- 日本企業
- インバウンドテック
インバウンドテックJP:7031
沿革
年 月 |
事 項 |
2015年4月 |
24時間365日、6カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語)対応の多言語コンタクトセンターの運営及びセールスアウトソーシング事業を目的とし、東京都新宿区にブレインプレス株式会社を設立 |
2015年4月 |
1分単位で通訳サービスを提供する「エコノミー通訳®」を発表 |
2016年3月 |
マルチリンガルCRM事業にてタイ語・ベトナム語対応を常時通訳可能言語に追加。8カ国語対応開始 |
2016年10月 |
プライバシーマークを取得 |
2017年1月 |
マルチリンガルCRM事業にてロシア語を常時通訳可能言語に追加。9カ国語対応開始 |
2017年3月 |
マルチリンガルCRM事業にてフランス語を常時通訳可能言語に追加。10カ国語対応開始 |
2017年4月 |
マルチリンガルCRM事業にてタガログ語を常時通訳可能言語に追加。11カ国語対応開始 |
2017年9月 |
株式会社インバウンドテックに社名変更 |
2018年2月 |
クラウド型の通訳AIを活用した対面型AI通訳サービスを提供開始 |
2018年4月 |
マルチリンガルCRM事業にてネパール語を常時通訳可能言語に追加。12カ国語対応開始 |
2018年8月 |
鹿児島県南さつま市にコンタクトセンター(SATSUMA BPOセンター)を開設 |
2018年8月 |
セールスアウトソーシング事業にて東京電力グループからの営業代行業務を受託 |
2020年12月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2021年4月 |
株式会社シー・ワイ・サポートを株式取得により完全子会社化 |
2021年4月 |
大阪府大阪市中央区に大阪コンタクトセンターを開設 |
2021年11月 |
株式会社OmniGridを株式取得により子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、上場金融商品取引所をマザーズ市場からグロース市場に変更 |
2022年9月 |
テレビ電話型通訳サービス「スマイルコール」を事業譲受により取得 |
事業内容
インバウンドテックは、マルチリンガルCRM事業とセールスアウトソーシング事業を主軸に展開しています。同社は、クライアントの多様なニーズに応えるため、要件分析から課題抽出、企画提案、開始準備、業務実行、アフターフォローまで一貫して対応する体制を構築しています。特に、コンタクトセンターを基点に、これら二つの事業セグメントを組み合わせることで、CRMをコストセンターからプロフィットセンターへの転換を図るビジネスソリューションを提供しています。
マルチリンガルCRM事業では、24時間365日体制のカスタマーサービス、12カ国語に対応する多言語サポート、電話やウェブサイト、SNSなど多様な通信手段を用いたエンドユーザーとのコミュニケーションサービスを提供しています。また、クラウド型ビデオ通話システムを利用した通訳サービス「エコノミー通訳®」も展開しており、小規模オフィスや店舗向けに低コストでのサービス提供を可能にしています。
セールスアウトソーシング事業では、クライアントに代わって見込み顧客への営業活動を行うサービスを提供しています。成果報酬型に加え、稼動人数あたりの固定売上を支払う契約を前提とし、安定した収益構造とコンプライアンス体制を特徴としています。この事業では、電話や訪問による販売勧誘、アンケート調査、クライアントの営業員やスタッフへの研修展開など、営業に関連する様々な業務を請け負っています。
インバウンドテックは、これらの事業を通じて、クライアントの事業領域拡大と利益獲得に貢献しており、柔軟なビジネスソリューションの提供により、クライアントの多様なニーズに応えるサービスを展開しています。
経営方針
インバウンドテックは、マルチリンガルCRM事業とセールスアウトソーシング事業を軸に、持続的な成長を目指しています。同社は、「全ての人に最上級の感動を提供し続ける」というミッションのもと、社会の変化に応じたサービスの提供を心掛けています。特に、企業やエンドユーザーの枠を超えた豊かなサービス提供を目標に掲げ、グローバルなコンタクトセンターを中心に事業展開を進めています。
経営環境の変化に対応するため、インバウンドテックは、外国人人材の受け入れ拡大や観光先進国実現の政府方針に沿ったマルチリンガルCRMサービスのニーズ増加に注目。これに伴い、AIを活用したビッグデータの収集・分析によるマーケティング活動や業務改善の提案が活発化しています。
同社は、コンサルティング営業の強化やサービス品質の向上、コンシューマー向けサービス展開の推進など、事業上及び財務上の課題に優先的に取り組んでいます。また、セールスアウトソーシング事業では、インフラ関連商材の取り扱い拡大を図り、グローバル展開の推進にも力を入れています。
インバウンドテックは、優秀な人材の確保と育成、内部管理体制の強化にも注力。新卒採用の開始や人材育成体制の整備を進め、組織力の底上げを図っています。これらの戦略を通じて、同社は持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。