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ジーニーJP:6562
沿革
2010年4月 |
東京都港区西新橋に株式会社ジーニーを設立 |
2011年2月 |
Google AdSenseリセラープログラム(注3)に参加し、Google AdSenseの提供を開始 |
2011年4月 |
本社を東京都港区新橋に移転 「GENIEE SSP」の提供を開始 |
2012年3月 |
本社を東京都港区六本木に移転 |
2012年8月 |
インターネット広告事業を運営する子会社としてGeniee International Pte., Ltd.(シンガポール)を設立 |
2013年9月 2014年3月 |
インターネット広告事業を運営する子会社としてGeniee Vietnam Co., Ltd.(ベトナム)を設立 「GENIEE DSP」の提供を開始 |
2014年10月 |
ソフトバンク株式会社(現 ソフトバンクグループ株式会社)を割当先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携を開始 |
2015年3月 |
本社を東京都新宿区西新宿へ移転 |
2015年8月 |
株式会社ユニコンから、スマートフォンにおけるプッシュ通知サービス「Fello」事業を、吸収分割により承継 |
2015年9月 2015年10月 2016年7月 |
インターネット広告事業を運営する子会社としてPT. Geniee Technology Indonesia(インドネシア)を設立 「GENIEE PMP」の提供を開始 マーケティングオートメーション「MAJIN」の提供を開始 |
2016年8月 |
現地企業との連携強化を目的として、インドネシアにPT. Adstars Media Pariwaraを設立 |
2017年8月 |
現地企業との連携強化を目的として、タイに、Geniee Adtechnology (Thailand) Co., Ltd.を設立 |
2017年12月 2018年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 プライバシーマークを取得(登録番号:第22000250(01)号) |
2018年6月 |
ちきゅう株式会社から、CRM(顧客管理)/SFA(営業管理)システム「ちきゅう」事業を、吸収分割により承継 |
2018年9月 2018年10月 |
東京都新宿区西新宿(住友不動産新宿オークタワー)へ移転 トレーディングデスクサービス提供業を運営するAdskom India Private Limited(インド)の株式を取得し子会社化 |
2018年11月 |
チャット接客ツール「Chamo」の開発・販売事業を運営する株式会社チャモ(日本)の株式を取得し子会社化 |
2019年10月 |
子会社である株式会社チャモを吸収合併 |
2020年11月 |
ビジネスサーチテクノロジ株式会社の全株式を取得し連結子会社化 |
2021年8月 |
株式会社REACTの全株式を取得し連結子会社化 |
2022年2月 |
CATS株式会社の全株式を取得し連結子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東証マザーズからグロース市場に移行 |
2023年2月 |
Zelto,Inc.の全株式を取得し連結子会社化 |
2023年4月 |
子会社である株式会社REACTを吸収合併 |
2023年4月 |
AIを活用したプロダクト開発・販売を行う子会社 JAPAN AI株式会社を設立 |
事業内容
ジーニーは、日本を含む6か国で11社から成るグループ企業で、インターネットメディアの広告収益最大化を目指す「GENIEE SSP」を中心に、広告プラットフォーム事業を展開しています。このプラットフォームは、広告主向けの「GENIEE DSP」など、大量の広告配信データと顧客基盤を活用したサービスを提供しています。また、マーケティングSaaS事業では、営業管理システム「GENIEE SFA/CRM」、マーケティングオートメーション「GENIEE MA」、チャット型Web接客プラットフォーム「GENIEE CHAT」、サイト内検索・ECサイト向け商品検索サービス「GENIEE SEARCH」などを手がけています。
ジーニーは、技術開発力と事業推進力の相乗効果により、売上収益の拡大を実現してきました。同社は、テクノロジーの進化に対応し、顧客企業からの要望にタイムリーに応えるため、プロダクトの企画から開発、運用、提供、サポートまでを内製化しています。また、アドテクノロジー領域での最先端技術開発力を強みに、独自開発した広告配信プラットフォームを自社ブランドとして直接顧客へ提供するとともに、国内外の企業へOEM提供も行っています。
海外事業においても、「GENIEE SSP」や「GENIEE DSP」を中心に展開し、Zelto,Inc.を完全子会社化することで、広告プラットフォーム事業と海外事業の連携・機能拡充を図り、世界各地のインターネットメディアへ価値提供を可能にしています。これにより、ジーニーは事業領域とサービス提供地域の2軸で成長を続けています。
経営方針
ジーニーは、マーケティング活動をテクノロジーで支援し、日本とアジアに貢献することを目指しています。同社は、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」というビジョンを掲げ、日本発の世界的なテクノロジー企業としての地位を確立することを目標にしています。この目標を達成するため、ジーニーは中期経営計画「First Magic 2025 Towards 2030 Vision」を策定し、アドテク事業の再強化をはじめとする複数の戦略を推進しています。
同社は、広告プラットフォーム事業を中心に、BtoB向けSaaSプロダクトの提供や海外事業展開を積極的に行っています。特に、インターネットメディア向けの広告収益最大化プラットフォーム「GENIEE SSP」を核とし、広告主向けの「GENIEE DSP」や「GENIEE DMP」などのサービスを展開しています。また、CRM/SFAシステムやマーケティングオートメーション、チャット型Web接客プラットフォームなど、企業のデジタルマーケティングを支援する多様なSaaSプロダクトを提供しています。
ジーニーは、技術革新とインターネット業界の変化に対応し、新規事業の創出やM&Aによる事業領域の拡大、海外市場でのシェア拡大と新市場の開拓にも注力しています。これらの取り組みを通じて、同社は持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。
中期経営計画では、組織文化の向上、ケイパビリティの強化、生産性の維持・向上、プラットフォームの拡充、技術革新、競争優位性の獲得に加え、継続的成長投資を図ることで、2030年までに新たな成長軌道を創出することを目指しています。また、ジーニーは、グローバル水準のコーポレート体制構築やAIの活用を優先度高く推進し、革新的なビジネスモデルの提供を目指しています。