ミネベアミツミJP:6479

時価総額
¥1.24兆
PER
16.5倍
プレシジョンテクノロジーズ、モーター・ライティング&センシング、セミコンダクタ&エレクトロニクス、アクセスソリューションズ事業を展開する企業。

事業内容

ミネベアミツミは、プレシジョンテクノロジーズ事業、モーター・ライティング&センシング事業、セミコンダクタ&エレクトロニクス事業、アクセスソリューションズ事業の4つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業を通じて、製品の製造および販売を行っています。

プレシジョンテクノロジーズ事業では、ボールベアリングやロッドエンドベアリング、ハードディスク駆動装置用ピボットアッセンブリーなどのメカニカルパーツを提供しています。また、航空機用ねじも製造しています。

モーター・ライティング&センシング事業では、液晶用バックライトなどの電子デバイス、HDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、ファンモーター、車載モーターなどを手がけています。さらに、センシングデバイスも提供しています。

セミコンダクタ&エレクトロニクス事業では、半導体デバイスや光デバイス、機構部品、電源部品、スマート製品を製造しています。これにより、幅広いエレクトロニクス製品をサポートしています。

アクセスソリューションズ事業では、キーセットやドアラッチ、ドアハンドルなどの自動車部品を提供しています。また、産業機器用部品も製造しており、さまざまな産業分野に対応しています。

その他の事業として、ソフトウェアの設計や開発、自社製機械の提供も行っています。これにより、技術的なソリューションを提供し、顧客のニーズに応えています。

経営方針

ミネベアミツミは、持続可能な成長を目指し、地球環境と社会の持続可能性を両立させる経営理念を掲げています。この理念に基づき、透明性の高い経営を実践し、ステークホルダーに対する社会的責任を果たすことを重視しています。また、高付加価値製品の開発と品質向上に注力し、財務体質の強化を図っています。

同社は「Passion to Create Value through Difference」というスローガンのもと、常識を超えた「違い」による新しい価値の創造を推進しています。これにより、他社にはない独自の強みを発揮し、社会に新たな価値を提供することを目指しています。また、ものづくりに対する真摯な姿勢を全社で共有し、ベストプラクティスを追求しています。

ミネベアミツミの成長戦略は、サステナビリティを信念とし、利益の最大化とリスクマネジメントを重視しています。多角的な事業ポートフォリオを構築し、リスク分散体制を強化することで、継続的な成長を目指しています。特に、機械加工製品技術や半導体技術を活用し、高付加価値製品の開発を進めています。

同社は、コア事業の強化と多角化を進めるため、知的資本と人的資本の融合を図っています。超精密機械加工技術や垂直統合生産システムを強化し、主力事業であるベアリングやモーターのシェア拡大を目指しています。また、ニッチ分野での高いシェアを維持し、持続的な成長を追求しています。

さらに、ミネベアミツミは、環境への取り組みを強化し、脱炭素社会の実現を目指しています。再生可能エネルギーの活用を進め、CO2排出量の削減に貢献する「MMIビヨンドゼロ」に取り組んでいます。これにより、持続可能な社会の発展に寄与することを目指しています。