- 日本企業
- トラース・オン・プロダクト
トラース・オン・プロダクトJP:6696
沿革
1995年1月 |
静岡県静岡市に有限会社アイ・ディー・ディー(資本金3,000千円)を設立 |
1997年8月 |
組織変更及び商号変更により株式会社トランザスに改組(資本金10,000千円に増資) |
1999年9月 |
インターネットマンションサービスを開始 |
2002年7月 |
STBの提供を開始(注5) |
2003年9月 |
本社を神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目3番に移転 |
2006年11月 |
自社開発によるIoT製品及びIoTを利用したサービスの提供を開始(注6) |
2008年2月 |
デジタルサイネージの提供を開始、世界初立体裸眼3DTV対応STBを開発 |
2012年6月 |
本社を神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号に移転 |
2013年4月 |
事業者向けIP放送サービスを開始(注7) |
2014年8月 |
株式会社アドバンスより受託開発・保守サービスを譲受 |
2016年2月 |
監査等委員会設置会社に移行 |
2016年11月 |
ISO9001を取得 |
法人向けウエアラブルデバイスの提供を開始(注8) |
|
2017年2月 |
台湾支店及びシンガポール子会社(TRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.)を設立 |
2017年8月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2018年1月 |
宿泊施設向けに客室のIoT化及び一括管理を支援するルームコントローラーの提供を開始(注9) |
2019年1月 |
宿泊施設向けに無人チェックインを可能とするオンラインチェックイン端末の提供を開始 |
2019年3月 |
株式会社NSCホールディングスと合弁会社(株式会社ピースリー)を設立 |
2019年10月 |
クラウド型コンテンツ配信システムNEXT GENERATION HOSPITALITY(NGH)の提供を開始 |
2019年11月 |
株式会社ピースリーを連結子会社化 |
2020年5月 |
株式会社ピースリーと合併(当社を吸収合併存続会社とする合併) |
株式会社ピースリーに商号変更 |
|
本社を東京都千代田区紀尾井町4番3号に移転 |
|
2020年8月 |
美容サロン向けサイネージサービスの提供を開始 |
2021年1月 |
コーユーレンティア株式会社と業務提携 |
国立大学法人広島大学と包括的連携の基本合意 |
|
2021年3月 |
シンガポール子会社(TRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.)の全株式を譲渡 |
2021年7月 |
台湾支店を閉鎖 |
2022年1月 |
本社を神奈川県横浜市西区北幸二丁目9番30号に移転 |
2022年4月 |
株式会社トラース・オン・プロダクトに商号変更 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 |
|
2022年12月 |
DX店舗活性プロダクト店舗の星の販売開始(注10) |
2023年1月 |
電力削減ソリューションAIrux8の提供を日本市場に向け開始(注11) |
事業内容
トラース・オン・プロダクトは、モノづくりを通じてVirtualとRealを融合し、新しい社会の礎を創造することを経営理念としています。同社は、製品の価値をサービス価値に見出し、「モノづくり4.0」を掲げています。同社の事業セグメントはターミナルソリューション事業のみで、この中でTRaaS事業、受注型Product事業、テクニカルサービス事業を展開しています。
TRaaS事業では、BtoB市場を対象に、IoTソリューションと最適なモノの選定を行い、SaaSサービスを提供しています。これにより、IoTやDXの導入コストを低減し、顧客の価値を最大化しています。
受注型Product事業では、IoT技術を活用した製品・ソリューションの企画から運用・保守までを一貫して提供しています。VAR(付加価値再販パートナー)と協業し、製品の拡販を図っています。
テクニカルサービス事業では、アプリケーションソフトウェアの受託開発やシステム運用に必要な機器の提供及びメンテナンス、エンジニア派遣サービスを提供しています。
同社の強みは、モノを起点としたSaaSサービスによるVirtualとRealの融合、垂直統合による一気通貫のビジネスモデル、小ロット生産への対応、そしてソフトウェアの横展開能力にあります。これらを通じて、トラース・オン・プロダクトは顧客のニーズに応える多様なサービスを提供し、新しい価値を創出しています。
経営方針
トラース・オン・プロダクトは、中長期的な成長と企業価値の最大化を目指し、販路の拡大、顧客満足度及び品質の向上、研究開発の強化、優秀な人材の確保と生産性の最大化、内部統制及びガバナンスの強化という五つの重要な経営課題に取り組んでいます。
販路拡大に関しては、営業活動の効率化、パートナー企業の獲得、業務提携を通じて収益の最大化を図り、IoTソリューションのBtoB市場での潜在顧客獲得に注力しています。オウンドメディアの構築やオーガニック検索SEO、SNSでの発信などを通じて、Webでの認知拡大と見込顧客の育成を目指しています。
顧客満足度と品質の向上では、一貫した製品・サービス提供による最適な解決策の提供、優秀な人材の確保と教育、製造コスト削減のための供給先の複数化、ISO9000シリーズの認証取得を通じた品質向上に努めています。
研究開発の強化では、ソフトウェア開発のスピード向上とリードタイム短縮化を目指し、新規顧客の獲得に努めています。また、優秀な人材の確保と生産性の最大化に向けて、社内教育の拡充や人事評価制度の見直し、就業環境の最適化に取り組んでいます。
内部統制及びガバナンスの強化では、内部監査室の設置や内部統制レベルの向上、迅速な意思決定を目指しています。
これらの戦略を通じて、トラース・オン・プロダクトは、モノづくり4.0を掲げ、VirtualとRealの融合を進め、新しい社会の礎を創造していくことを目指しています。同社の事業セグメントにおいても、IoTソリューションの提供、受注型Product事業、テクニカルサービス事業を展開し、顧客のニーズに応える多様なサービスを提供しています。