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ベストワンドットコムJP:6577
沿革
年 月 |
事 項 |
2005年9月 |
国内外のクルーズ乗船券の販売を目的とした株式会社ベストワンドットコムを渋谷区松濤に資本金1,050万円で設立 |
2005年12月 |
東京都へ第3種旅行業登録(東京都知事登録旅行業第3-5693号) |
2006年1月 |
オンライン旅行予約サイト「ベストワンクルーズ」運用開始 |
2009年7月 |
本社を港区六本木5丁目に移転 |
2013年7月 |
資本金を3,350万円へ増資 |
2013年7月 |
本社を新宿区新宿6丁目移転 |
2014年9月 |
資本金を8,350万円へ増資 |
2014年9月 |
ハネムーンクルーズ専門サイト「HUNEMOON」オープン |
2014年12月 |
観光庁へ第1種旅行業に変更登録(観光庁長官登録旅行業第1980号)し、自社企画旅行を販売開始 一般社団法人日本旅行業協会(JATA)へ加盟 |
2015年6月 |
本社を新宿区新宿5丁目に拡大移転 |
2016年3月 |
株式会社ファイブスタークルーズ(現連結子会社)を完全子会社化 |
2017年7月 |
資本金を1億3,207万円へ増資 |
2017年8月 |
本社を新宿区富久町に拡大移転 |
2018年4月 |
東京証券取引所マザーズに当社株式上場 |
2018年12月 |
株式会社えびす旅館(現連結子会社)を完全子会社化 |
2019年5月 |
プライバシーマーク取得 |
2020年7月 |
国内旅行事業の開始 |
2021年2月 |
一般社団法人東京都旅行業協会への加盟及び全旅クーポン会への入会 |
2021年4月 |
バスツアー専門サイト「ベストワンバスツアー」オープン |
2021年10月 |
ホテル・旅館専門予約サイト「ベストワン宿泊予約」オープン |
2021年11月 |
後払い決済ができるホテル予約サイト「minute」を事業譲受 |
2022年1月 |
オリジナル国内ツアー専門予約サイト「ベストワン国内ツアー」オープン |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場に移行 |
2022年7月 |
国内旅行予約サイト「ベストワン国内ダイナミックパッケージ」オープン |
2023年5月 |
国内旅行予約サイト「ベストワン格安航空券」オープン |
事業内容
ベストワンドットコム株式会社とその連結子会社である株式会社ファイブスタークルーズ、株式会社えびす旅館は、主に旅行業界における様々なサービスを提供しています。ベストワンドットコムはオンライン旅行会社として、国内外のクルーズ乗船券やパッケージ旅行、フェリー乗船券、バスツアー、ホテル予約、国内ツアー、ダイナミックパッケージなどの販売を行っています。特に、クルーズ旅行に特化し、航空券やホテル、送迎、オプショナルツアーなど、クルーズ旅行に必要な様々な旅行商品を提供しています。
株式会社ファイブスタークルーズは、高級船専門のクルーズ旅行会社として、富裕層やシニア向けにラグジュアリー客船の乗船券やパッケージ旅行の販売を行っており、特に5つ星のラグジュアリー客船やスイートクラスの提供に注力しています。
株式会社えびす旅館は、京都駅前で宿泊施設を運営しており、主に外国人旅行客を対象とした予約販売を行っています。この宿泊施設は、9室の宿泊特化型ホテルとして運営されています。
ベストワンドットコムグループは、インターネット販売に特化し、店舗を持たずに運営を行っています。これにより、固定費の削減を実現しています。また、24時間対応のオンライン予約システムを強化し、顧客のニーズに応えています。さらに、国内外の94社の船会社と契約し、約43,000コースのクルーズを提供しており、API連携によりリアルタイムでの空室状況や料金の反映を実現しています。これにより、顧客の多様なニーズに対応し、他社との差別化を図っています。
経営方針
ベストワンドットコムは、クルーズ事業を主軸に据え、若年層やクルーズ未経験者をターゲットに、気軽にクルーズ旅行を楽しめる環境を整備し、新しい旅行スタイルの提案に努めています。同社は、世界中の船会社と提携し、インターネットを通じて手軽にクルーズチケットを入手できるサービスを提供。これにより、旅行者のニーズに合った多様なクルーズチケットの選択を可能にしています。
日本のクルーズ市場には大きな成長余地があると見て、ベストワンドットコムは、クルーズによる非日常的な感動体験を広く提供し、市場の開拓に注力しています。経営指標としては、「売上高」と「営業利益」の向上を重視し、事業の継続的な発展を目指しています。
中長期的な経営戦略として、同社は競合との差別化を図るため、取扱い船会社やツアーのラインナップ数の拡大、オリジナルツアーの品質向上、独自商品の開発、外国船の取扱い開始などに取り組んでいます。また、クルーズをより身近な存在にするため、WEBサイトやスマートフォンアプリの利便性向上にも力を入れています。
対処すべき課題としては、オンライン予約システムの強化、インバウンド需要への対応、人材の確保と育成、マーケティングの進化、ブランド認知度の向上、リピーター顧客の強化、新規事業の強化、新型コロナウイルス感染症への対応などが挙げられます。これらの課題に対して、ベストワンドットコムは、オンライン完結型の予約システムの拡充、多言語サイトの運営、グローバル人材の採用、新技術の導入、マーケティング手法の更新、広告宣伝活動の強化など、多角的なアプローチで取り組んでいます。