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ABホテルJP:6565
沿革
1979年3月 |
東和建設株式会社(現 株式会社東祥)を設立し、土木建設請負業を始める |
1999年4月 |
4社を吸収合併するとともに、東和建設株式会社から株式会社東祥に商号変更 |
1999年11月 |
愛知県安城市に「ホテルサンルート三河安城」(1号店)をフランチャイジーとして開業し、ホテル事業を開始 |
2005年9月 |
「ホテルサンルート三河安城」を「ABホテル三河安城本館」に名称変更、愛知県安城市に「ABホテル三河安城新館」(2号店)を出店し多店舗展開開始 |
2007年11月 |
愛知県安城市に「ABホテル三河安城南館」(3号店)を出店 |
2007年12月 |
愛知県豊田市に「ABホテル豊田元町」(4号店)を出店 |
2008年3月 |
愛知県岡崎市に「ABホテル岡崎」(5号店)を出店 |
2013年6月 |
愛知県名古屋市に「ABホテル名古屋栄」(6号店)を出店 |
2013年7月 |
愛知県小牧市に「ABホテル小牧」(7号店)を出店 |
2014年6月 |
愛知県外初出店となる埼玉県深谷市に「ABホテル深谷」(8号店)を出店 |
2014年10月 |
株式会社東祥から新設会社分割により、愛知県安城市にABホテル株式会社を設立(資本金100,000千円) |
2015年3月 |
第三者割当増資(資本金700,000千円) |
2015年4月 |
石川県初出店となる石川県金沢市に「ABホテル金沢」(10号店)を出店 |
2016年4月 |
群馬県初出店となる群馬県伊勢崎市に「ABホテル伊勢崎」(12号店)を出店 |
2016年7月 |
奈良県初出店となる奈良県奈良市に「ABホテル奈良」(13号店)を出店 |
2016年9月 |
愛知県安城市三河安城町一丁目9番地2に本社移転 |
2017年4月 |
岐阜県初出店となる岐阜県岐阜市に「ABホテル岐阜」(15号店)を出店 |
2017年6月 |
静岡県初出店となる静岡県磐田市に「ABホテル磐田」(16号店)、岐阜県各務原市に「ABホテル各務原」(17号店)を出店 |
2017年12月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場 公募増資(資本金879,400千円) |
2018年1月 |
オーバーアロットメントに伴う第三者割当増資(資本金953,920千円) |
2018年5月 |
京都府初出店となる京都府京都市に「ABホテル京都四条堀川」(19号店)を出店 |
2018年9月 |
愛知県東海市に「ABホテル東海太田川」(20号店)、滋賀県初出店となる滋賀県近江八幡市に「ABホテル近江八幡」(21号店)を出店 |
2018年12月 |
山口県初出店となる山口県宇部市に「ABホテル宇部新川」(22号店)を出店 |
2019年4月 |
福岡県初出店となる福岡県行橋市に「ABホテル行橋」(24号店)を出店 |
2019年12月 |
大阪府初出店となる大阪府大阪市に「ABホテル大阪堺筋本町」(26号店)、長野県初出店となる長野県塩尻市に「ABホテル塩尻」(27号店)を出店 |
2020年8月 |
大阪府堺市に、「ABホテル堺東」(28号店)を出店 |
2020年10月 |
滋賀県彦根市に、「ABホテル彦根」(29号店)を出店 |
2020年11月 |
岐阜県可児市に、「ABホテル可児」(30号店)、滋賀県湖南市に、「ABホテル湖南」(31号店)を出店 |
2021年4月 |
千葉県初出店となる千葉県木更津市に「ABホテル木更津」(32号店)を出店 |
2022年4月 |
東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場及び名古屋証券取引所の第二部からメイン市場に移行 愛知県安城市に、「ABホテル安城」(33号店)を出店 |
2023年6月 |
現在、「ABホテル」33店舗を展開中 |
事業内容
ABホテルは、健康をキーワードに、快適な宿泊サービスを提供するホテル事業を展開しています。同社は愛知県を中心に、全国各地で33店舗を運営しており、「ビジネスホテルより快適に、シティホテルよりリーズナブルに」というコンセプトのもと、ビジネス利用や観光での快適な滞在をサポートしています。
出店戦略として、同社はビジネス利用が見込める駅前や主要インターチェンジ付近など、安定的な宿泊需要が見込める立地を厳選し、多店舗展開を行っています。季節変動や観光地での不測の事態による業績への影響を抑制することで、収益の安定化を図っています。
施設面では、全店舗に大浴場を設置し、お子様連れの家族や、足を伸ばしてお風呂を楽しみたい方にも対応。また、宿泊特化型のビジネスホテルとして、宴会場や会議室を設けず、無料Wi-Fiやコインランドリーの設置、女性優先フロアの設定など、細やかなサービスを提供しています。
客室に関しては、シングルルームを中心に、個別空調エアコンや防音対策、ユニットバスとの高低差を緩和するなど、快適な滞在をサポート。デュベスタイルのベッドメイキングを採用し、清潔感あふれる睡眠環境を提供しています。
サービス面では、和洋朝食サービスの提供や、インターネットを利用した販売戦略で集客拡大に努め、チェックインの簡略化や自動精算機の導入で効率化を図っています。また、ABホテル会員制度を設け、リピート率の増加・維持に努めています。
運営体制としては、一部店舗を除き業務委託方式によるホテル運営を行い、予約管理やフロント業務、食事提供などを業務受託者に委託。これにより、運営費の固定費を抑制し、収益確保を図っています。
経営方針
ABホテルは、健康をテーマに掲げたホテルチェーンとして、顧客のニーズに応えるサービスの提供と収益の安定化を目指しています。同社は「健康になるホテルをつくり世のため人のために尽くす」という経営理念のもと、「Amenity & Bright」をコンセプトに掲げ、お客様サービスの質の向上や販路の拡大に努めています。
経営環境の変化に対応するため、同社は既存施設の収益向上、新規出店候補地の確保、投資金額の増加と財務体質の強化、そして人材の確保と育成を重点領域としています。既存施設では、顧客満足度の向上を目指し、サービス内容の充実や効率的な新規顧客の獲得、リピーターの増加に取り組んでいます。また、新規出店においては、ビジネス利用が見込める地域を中心に、年間3店舗以上の開発を目標に掲げ、長期的には100店舗体制を目指しています。
財務面では、新規開発のための設備投資資金を金融機関からの借入金により調達し、収益力の強化とバランスシートの改善を図っています。人材面では、雇用環境の変化に対応し、社員の確保と教育、特に業務委託方式を採用している店舗における支配人の育成に力を入れています。
これらの戦略を通じて、ABホテルはお客様満足度の向上を追求し、経営基盤の強化と業績の安定拡大に努めています。同社の取り組みは、顧客ニーズの適切な把握と時代の変化に応じた柔軟な対応が鍵となっており、持続可能な成長を目指しています。