ウインテスト (6721) 株価

時価総額
¥52.9億
PER
99倍
半導体検査装置の有力企業。イメージセンサーIC、ディスプレイドライバIC、先端ロジックIC検査装置が主力。業界最大画素検査能力(3億8千万画素)を持つWTS-311NXシリーズなどを展開。19年3月大阪事業所、20年1月中国武漢市に製造拠点を開設。日本・中国で事業展開。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

事業内容

## ウインテストの事業内容

ウインテストは半導体検査装置の開発・製造・販売を手がける専門企業です。同社は先端ロジックIC、イメージセンサーIC、ディスプレイ関連ICの製造工程で使用する検査装置を提供しています。2019年に大阪事業所、2020年に中国武漢市に製造拠点を開設し、従来のファブレス経営から自社製造体制に転換することで技術蓄積と顧客信頼の強化を実現しました。

同社の主要顧客は半導体メーカーで、収益は検査装置の販売、リース、技術サポートから構成されています。特にイメージセンサーやディスプレイ関連の半導体検査分野で強みを持ち、シリコンウェーハ段階からパッケージ完成品まで幅広い工程をカバーする検査装置を展開しています。また環境配慮型の低消費電力装置WTS-577シリーズなど、競争優位性の高い製品ラインを市場投入しています。

同社の製品群は用途別に複数のシリーズに分かれており、一眼レフ向け大型イメージセンサー検査装置WTS-311NX、液晶・有機ELディスプレイ検査装置WTS-311NXL、高速・省電力を実現するWTS-577シリーズなどを展開しています。武漢工場では量産・改良品を担当し、大阪事業所は次世代装置の開発に特化する体制を構築することで、製造コスト削減と開発スピード向上の両立を図っています。

経営方針

ウインテストは売上高経常利益率20%以上の確保と配当性向30%の回復を目標に掲げ、積極的な成長戦略を展開しています。同社は2026年度の黒字化を前提として、約6億円の棚卸資産評価損を計上し、財務基盤の健全化を進めました。主力市場を日本国内から中国・台湾に移し、ディスプレイ関連や民生・産業向け半導体検査装置の拡販を図っています。また武漢子会社での製造体制強化により、品質管理の向上と生産規模拡大を目指しています。

重点投資分野では、次世代ディスプレイドライバIC向け検査装置の開発に注力し、WTS-577SR、WTS-577SX、フラッグシップモデルのWTS-9000、研究開発用小型装置WTS-588Dを市場投入しました。同社は超多ピン・高速・高精度の同時多数個測定技術で差別化を図り、2030年まで年率7.3%成長が見込まれるディスプレイドライバIC市場でのシェア拡大を狙っています。またOLEDフレキシブルディスプレイやAR/VRデバイス向け需要の高まりを捉え、ローエンドからハイエンドまで幅広い顧客ニーズに対応する製品戦略を推進しています。

新市場開拓では事業多角化を積極的に進め、複数の新規事業を立ち上げています。物流業界の2024年問題に対応する自重補償機構技術を用いたテールゲート・ハンドリフターを開発し、2026年5月のジャパントラックショーで本格展開を計画しています。また液体レンズ技術RYUGUは大学や製造業から高評価を獲得し、3D-X線診断装置WTS-CT130は簡易導入が可能な卓上型として市場投入しました。さらにヘルスケア分野では便座型センサーによる健康管理システムを量産化し、見守り機能の実装も予定しています。

技術革新への取り組みでは、慶應義塾大学との産学連携による自重補償機構技術の特許取得や、レドックステクノロジー社との協業による強アルカリ水素イオン洗浄水生成装置の開発を進めています。同装置は3層構造とZトルネードテクノロジーの特許技術により、電解補助剤を完全分離してpH13.2を達成し、環境配慮型洗浄の実現を目指しています。また2026年第3四半期末までに前工程向け検査装置市場参入のためのクリーンルーム設営とノックダウン製造体制の整備を計画し、事業領域の拡大を図っています。

AIチャット