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オリジンJP:6513
沿革
1938年5月 |
富士電炉工業㈱を創立。電気炉、亜酸化銅整流器などの製造を開始。 |
1944年12月 |
セレン整流器を逓信省に納入。 |
1945年4月 |
栃木県間々田町(現 小山市)に間々田工場を新設。 |
1952年12月 |
社名をオリジン電気株式会社へ変更。 |
1955年6月 |
理化学研究所とスポット溶接機に関する特許使用契約を締結し、製造を開始。 |
1956年12月 |
株式を東京証券取引所場外店頭に公開。 |
1957年8月 |
東京都板橋区蓮根町に志村工場を新設。合成樹脂塗料の製造を開始。 |
1960年4月 |
本社工場に本館を建設。 |
1961年8月 |
間々田工場を増築し、ミニチュアベアリングの製造を開始。 |
1961年10月 |
株式を東京証券取引所市場第二部に上場。 |
1965年3月 |
大阪市東区(現 中央区)に大阪営業所を開設。 |
1969年8月 |
株式を東京証券取引所市場第一部に上場。 |
1970年2月 |
当社子会社北海道オリジン株式会社を設立(現 連結子会社)。 |
1972年7月 |
東京都西多摩郡瑞穂町に瑞穂工場を新設(塗料の製造)。志村工場閉鎖。 |
1973年12月 |
米国、エレクトロ・スタティク・プリンテング・コーポレーション社と静電印刷プロセスの技術及び静電印刷装置の製造技術に関する技術導入契約を締結し、製造開始。 |
1977年11月 |
機械器具設置工事業の東京都知事許可を受ける。 |
1987年4月 |
大阪市北区に大阪支店を開設し、大阪営業所を閉鎖。 |
1988年6月 |
当社子会社結城オリジン株式会社を設立(当社子会社埼玉オリジン株式会社に吸収合併)。 |
1990年8月 |
米国、アドバンスト・パワー・テクノロジー社(現社名 マイクロセミ社)と半導体素子の製造技術に関する技術導入契約を締結。 |
1996年1月 |
名古屋市中村区に名古屋営業所を開設。 |
1996年7月 |
台湾台北市に台北支店(社名日商歐利生電氣股份有限公司台北分公司)を開設。 |
1998年1月 |
当社子会社埼玉オリジン株式会社を設立(現 連結子会社)。 |
1998年12月 |
米国、ワーナー・アドバンスト・メディア・オペレーションズ社とDVDの製造技術導入契約を締結。 |
2000年3月 |
タイ国バンコク市に三木産業㈱と合弁会社オリジン・ミキ(タイランド)株式会社を設立。 |
2000年6月 |
米国カリフォルニア州トーランス市に当社子会社オリジン・エレクトリック・アメリカ株式会社を設立。 |
2001年8月 |
香港特別行政区に香港支店(社名歐利生電氣股份有限公司香港分公司)を開設。 |
2001年11月 |
中国上海市に当社子会社上海欧利生東邦塗料有限公司を設立(現 連結子会社)。 |
2004年2月 |
台湾桃園縣中壢市に台北支店中壢営業所を開設。 |
2004年4月 |
中国上海市に当社子会社欧利晶精密机械(上海)有限公司を設立(現 連結子会社)。 |
2004年11月 |
中国天津市に当社子会社欧利生塗料(天津)有限公司を設立(現 連結子会社)。 |
2007年1月 |
中国東莞市に当社子会社欧利生東邦塗料(東莞)有限公司を設立(現 連結子会社)。 |
2008年1月 |
当社関連会社オリジン・ミキ(タイランド)株式会社(オリジン・イーソン・ペイント株式会社に社名変更)を追加出資により子会社化(現 連結子会社)。 |
2009年7月 |
連結子会社の埼玉オリジン株式会社が連結子会社の結城オリジン株式会社を吸収合併。 |
2009年8月 |
香港特別行政区に九龍営業所を開設し、香港支店を閉鎖。 |
2009年9月 |
台湾桃園縣桃園市に台湾支店(社名日商歐利生電氣股份有限公司台湾分公司)を開設し、台北支店、台北支店中壢営業所を閉鎖。 |
2010年1月 |
当社連結子会社上海欧利生東邦塗料有限公司において、中国上海市浦東新区に工場を移転。 |
2011年1月 |
当社子会社欧利晶精密机械(上海)有限公司において、中国上海市外高橋保税区に工場を移転。 |
2011年6月 |
東邦化研工業株式会社の全株式を取得し子会社化(現 連結子会社)。 |
2012年11月 |
韓国ソウル市に当社子会社オリジン・コリア株式会社を設立。 |
