HANATOUR JAPANJP:6561

時価総額
¥210.5億
PER
韓国からのインバウンド旅行手配、アジア各国からのパッケージツアー、ホテル予約サービス「Gorilla」運営、観光地入場券販売など。

沿革

2005年9月

東京都港区虎ノ門において㈱HANATOUR JAPAN設立(資本金100,000千円)

2005年11月

日本旅行業協会(JATA)加入(登録番号第1773)

観光庁第一種旅行業登録(旅行業1773号)

2005年12月

中国国民訪日団体観光客受入旅行会社に選定される

韓国以外の海外からのインバウンド旅行者へのサービス開始

アウトバウンド旅行者へのサービス開始

2006年9月

福岡県福岡市博多区に九州営業所開設

2007年2月

東京都港区虎ノ門(同区内)に本社を移転

2007年4月

国際航空運送協会(IATA)公認旅行代理店認可取得

2007年5月

㈲友愛観光バス(現連結子会社)(一般貸切旅客自動車運送事業、大阪府八尾市)を買収により子会社化

2009年7月

大阪府大阪市中央区に大阪営業所開設

韓国語のオンライン旅行・宿泊予約専門サイト「


(ジャパンリョカンネット)」オープン

2010年8月

東京都港区西新橋(同区内)に本社を移転

2010年10月

東京国際空港(羽田空港)国際線ターミナルに案内カウンターを設置

2012年6月

北海道札幌市に北海道営業所を開設

2013年3月

韓国ソウル市に韓国営業所(店舗名:トラベルフォーユー)を開設

2013年5月

東京都港区西新橋に㈱アレグロクスTMホテルマネジメント(現連結子会社)を設立(資本金9,900千円)

2013年6月

㈱HANATOUR International Japanを吸収合併

2014年1月

九州において周遊観光バス「くるくるバス」の運営を開始

2014年3月

福岡県福岡市博多区に㈱STARSHOP&LINE(連結子会社)を設立(資本金90,000千円)

2014年5月

㈱STARSHOP&LINEが福岡県福岡市にSTAR☆SHOP福岡店を開設

2014年12月

沖縄県那覇市に沖縄営業所を開設

沖縄県那覇市で「くるくるレンタカー」(沖縄)の運営を開始

2015年1月

関西国際空港に案内カウンターを開設

2015年4月

㈱アレグロクスTMホテルマネジメントが「Tマークシティ ホテル札幌」をオープン

2015年11月

旅行予約専門サイト「


(ジャパンリョカンネット)」をリニューアルオープン

2016年4月

㈱STARSHOP&LINEが大阪府佐野市にSTAR☆SHOP大阪店を開設

㈲友愛観光バスが北海道千歳市に北海道営業所を開設

2016年10月

㈲友愛観光バスが福岡県糟屋郡に九州営業所開設

2017年1月

ベトナムホーチミン市にHANATOUR JAPAN SYSTEM VIETNAM COMPANY LIMITED(現連結子会社)を設立(資本金2,202,500千ドン)

㈲友愛観光バスが沖縄県豊見城市に沖縄営業所開設

2017年2月

インドニューデリー市に連絡事務所を開設

2017年4月

㈱STAR SHOP&LINEが北海道札幌市にSTAR☆SHOP札幌店開設

2017年9月

㈲友愛観光バスが日本バス協会より「安全性評価」の認定を受ける(認定証番号17-389)

2017年12月

資本金を10億2,200万円へ増資

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2018年1月

BtoB向けホテル販売サイトJAPAN TOMARUをオープン

2018年1月

各種チケット販売サイトJAPAN TOPKENをオープン

2018年3月

㈲友愛観光バスを㈱友愛観光バスへ変更

2018年7月

㈱アレグロクスTMホテルマネジメントが「Tマークシティ ホテル東京大森」をオープン

2019年3月

インドネシア駐在員事務所をオープン

2019年7月

BtoB向け旅行商材販売サイト(ホテル、旅ナカ商材)GORILLAをオープン

2019年12月

㈱アレグロクスTMホテルマネジメントが「Tマークシティ ホテル札幌大通」をオープン

2020年2月

事業構造改革の一環として「くるくるレンタカー」事業を譲渡

2020年4月

事業構造改革の一環として地方営業所(大阪、九州、北海道、沖縄)を東京本社に統合

2021年3月

㈱アレグロクスTMホテルマネジメントが「ホテルセンレン京都東山清水」をオープン

2021年4月

「ツアーオペレーター品質認証制度」認証登録(登録番号 第2021068)

