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OBARA GROUPJP:6877
沿革
1958年12月 |
小原金属工業㈱を東京都中央区日本橋両国22番地に設立し、抵抗溶接用電極の製造販売を開始。 |
1961年5月 |
本社を東京都中央区日本橋より東京都港区芝浜松町4丁目2番地(現 港区芝大門)に移転。 |
1966年11月 |
可搬式溶接ガン(PSWガン)の製造販売を開始。 |
1969年2月 |
本社社屋を東京都大田区西六郷に新築、本社を移転。 |
1971年3月 |
神奈川県綾瀬市に相模工場を新設。 |
1971年5月 |
米国スピードファムと遊離砥粒による高速平面研削機製造(現在 半導体・ディスク産業向け研磨装置の製造販売)を目的としたスピードファム㈱(現 連結子会社)を設立(50%出資)。 |
1971年7月 |
ロボットガンの製造販売を開始。 |
1979年12月 |
アーク溶接用トーチ(ミグガン)の製造販売を開始。 |
1987年8月 |
米国ハーキュリー社から工場を購入し、溶接機器の製造販売拠点としてHERCULES DIVISION支店(現 連結子会社)を開設。 |
1987年9月 |
韓国の溶接機器の製造販売拠点としてOBARA KOREA CORP.(現 連結子会社)を設立(50%出資)。 |
1988年3月 |
トランス内蔵ロボットガンの製造販売を開始。 |
1988年8月 |
社名 小原金属工業㈱を小原㈱(定款上の商号 OBARA㈱)に変更。 |
1988年10月 |
米国ケンタッキー州に溶接機器の製造販売拠点としてCINCINNATI PLANT支店(現 連結子会社)を開設。 |
1990年1月 |
マレーシアの溶接機器の販売拠点としてOBARA(MALAYSIA)SDN.BHD.(現 連結子会社)を設立(100%出資)。 |
1994年5月 |
本社を東京都大田区より神奈川県綾瀬市に移転。 |
1994年12月 |
中国の溶接機器の製造販売拠点としてOBARA (NANJING) MACHINERY & ELECTRIC CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立(100%出資)。 |
1996年10月 |
溶接機器の米国2支店をOBARA CORP. USA(現 連結子会社)として現地法人化(100%出資)。 |
1996年10月 |
タイに溶接機器の製造販売拠点としてOBARA(THAILAND)CO., LTD.(現 連結子会社)を設立(49%出資、現在91.5%)。 |
1998年6月 |
日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式公開。 |
1999年9月 |
洋光産業㈱(現 連結子会社)の株式(100%)を取得。 |
2000年5月 |
インドに溶接機器の販売拠点(現 製造販売拠点)としてOBARA CORP. INDIA 支店(現 連結子会社)を設立。 |
2000年8月 |
スピードファム㈱の株式(50%)を追加取得し、完全子会社化。 |
2001年9月 |
中国上海市に溶接機器の製造販売拠点としてOBARA (SHANGHAI) CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立(100%出資)。 |
2002年10月 |
OBARA CORP. USA(現 連結子会社)メキシコ支店をOBARA MEXICO, S. DE R. L. DE C. V.(現 連結子会社)として現地法人化(100%出資)。 |
2006年3月 |
溶接機器のインド支店をOBARA INDIA PVT LTD.(現 連結子会社)として現地法人化(100%出資)。 |
2006年8月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 |
2007年4月 |
研磨装置の韓国支店をSPEEDFAM KOREA LTD.(現 連結子会社)として現地法人化(100%出資)。 |
2008年2月 |
ロシアに溶接機器の販売拠点としてLLC OBARA RUS(現 連結子会社)を設立(100%出資)。 |
2011年10月 |
社名 OBARA㈱をOBARA GROUP㈱に変更。 |
2011年10月 |
持株会社(当社)と事業会社(OBARA㈱)に分社。 |
2011年10月 |
本社を神奈川県綾瀬市より神奈川県大和市に移転。 |
2013年6月 |
