バッファローJP:6676

時価総額
¥742.1億
PER
9.5倍
デジタル家電やパソコン周辺機器の開発・製造・販売、ネットワークインフラの構築・保守、データ復旧サービス、ネットワーク・ストレージソフトウェアの開発・販売、ダイレクトマーケティング事業。

事業内容

バッファローは、デジタル家電やパソコンの周辺機器の開発、製造、販売を行っています。これには、外付けハードディスクや無線LANルーターなど、日常的に使用される製品が含まれます。これらの製品は、家庭やオフィスでのデジタルライフをサポートするために設計されています。

また、バッファローはネットワークインフラの構築、施工、保守も手がけています。企業や公共機関向けに、ネットワークの設計から導入、運用までを一貫してサポートし、安定した通信環境を提供しています。これにより、顧客の業務効率化を支援しています。

さらに、バッファローはデータ復旧サービスを提供しています。データの消失や破損が発生した際に、専門技術を用いてデータを回復するサービスです。これにより、顧客の大切な情報を守ることが可能です。

バッファローはネットワーク・ストレージソフトウェアの開発と販売も行っています。これにより、企業や個人がデータを効率的に管理し、必要なときに迅速にアクセスできる環境を提供しています。これらのソフトウェアは、データの安全性と利便性を高めるために設計されています。

最後に、バッファローはダイレクトマーケティング事業も展開しています。顧客に直接アプローチすることで、製品やサービスの認知度を高め、販売促進を図っています。このように、バッファローは多岐にわたる事業を通じて、IT関連のニーズに応えています。

経営方針

バッファローは、2025年4月1日に組織再編を完了し、IT関連事業に注力する成長戦略を掲げています。同社は「Original Value Creation(オリジナルな『価値』の創造)」を経営コンセプトとし、技術革新の波に乗りながら持続的な成長を目指しています。これにより、ステークホルダーへの価値提供を強化しています。

同社の成長戦略の中核には「エンジニアリング・サイクル」があります。これは、ITハードウェアに関するエンジニアリング活動を深化させるだけでなく、サービスやソリューションといった無形の価値創出にも注力することを意味します。新しいコーポレートスローガン「Value Chain Engineering」を掲げ、外部経済との接続を強化しながら実践しています。

バッファローは、成長への投資と安定した株主還元を両立させることを目指しています。特に、長期的な1株当たり当期純利益の成長を最重要視し、事業活動を推進しています。これにより、持続可能な成長を実現し、株主価値の向上を図っています。

同社は、技術革新を最大の構造的課題と捉え、これに対応するための組織体制を整備しています。具体的には、株式会社バッファローとの合併や商号変更、執行役員制度の導入、報酬体系の変更などを実施しています。これらの変革を通じて、迅速かつ確実に新しい取り組みを実行する体制を構築しています。