アジャイルメディア・ネットワークJP:6573

時価総額
¥23.9億
PER
企業やブランドのファン育成・活性化を支援するアンバサダーマーケティング事業、若年層への認知獲得を目的としたTikTokアカウント運用サービス事業を展開。

沿革

2007年2月

東京都新宿区西新宿にアジャイルメディア・ネットワーク株式会社を設立

ブログネットワークにて広告配信を開始

2007年8月

東京都港区南青山に本社移転

2007年10月

クチコミを広告に反映させる「ソーシャルバナー広告」を提供開始

2008年4月

東京都渋谷区東に本社移転

2009年12月

東京都渋谷区渋谷に本社移転

2012年4月

ソーシャルメディアを横断し影響力を測定する「ユーザーチャート」を提供開始

2012年10月

プライバシーマークの認証取得

2013年7月

ブランドのファンを活性化させる「アンバサダープログラム」を提供開始

2014年3月

アンバサダーに特化した登録管理/分析ツール「アンバサダーダッシュボード」をリリース

2015年5月

企業と質の高いブロガーをマッチングする「レビューズ」を提供開始

2016年1月

「アンバサダーダッシュボード」を大幅改善・刷新し、アンバサダー統合管理・分析ツールとして「アンバサダープラットフォーム」を提供開始

2016年3月

東京都港区虎ノ門に本社移転

2018年3月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2018年8月

テストマーケティングプラットフォーム「CATAPULT」を提供開始

2018年12月

台湾に海外子会社愛加樂股份有限公司を設立

2019年7月

株式会社クリエ・ジャパンを子会社化

2020年7月

株式会社popteamを子会社化

2020年12月

HAIRSTUDY株式会社を子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行

2022年6月

愛加樂股份有限公司の解散及び清算手続き開始

2022年9月

株式会社クリエ・ジャパンの株式譲渡

2022年10月

HAIRSTUDY株式会社の株式譲渡

2023年1月

株式会社コンフィを子会社化

2023年2月

株式会社popteamの株式譲渡

事業内容

アジャイルメディア・ネットワークは、企業やブランドのファン育成・活性化を支援するアンバサダーマーケティング事業を主軸に展開しています。この事業では、企業や商品のファンを組織化し、SNSを通じた個々のクチコミの促進・分析を可能にする「アンバサダープログラム」を提供しています。このプログラムは、アンバサダーの発見、登録、分析、抽出、連絡に使用する基幹システム「アンバサダープラットフォーム」を導入し、プログラム運用支援やクチコミ促進のための施策企画・運営支援、効果測定やコンサルティングを含む多様なサービスを提供しています。

また、同社は2023年1月23日に株式会社コンフィを子会社化し、TikTokアカウント運営及びアカウントから発信するTikTokの動画制作サービスを提供しています。これにより、マス広告ではアプローチしづらい若年層への認知獲得や好意形成を目的としたサービスを展開しています。

アジャイルメディア・ネットワークの強みは、個々の情報発信力や企業や製品に対する興味度合いを分析するテクノロジーと、アンバサダーを活性化するためのノウハウにより、熱量や貢献度の高いアンバサダーの発見、クチコミの活性化、効果測定を実現しています。これら一連のサービスをオンライン施策だけでなく、イベントや商品開発プロジェクトなどのオフライン施策までワンストップで提供することが可能です。

経営方針

アジャイルメディア・ネットワークは、企業や製品のファンによるクチコミや購買の促進を支援するサービスを提供しています。同社のビジョンは「世界中の"好き"を加速する」ことであり、ミッションとして「個の力を最大化し、“小さな経済”を成長させる」ことを掲げています。これを実現するため、アンバサダーマーケティング事業を中心に、アンバサダープログラムの提供を通じて、企業や商品のファンを組織化し、SNSを通じたクチコミの促進や分析を可能にしています。

成長戦略として、同社はアンバサダープラットフォームの機能充実に注力し、新しいSNSサービスとの連携やデータ連携、機能開発への投資を進めています。また、アンバサダープログラムのサービス拡充と高付加価値化を目指し、インターネットを活用したマーケティング施策の多様化に対応する新たなサービス展開を進めています。

さらに、アンバサダーによる貢献効果の検証活動を強化し、アンバサダープログラムの導入効果を明確にすることで、サービスの有効性を証明しています。これらの取り組みにより、同社は持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。

また、2023年1月には株式会社コンフィを子会社化し、TikTokアカウント運営及び動画制作サービスを提供開始しました。これにより、若年層へのアプローチ強化とサービスラインナップの拡充を図っています。同社の強みは、テクノロジーとノウハウを駆使したアンバサダーの発見、クチコミ活性化、効果測定の実現能力にあり、オンラインだけでなくオフライン施策までワンストップで提供可能です。これらの戦略により、アジャイルメディア・ネットワークは「小さな経済」の成長を支援し、企業価値の向上を目指しています。