2021年5月

東京都新宿区新宿に本社を移転

2021年8月

事業構造改革の一環として㈱STARSHOP&LINE(連結子会社)を清算

2021年11月

資本金を17億7,194万円へ増資

プライバシーマーク取得(登録番号 第21004794(01)号)

2022年3月

㈱アレグロクスTMホテルマネジメントが「Tマークシティ ホテル金沢」をオープン

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行

2022年11月

賃貸借契約の解約合意により「ホテルセンレン京都東山清水」の営業を終了

事業内容

HANATOUR JAPANは、主に旅行事業を展開している企業で、その事業内容は多岐にわたります。同社は、韓国からの日本向けインバウンド旅行商品の日本国内での各種手配業務を中心に、中国や東南アジアからのインバウンド手配業務、旅行販売専用サイトの運営などを手がけています。具体的には、HANATOUR SERVICE INC.からの送客に対し、日本国内のホテル、バス、レストラン、観光地等の手配業務を行っており、㈱友愛観光バスとの業務提携により、各地のバス手配も行っています。また、パッケージツアーだけでなく、訪日個人旅行者や企業の報奨旅行等の受注型企画商品も多数取り扱っています。

さらに、アジア各国からのパッケージツアーや訪日個人旅行者、企業の報奨旅行、航空券、ホテル等の手配旅行、企画商品の取り扱いも行っており、フィリピン、ベトナム、インド、タイ等の現地エージェントの新規開拓営業にも注力しています。日本全国のホテルの仕入れや年間ブロックによる客室の確保、管理運営も行っており、「Gorilla」というシステムを通じて管理しています。また、日本現地ツアーやオプションツアー、チケット斡旋販売も手がけており、各国の観光地の入場券や交通パスなどを販売しています。

子会社については、㈱友愛観光バスがバス事業を、㈱アレグロクスTMホテルマネジメントがホテル等施設運営事業を、HANATOUR JAPAN SYSTEM VIETNAM COMPANY LIMITEDがソフトウエア開発をそれぞれ担っています。これらの子会社を通じて、より快適で安全なバス運行業務、Tmark City ホテルの運営、ソフトウエアやWebシステムの開発、運用保守管理などを行っています。

経営方針

HANATOUR JAPANは、訪日外国人旅行客へのサービス提供を中心に、旅行事業、バス事業、ホテル等施設運営事業を展開しています。同社は、「世界の旅行者に“安全”で“感動的”な旅行体験を提供し、人々を幸せにすることを通じて、世界平和に貢献する」というミッションを掲げ、訪日旅行市場におけるインフラ整備を進め、ワンストップサービスの提供を目指しています。

経営指標としては、全社及び各事業の売上高及び営業利益の継続的な成長とその成長率の維持向上を重視しており、インバウンド旅行需要の拡大を背景に収益性の向上と継続的な成長を目指しています。中長期的な経営戦略としては、国内外のネットワークを活用し、商品競争力の強化、オンラインプラットフォームの構築、新規事業の展開を通じて、インバウンド旅行市場における優位性の確立を目指しています。

新型コロナウイルス感染症の影響に対しては、コスト抑制の継続と事業拡大、財務基盤の強化を図り、事業面及び財務面での安定化を目指しています。また、コロナ収束後の成長加速に向けて、新規マーケットの開拓、競争力のある旅行商品の開発、FIT商品の拡大、バス事業における稼働率の平準化、ホテル等施設運営事業における事業基盤の確立、人材の確保・育成、内部管理体制の強化など、幅広い分野での取り組みを進めています。

これらの戦略を通じて、HANATOUR JAPANはインバウンド市場の回復とともに、持続可能な成長を目指しています。