー化を推進し、日常に新たな価値を提供することを目指しています。

経営戦略として、and factoryは既存事業の利益確保と新規事業の創出に力を入れています。具体的には、成熟期に差し掛かるマンガアプリ事業での利益確保と、新たなビジネスモデルの確立を進めています。また、エンタメ事業や宿泊施設「&AND HOSTEL」の運営を通じて、収益拡大を目指しています。

組織体制の強化も同社の重要な戦略の一つです。目標管理制度や福利厚生の充実を図り、優秀な人材の採用と育成に努めています。また、内部統制とコンプライアンス体制の強化にも注力し、透明性の高い健全な経営を目指しています。

システム基盤の強化と技術革新への対応も、and factoryの成長戦略の重要な柱です。スマートフォンアプリの安定稼働を確保し、新規サービスの開発に備えるため、システム開発投資を継続しています。さらに、技術革新に柔軟に対応することで、事業展開の幅を広げていく方針です。

これらの戦略を通じて、and factoryは持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。同社は、既存事業の強化と新規事業の創出、組織体制の充実、システム基盤の強化など、多角的なアプローチで事業の拡大を図っていることが伺えます。