TBグループJP:6775

時価総額
¥16.4億
PER
LED表示機やデジタルサイネージの企画・販売を行うLED&ECO事業、POS/ECRや医療機器の販売を行うSA機器事業、ビル賃貸事業。

事業内容

TBグループは、LED&ECO事業とSA機器事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。LED&ECO事業では、LED表示機やデジタルサイネージ、LED照明の企画・販売を行っています。これらの製品は、株式会社TOWAや株式会社Mビジュアル中日本を通じて、国内の販売会社や代理店、一般顧客に提供されています。

SA機器事業では、POS/ECR部門やOES部門の製品開発・製造・販売を行っています。また、有料放送サービスや医療・健康分野向けの関連機器の販売も手がけています。国内向け製品は、LED&ECO事業と同様に全国ネットで販売され、海外向け製品は海外の販売代理店に提供されています。

さらに、TBグループはカプセル型宿泊施設向け製品の販売や、宿泊施設の運営も行っています。株式会社スマートヘルスネットは、病院や介護施設向けのシステム機器の販売、ホテル向け商品の販売、有料放送サービスを提供しています。その他、ビルの賃貸事業も展開しています。

経営方針

TBグループは、成長戦略としてLED&ECO事業とSA機器事業を中核に据えています。特に「普及率ゼロ」の新商品やビジネスモデルを創出し、環境、健康、観光の3分野でニッチトップを目指しています。この戦略は、企業価値の向上を図るための重要な経営指標である「営業利益率」と「1人当たり生産性」の改善を目指しています。

同社は、ハードウェアセールス主体のフロー型収益モデルから、サービスを同時に提供するストック型収益モデルへのシフトを図っています。これにより、屋内市場への進出を進め、売上高の増加と収益の継続的な計上を目指しています。特に、法人向け大型サイネージ販売を推進し、パートナー企業とのアライアンスを強化しています。

LED&ECO事業では、屋内市場に注力し、高精細LEDビジョンの開発を進めています。これにより、チェーンストアや公共交通機関、アパレル業界での需要拡大を狙っています。また、ネットワーク対応サイネージやクラウド活用のASP事業を展開し、地域密着型デジタル広告事業のロケーション開拓を進めています。

SA機器事業では、新ブランド「GO!プラットフォーム」を立ち上げ、セルフレジシステムの強化を図っています。キャッシュハイブリッド型セルフレジ「CashHive」をはじめ、遠隔接客システムを融合させた新市場の開拓を推進しています。また、連結子会社の株式会社スマートヘルスネットを通じて、ホテルや観光分野での事業展開を進めています。