船場JP:6540

時価総額
¥134.5億
PER
13倍
商業施設やオフィスの企画・設計・施工、店舗什器の製作、内装施工監理、市場調査・分析、デジタル技術を活用した空間演出などを手がける。

沿革

1962年2月

㈱船場ウインド (現 当社) を東京都中央区日本橋小伝馬町に設立

1965年2月

大阪の㈱船場ウインドの営業部門を㈱船場ウインド (現 当社) に事業譲渡

1966年3月

東京設計事務所 (現 本社) 開設

1967年12月

大阪設計事務所 (現 関西支店) 開設

1968年2月

㈱船場ウインド (現 当社) を㈱船場に商号変更し、本社を東京都中央区八重洲に移転

1968年9月

店舗装備㈱ (現 ㈱装備) 設立(資本金2,000千円)

1971年3月

札幌営業所 (現 北海道支店) 開設

1974年1月

仙台出張所 (現 東北支店) 開設

1974年4月

福岡設計事務所 (現 九州支店) 開設

1974年6月

店舗装備㈱を船場装備工業㈱に商号変更

1980年9月

名古屋出張所 (現 中部支店) 開設

1984年8月

香港船場有限公司 設立 (資本金3,000千香港ドル、現 連結子会社)

1985年1月

船場装備工業㈱を㈱装備工業に商号変更

1987年11月

台湾船場室内装修股份有限公司 設立 (資本金10,000千新台湾ドル、現 連結子会社)

1989年7月

㈱装備工業を㈱装備に社名変更 (現 連結子会社)

1990年4月

SEMBA SINGAPORE PTE. LTD. 設立 (資本金200千シンガポールドル、現 連結子会社)

1991年11月

船場出雲コンビナート (現 (㈱装備 出雲工場) 完成

2005年4月

ノンスケール㈱ 設立(資本金50,000千円)

2006年9月

上海船場建築装飾有限公司 設立 (資本金12,785千人民元、現 連結子会社)

2011年3月

本店所在地を東京都中央区八重洲から東京都台東区台東に移転

2013年3月

SEMBA VIETNAM CO., LTD. 設立 (資本金6,268,500千ベトナムドン、現 連結子会社)

2013年5月

ノンスケール㈱台北事務所設立

2014年4月

本店所在地を東京都台東区台東から東京都港区芝浦に移転

2016年12月

東京証券取引所市場第二部へ上場

2017年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2019年4月

SEMBA MALAYSIA DESIGN & CONSTRUCTION SDN. BHD. 設立(資本金350千リンギット)

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場へ移行

事業内容

船場グループは、船場を中心に子会社8社(連結子会社6社、非連結子会社2社)で構成されています。同社は、商業施設やオフィス・ショールーム、教育・文化施設、医療・福祉関係施設などの調査・分析、企画・コンサルティング、デザイン・設計、監理及び施工、デジタル技術を活用した空間演出などの業務を行っています。また、これらに関連する事業活動も展開しています。

船場グループは「商環境創造事業」を単一セグメントとしており、市場分野は物販専門店、飲食店、サービス専門店などの「専門店」、百貨店、量販店、商業ビル、ショッピングセンターなどの「大型店・複合商業施設」、そしてオフィス、ショールーム、ホテル、教育施設などの「オフィス・余暇施設等」に分けられます。

グループ各社の事業内容は、船場が商業施設及びインテリアの企画・設計・監理・施工、市場調査及び分析、グループ事業の統括を担当。㈱装備は店舗什器の製作及び内装施工監理、陳列用具の設計・製作・販売を、香港船場有限公司は香港の商業施設における内装の企画・設計・監理・施工を、台湾船場室内装修股份有限公司は台湾で同様の業務を行っています。SEMBA SINGAPORE PTE. LTD.、上海船場建築装飾有限公司、SEMBA VIETNAM CO., LTD.、SEMBA MALAYSIA DESIGN & CONSTRUCTION SDN. BHD.はそれぞれシンガポール、中国本土、ベトナム、マレーシアの商業施設における内装の企画・設計・監理・施工を手掛けています。ノンスケール㈱は都市環境デザイン、景観設計・空間計画及び建築・室内設計を行っています。なお、香港船場有限公司は2022年12月31日をもって解散し、清算手続き中です。

経営方針

船場グループは、商環境創造事業を核とし、多岐にわたる空間設計・施工サービスを提供しています。同社は、企業理念「“SUCCESS PARTNER”私たちは商環境の創造を通じて社会の繁栄に貢献します」を掲げ、クライアントの繁栄と生活者の充実感に応えることを目指しています。この理念のもと、同社は中期経営計画を策定し、エシカルとデジタルを中核価値として位置づけ、「Make a New Wave!」をスローガンに掲げています。

中期経営計画では、環境に配慮したデザインや資材、工法の提案を通じて新たな付加価値の創出を目指しています。特に、オフィス、教育、ヘルスケアなどの非商業領域でのエシカルデザインの推進に力を入れています。また、海外事業の拡大にも注力し、「SEMBA One Asia」をテーマにアジア圏での経営基盤の強化を図っています。

さらに、デジタル技術の活用による新たなビジネスモデルの構築も進めており、BIMデータの全社一元管理を目指すBIM CONNECT本部の新設など、生産性の向上と新サービスの創出に取り組んでいます。

船場グループは、エシカルとデジタルの実装、新たな市場の開拓、アジア圏での事業拡大、そしてダイバーシティ戦略の推進を重点施策として掲げ、業界に新しい波を起こすことを目指しています。これらの取り組みを通じて、同社は社会における新しい役割を探求し、持続可能な成長を目指しています。