2013年7月 |
名古屋営業所を名古屋支店に昇格。 |
2015年8月 |
埼玉県さいたま市中央区に本社さいたま新都心オフィスを開設。 |
2015年8月 |
オリジン・ドラケミ・インドネシア株式会社の株式取得手続きを完了し子会社化。 |
2015年9月 |
埼玉県比企郡吉見町に吉見工場を開設。 |
2015年11月 |
埼玉県さいたま市桜区に本社事業所を開設し本店を移転。 |
2017年7月 |
香港特別行政区に当社子会社歐利生(香港)有限公司を設立。 |
2019年1月 |
当社関連会社オリジン電気商事株式会社(現 株式会社オリジン商事)を追加出資により子会社化(現 連結子会社)。 |
2019年4月 |
社名を株式会社オリジンへ変更。 |
2019年9月 |
米国カリフォルニア州トーランス市に米国支店を開設。 |
2020年4月 |
九龍営業所を香港支店に改称。 |
2020年7月 |
名古屋支店を名古屋市中村区から、名古屋市西区へ移転。 |
2021年3月 |
本社さいたま新都心オフィスを本社事業所に移転し、統合。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
オリジン社グループは、オリジン社を中心に子会社16社及び関連会社2社で構成され、幅広い事業セグメントを展開しています。主な事業内容は、電源機器、システム機器、合成樹脂塗料、精密機構部品、パワー半導体の製造販売であり、これらに関連する研究やその他のサービスも手がけています。
エレクトロニクス事業では、オリジン社が電源機器の製造・販売を行い、一部は子会社の埼玉オリジン株式会社や関連会社の北富士オリジン株式会社に製造を委託しています。また、オリジン・コリア株式会社は電源機器の製造・販売を目的に設立されました。
メカトロニクス事業のシステム機器は、オリジン社が全て製造し販売を行っています。
ケミトロニクス事業では、合成樹脂塗料をオリジン社及び子会社7社で製造・販売しており、関連会社の萬座塗料株式会社に販売を委託しています。
コンポーネント事業では、精密機構部品をオリジン社及び子会社4社で製造・販売し、一部は子会社に製造を委託しています。
その他の事業として、パワー半導体をオリジン社が製造・販売し、子会社の北海道オリジン株式会社に製造を委託しています。
全セグメントにわたり、オリジン・エレクトリック・アメリカ株式会社はテクニカルサービスセンターとして機能するとともに、製品の拡販や情報収集、部材の調達・輸入販売を行っています。また、オリジン商事株式会社を含む子会社に製品の販売を委託しています。
これらの事業活動を通じて、オリジン社グループは多岐にわたる技術とサービスを提供し、幅広い産業分野に貢献しています。
経営方針
オリジン社グループは、2022年4月から新たな5ヶ年中期経営計画「Change & Growth 2026」を実施しています。この計画では、急速に変化する事業環境の中で現事業の基盤を強化しつつ、新市場開拓や新規事業創出を通じて事業構造の転換を目指しています。具体的には、事業面だけでなく人事制度や企業カルチャーなどの定性的な項目も含めた変革に取り組み、新たな成長エンジンの創出と中長期的な企業価値の向上を図ることを目標としています。
中計ビジョンとしては、「ニッチ・トップ」を目指しています。これは、小さくても成長が期待できる市場において、技術の優位性により圧倒的な市場シェアを誇ることを意味します。オリジン社グループは、変化する市場ニーズを先取りし、各事業分野のコア・テクノロジーを進化させることで、お客様にとっての戦略的なパートナーとなることを目指しています。
中計テーマは「変革」と「成長」であり、事業面・体制面において6つの変革に取り組んでいます。これには、新市場開拓、新規事業創出、オープン・イノベーションの加速、カーボンニュートラルに向けた技術開発の強化、人事制度改革、コスト構造の改革などが含まれます。また、情報開示の充実や株主との積極的な対話、社内コミュニケーションの強化にも力を入れています。
最終的な2026年度の目標としては、連結営業利益25億円以上(2022年度実績5億円)、連結ROE7%以上(2022年度実績1.5%)を掲げています。厳しい経営環境の中でも、新市場開拓や新規事業創出による成長戦略への重点的な取り組みを通じて、新たな成長エンジンの創出と中長期的な企業価値の向上を目指しています。