ツインバード (6897) 株価

時価総額
¥42.8億
PER
家電製品製造販売の有力企業。照明器具、調理家電、クリーナー、冷蔵庫、洗濯機などの生活家電を展開。独自の新冷却技術FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)とその応用製品も製造・販売。

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事業内容

ツインバードは、新潟県燕市に本社を置く家電メーカーで、照明器具や調理家電、生活家電などの幅広い家電製品を企画・製造・販売しています。同社は一般的な家電に加えて、独自開発の新冷却技術「FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)」とその応用製品の事業化にも取り組んでいます。

同社の収益構造は、主力の家電製品事業とFPSC事業の2つで構成しています。家電製品事業では、全国の家電量販店や通販事業者向けに製品を供給しており、安定した収益基盤となっています。FPSC事業は比較的新しい事業領域で、特殊な冷却技術を活用した高付加価値製品を展開しています。

家電製品事業では、照明器具、調理家電、掃除機、冷蔵庫、洗濯機、AV機器、健康理美容機器まで幅広い製品ラインを取り扱っています。一方のFPSC事業では、独自の冷却技術を応用したFPSC冷凍冷蔵庫を主力製品として展開しており、従来の冷却技術とは異なる新たな価値提案を行っています。

経営方針

ツインバードは2期連続の最終損失を受けて、2027年2月期を収益性重視の事業構造への転換元年と位置付け、抜本的な構造改革を推進しています。同社は長期ビジョン「VISION2030」のもと、燕三条発のイノベーションで世界中の人々に持続可能な幸せを提供するブランドを目指しており、黒字化実現に向けた4つの重点施策を展開しています。

事業ポートフォリオの見直しでは、高収益事業への経営資源の重点配分を進めており、業務用やFPSC事業へのシフトを加速する一方、黒字化が見込めない家庭用冷蔵庫・洗濯機事業の縮小を実施しています。家電製品事業では、付加価値の高い「匠プレミアム」製品のラインナップ拡充や、美容室ルート向けドライヤー、ホテル・医療機関向け業務用小型冷蔵庫の新規開拓を推進し、収益性の改善を図っています。

FPSC事業では、医薬・バイオ分野での成長を特に重視しており、従来の冷凍機OEM供給に加えて、医薬バイオ分野向けマイナス80度可搬式小型フリーザーボックスの新製品を発売しました。同社は世界保健機関の医療機材品質認証を取得し、2026年のドイツ最大級医療機器見本市への出展や、経済産業省の新規輸出支援プログラムを活用した営業強化を計画しています。

技術革新への取り組みとしては、2024年12月に稼働した新基幹システムの活用による生産性向上やAIの導入を進めており、社員一人当たりの付加価値向上を目指しています。また、自社ECサイトのプラットフォーム化を通じて顧客との接点を拡大し、サブスクリプションサービスなど多様な収益機会の獲得により、ライフタイムバリュー最大化を図る戦略を展開しています。

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