中国南京市に中国市場向け研磨装置の製造販売拠点としてSPEEDFAM MECHATRONICS (NANJING) |
2014年4月 |
イタリアに研磨装置の製造販売拠点としてMELCHIORRE S.R.L.(現 連結子会社)の株式(100%)を取得。 |
2014年10月 |
ブラジルに溶接機器の販売拠点としてOBARA TECNOLOGIAS E PRODUTOS DE SOLDAGEM LTDA.(現 連結子会社)を設立(100%出資)。 |
2015年4月 |
溶接機器のフランス支店をOBARA SAS(現 連結子会社)として現地法人化(100%出資)。 |
2015年12月 |
OBARA KOREA CORP.の株式(50%)を追加取得し、完全子会社化。 |
2015年12月 |
韓国に溶接機器の製造販売拠点としてA ONE TECH CO., LTD.(現 連結子会社)の株式(100%)を取得。 |
2016年10月 |
溶接機器のイギリス支店をOBARA CORP. LTD.(現 連結子会社)として現地法人化(100%出資)。 |
2016年12月 |
溶接機器のチェコ支店をOBARA s.r.o.(現 連結子会社)として現地法人化(100%出資)。 |
2018年1月 |
㈱プレテック(現 連結子会社)の株式(99.6%)を取得。 |
2018年7月 |
韓国に研磨装置の消耗品の製造販売拠点としてONSE INC.(現 連結子会社)の株式(100%)を取得。 |
2021年9月 |
㈱プレテックの株式(0.4%)を追加取得し、完全子会社化。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
OBARA GROUPは、自身および子会社27社で構成される企業グループであり、主に溶接機器関連事業と平面研磨装置関連事業の二つのセグメントで事業を展開しています。
溶接機器関連事業では、特に自動車ボディー溶接向けの抵抗溶接機器の製造販売を行っており、このセグメントにはOBARA株式会社、洋光産業株式会社、OBARA (NANJING) MACHINERY & ELECTRIC CO.,LTD.、OBARA (SHANGHAI) CO.,LTD.、OBARA KOREA CORP.、A ONE TECH CO.,LTD.、OBARA (THAILAND) CO.,LTD.、OBARA (MALAYSIA) SDN. BHD.、OBARA INDIA PVT LTD.、OBARA CORP. USA、OBARA MEXICO, S.DE R.L.DE C.V.などが含まれます。
一方、平面研磨装置関連事業では、シリコンウェーハや酸化物水晶向けの平面研磨装置及び消耗品の製造販売を主軸に事業を行っており、スピードファム株式会社、スピードファム長野株式会社、スピードファムクリーンシステム株式会社、株式会社プレテック、SPEEDFAM MECHATRONICS (NANJING) LTD.、ONSE INC.、SPEEDFAM INC.、SPEEDFAM (INDIA) PVT LTD.、MELCHIORRE S.R.L.がこのセグメントに属しています。
これらの事業を通じて、OBARA GROUPは自動車産業や半導体産業など、幅広い分野に対して高品質な製品とサービスを提供しています。
経営方針
OBARA GROUPは、自動車業界とエレクトロニクス業界を主要顧客として、溶接機器関連事業と平面研磨装置関連事業を二大柱とする企業グループです。同社は、長期的な視野に立ち、企業価値の向上を目指しています。具体的には、自己資本比率70%以上、ROE(株主資本当期純利益率)15%以上を目標として掲げています。
経営戦略として、OBARA GROUPはグローバルな展開を進め、自動車業界とエレクトロニクス業界における優位性を確立し、独自の技術を生かした事業の発展を加速させることを目指しています。この戦略の下、同社はグループ管理の強化、消耗品の受注拡大、生産性向上を目指した次世代機の製品化に取り組んでいます。
グループ管理では、主要取引先のグローバル展開に合わせた海外進出を推進し、品質統制、最適地生産、最適地調達を通じてグループ全体の収益最大化を図っています。また、消耗品の受注拡大により、業績の安定化を目指しています。さらに、自動車業界の溶接工程の品質向上や効率化、エレクトロニクス業界の半導体デバイスの高速動作・低消費電力・高集積化への対応を目的とした次世代機の製品化に力を入れています。
これらの戦略を通じて、OBARA GROUPは自動車産業や半導体産業など、幅広い分野に対して高品質な製品とサービスを提供し、企業の持続的な成長を目指しています。