キーエンスJP:6861

時価総額
¥16.93兆
PER
46.8倍
電子応用機器の製造・販売を主軸に、ソフトウェア開発、製造、グローバル販売網を有するキーエンスグループ。不動産業、広告・マーケティング業などの事業も展開。

沿革

年月

沿革

1972年3月

兵庫県伊丹市において当社取締役名誉会長滝崎武光がリード電機を創立。自動制御機器、電子応用機器の開発、製造販売に着手。

1973年4月

工場自動化用の各種センサを開発、製造販売開始。

1974年5月

株式会社に改組し、兵庫県尼崎市にリード電機株式会社設立。

1981年6月

本社を大阪府吹田市に移転。

1984年11月

本社を大阪府高槻市に移転。

1985年3月

アメリカに現地法人KEYENCE CORPORATION OF AMERICAを設立。

1985年9月

大阪府高槻市に製造子会社クレポ株式会社(現 キーエンスエンジニアリング株式会社)を設立。

1986年10月

ブランドと商号の統一を図るため、社名を株式会社キーエンスに変更。

1987年10月

大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。

1989年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

1990年5月

ドイツに現地法人KEYENCE DEUTSCHLAND GmbHを設立。

1990年9月

東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に上場。

1990年9月

大阪府高槻市に生産管理センターを設立。

1994年8月

大阪市に新本社・研究所を竣工。本社を移転。

2001年9月

中国に現地法人KEYENCE (CHINA) CO.,LTD.を設立。

2007年11月

大阪府高槻市にロジスティクスセンターを設立。

2009年7月

大阪市にクオリティ・ラボを設立。

2011年5月

ブラジルに現地法人KEYENCE BRASIL COMERCIO DE PRODUTOS ELETRONICOS LTDA.を設立。

2011年8月

インドに現地法人KEYENCE INDIA PVT.LTD.を設立。

2013年7月

インドネシアに現地法人PT.KEYENCE INDONESIAを設立。

2014年3月

ベトナムに現地法人KEYENCE VIETNAM CO.,LTD.を設立。

2016年7月

2022年4月

フィリピンに現地法人KEYENCE PHILIPPINES INC.を設立。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。

事業内容

キーエンスは、電子応用機器の製造および販売を主要事業としている企業グループです。同社は、当社を中心に、連結子会社28社と関連会社1社で構成されています。

電子応用機器の製造および販売では、キーエンスが商品の開発、製造、販売を行っています。一方で、キーエンスソフトウェアが同社商品のソフトウェア開発を、キーエンスエンジニアリングが製造を担っています。また、北米・中南米、欧州、アジアに子会社を設け、グローバルに販売網を展開しています。

その他の事業としては、不動産業を営むエスコ、広告・マーケティング業を手がけるイプロスがあります。

同社の主力製品は、工場の自動化や生産性向上に貢献するセンサーやコントローラー、画像処理システムなどの産業用機器です。これらの製品は、自動車、電子、機械、食品、医薬品など、幅広い業界で活用されています。

近年では、IoT技術の進展に合わせ、工場の見える化や設備の遠隔監視・制御を可能にするソリューションの提供にも注力しています。また、医療分野への展開も進めており、細胞培養や遺伝子解析などの分野で製品を投入しています。

キーエンスは、高度な技術力と豊富な製品ラインナップを武器に、産業の自動化や生産性向上に貢献してきました。今後も、IoTやデジタル化の潮流を捉えながら、新たな価値創造に取り組んでいくことが期待されます。

経営方針

キーエンスは、「会社を永続させる」、「最小の資本と人で最大の付加価値を上げる」という経営理念のもと、持続的な成長と高い収益性の実現を目指しています。

同社は、売上高、売上総利益、営業利益を重要な経営指標として注視しています。事業環境の変化や需要の動向に柔軟に対応するため、「企画開発力の強化」と「海外事業の拡大」に注力しています。

企画開発力の強化では、グローバル直販体制を活かし、開発部門と営業部門の連携を深めることで、市場ニーズに即した新商品の創出を目指しています。既存事業の拡大に加え、M&Aなどを通じた新たな付加価値の創出にも取り組んでいます。

一方、海外事業の拡大では、国内と同様の直販体制の構築を進めています。現地組織の強化や人材育成による販売力の向上、グローバル連携体制の構築に取り組み、海外市場での成長を目指しています。

キーエンスは、産業用機器を中心とした電子応用機器の製造・販売を主力事業としています。IoTやデジタル化の潮流を捉え、工場の自動化や生産性向上に貢献するソリューションの提供にも注力しています。また、医療分野への展開も進めており、新たな成長機会の創出を目指しています。

同社は、高度な技術力と豊富な製品ラインナップを武器に、持続的な成長を実現するべく、企画開発力の強化と海外事業の拡大に注力しています。今後も、変化する市場ニーズに柔軟に対応しながら、新たな価値創造に取り組んでいくことが期待されます。