OBARA GROUPJP:6877株価

時価総額
¥775.3億
PER
9.1倍
溶接機器・平面研磨装置・電気機器関連事業の大手。自動車ボディー向け抵抗溶接機器、シリコンウェーハ向け平面研磨装置、電力向け配電機材を展開。子会社30社・関連会社1社の体制、2025年10月1日付で商号変更。国内外に生産・販売拠点を展開。

株価の推移

出来高の推移

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

事業内容

OBARA GROUPは、溶接機器、平面研磨装置、電気機器を主力とする製造販売グループです。同社は自動車の車体溶接向けの抵抗溶接機器や、シリコンウエハや酸化物基板向けの精密研磨装置、電力業界向けの配電機材などを設計・生産・販売しています。国内外に拠点を持ち、装置の導入から保守まで一貫したサービスを提供しています。

主要な顧客は自動車メーカー、半導体や電子部品メーカー、電力会社などで、装置本体の販売に加えて消耗品やメンテナンスが継続的な収益源になっています。同社は受注生産とアフターサービスを組み合わせて長期的な取引関係を築き、海外販売や現地生産も収益に貢献しています。

事業は溶接機器、平面研磨装置、電気機器の三つのセグメントに分かれており、それぞれ自動車向けの溶接装置と関連部品、ウェハや基板の研磨装置と消耗資材、配電盤や関連機器の供給を柱としています。同社は外注加工の体制も保有し、製品供給の柔軟性と納期対応力を高める取り組みを行っています。

経営方針

同社は長期的な企業価値の向上を目指しており、財務の健全性と収益性の両立を重視しています。具体的には自己資本比率70%以上、ROE(株主資本当期純利益率)8〜10%を長期目標に掲げ、グローバル市場での売上拡大と収益の安定化を図っています。装置の販売に加え、消耗品や保守サービスを継続的な収益源と位置づけ、設備投資と研究開発を通じて成長市場でのシェア獲得を進めることで、安定的な利益基盤の構築を目指しています。

重点投資分野は溶接機器、平面研磨装置、電力向け配電機材であり、ここに差別化の核を置いています。同社は自動車の溶接工程向けに高速・軽量化を実現する溶接ガンの開発や、シリコンウエハ向けに高精度かつ高効率の研磨装置の実用化を進めています。さらに配電機材では信頼性や施工性を高める製品設計を進め、装置の導入から保守まで一貫したサービスを提供することで、他社と明確に差別化しています。

新市場開拓では主要取引先のグローバル展開に合わせた海外進出と現地生産を強化しています。同社は品質統制や最適地生産・最適地調達を進め、グループ管理を強化して現地需要に即した製品投入を行う計画です。加えて、自動車やエレクトロニクス分野における消耗品の受注拡大を戦略に組み込み、設備投資の波に左右されにくい継続的な収益確保を図っています。

技術革新への取り組みとしては、長年の総合溶接技術や研磨技術をベースに次世代機器の製品化を急いでいます。具体的には、自動車メーカーが求めるロボット溶接対応の高速・軽量溶接ガンや、半導体の微細化に対応する高精度研磨技術の開発を推進し、試作から量産への移行を進めるための研究開発投資と設備投資を継続しています。これらの技術投資により、製品性能の向上とサービスによる顧客ロイヤルティの強化を目指しています。