池上通信機JP:6771

時価総額
¥43.2億
PER
19倍
情報通信機器の開発・生産・販売・サービスを手がけ、北米・中南米、欧州・中東・アフリカ、西アジア・東南アジア・大洋州での事業展開。

事業内容

池上通信機は、情報通信機器の開発、生産、販売、サービスを手がける企業グループです。主に情報通信機器の開発と生産を行い、特定の地域を除く世界中で販売とサービスを展開しています。

池上通信機の子会社であるテクノイケガミは、同社が生産した情報通信機器の修理やサービスの一部を担当しています。また、プロダクトセンターの製品の一部も生産しています。

米国にあるIkegami Electronics(U.S.A.), Inc.は、北米と中南米地域で池上通信機の製品の販売とサービスを行っています。ドイツにあるIkegami Electronics(Europe) GmbHは、欧州、中東、アフリカ地域で同様の活動を展開しています。

シンガポールに拠点を置く非連結子会社、Ikegami Electronics Asia Pacific Pte. Ltd.は、西アジア、東南アジア、大洋州地域を対象に、池上通信機の製品の販売とサービスを行っています。

経営方針

池上通信機は、「技術のチカラで、あなたをしあわせに。」をパーパスに掲げ、卓越した技術で新たな価値を創造し、持続可能な社会インフラの構築に貢献することを目指しています。同社は、技術革新を追求し、顧客満足と社会の信頼を得ることで、安定した経営基盤を築くことを基本方針としています。

同社の成長戦略は、放送システム事業と産業システム事業の強化に重点を置いています。放送システム事業では、次世代技術の活用を通じてIP対応製品の開発を進め、4Kカメラシステムの販売促進を図ります。産業システム事業では、防衛市場や医薬市場に注力し、セキュリティーソリューションやインスペクションソリューションの拡大を目指しています。

また、池上通信機は、コア技術の進化と外部リソースの活用を通じて、既存事業のバリューアップを図ります。さらに、成長戦略を支える人材育成や投資を積極的に行い、地政学的リスクに対応するためのサプライチェーンの多様化を推進しています。ESG経営の推進も重視し、企業価値の向上と持続的な成長を追求しています。