ニチダイJP:6467

時価総額
¥65.9億
PER
金属フィルター製造、販売を手掛ける、ニチダイフィルタ株式会社を含む6社で構成。

沿革

1967年5月

冷間鍛造金型、線引用異形ダイスの製造及び販売を目的として、資本金4,000千円をもって大阪府寝屋川市に株式会社ニチダイを設立

1971年4月

京都府綴喜郡田辺町(現・京田辺市)に本社・工場を移転

1973年7月

名古屋営業所開設

1974年5月

焼結金網フィルタの製造・販売開始

1981年5月

広島営業所開設(後、広島出張所に名称変更)

1988年7月

京都府綴喜郡宇治田原町に宇治田原工場を建設

1988年9月

自動車用鍛造部品の製造・販売開始

1993年12月

熊谷営業所開設

1994年2月

米国インディアナ州フォートウェイン市に米国事務所を開設

1994年8月

岡山出張所開設(現・岡山営業所)

1995年5月

エアコンのスクロールコンプレッサー部品の製造・販売開始

1996年10月

浜松出張所開設(現・浜松営業所)

1998年8月

宇治田原工場に第3工場を建設し、生産部門を宇治田原工場に統合

1999年10月

米国事務所をミシガン州サウスフィールド市に移転

2000年1月

中国上海市に上海事務所を開設

2000年3月

日本証券業協会に株式を店頭登録

2001年4月

現地法人NICHIDAI AMERICA CORPORATIONをミシガン州サウスフィールド市に設立し、米国事務所を廃止

2002年10月

NICHIDAI AMERICA CORPORATIONが、ケンタッキー州リッチモンド市に金型工場を建設、本社を移転

2004年4月

ニチダイフィルタ株式会社(現・連結子会社)を京都府綴喜郡宇治田原町に設立

2004年7月

アッセンブリ事業とフィルタ事業の2つの事業用として、宇治田原工場に第4工場を建設

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年6月

広島出張所を廃止(岡山営業所へ統合)

2007年2月

現地法人THAI SINTERED MESH CO.,LTD.(現・連結子会社)を合弁でタイ王国ランプーン県に設立

2007年3月

上海事務所を廃止

2008年4月

ニチダイプレシジョン株式会社を京都府綴喜郡宇治田原町に設立

2008年4月

現地法人NICHIDAI(THAILAND)LTD.(現・連結子会社)をタイ王国チョンブリ県に設立

2009年3月

連結子会社NICHIDAI AMERICA CORPORATIONの全株式をNARE CORPORATIONへ譲渡

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2012年8月

現地法人NICHIDAI(THAILAND)LTD.(現・連結子会社)の事業拡大のため工場を増築

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2014年4月

ニチダイプレシジョン株式会社を吸収合併

2015年1月

京田辺工場の改築を行い、アッセンブリ事業のターボチャージャー部品の組立ラインを移転

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ市場からスタンダード市場へ移行

事業内容

ニチダイとそのグループ会社は、ニチダイ自身と子会社であるニチダイフィルタ株式会社、THAI SINTERED MESH CO.,LTD.、NICHIDAI(THAILAND)LTD.、NICHIDAI ASIA CO.,LTD.、NICHIDAI U.S.A. CORPORATIONの6社から構成されています。これらの企業は、事業セグメントを共有しており、主要な事業活動は密接に関連しています。

ニチダイグループは、特に精密加工技術やフィルター製造に特化しており、その技術力を活かした製品やサービスを提供しています。グループ内の各社は、地域や特定の技術分野において特化した役割を担っており、グローバルな視点で事業を展開しています。

具体的なサービスや製品名は文書からは明らかにされていませんが、ニチダイグループが手がける事業の範囲は、高度な製造技術を要する産業用フィルターの開発や製造、精密部品の加工など、技術集約型の分野に集中していることが推測されます。また、グループ内での国際的な連携を通じて、グローバル市場における競争力を高めていることも伺えます。

経営方針

ニチダイは、顧客満足度、株主満足度、社員満足度を最大限に実現し、社会に貢献する企業を目指しています。同社は、オンリーワン企業を目指し、ネットシェイプ事業、アッセンブリ事業、フィルタ事業を展開しています。売上高営業利益率10%の達成を目標に掲げています。

中期経営戦略「CHANGE ~ニチノベーション2026~」を推進しており、顧客価値創造、事業の成長と収益力強化、新事業の創出、グローバル企業への進化を目指しています。これには、コア技術の応用と進化、顧客視点でのQDC最大化、新分野への探索と挑戦、グローバル戦略強化が含まれます。

また、社員が輝き続ける会社づくりにも注力しており、社員の成長と会社の成長を喜ぶ相互関係の構築、挑戦を歓迎する仕組みづくり、組織風土改革、ダイバーシティの推進、健康経営の実現を進めています。

持続可能な社会への貢献も重視しており、社会から必要とされる企業への成長、技術による社会課題の解決、ESG経営の推進、環境に配慮したものづくり改革、サステナブル社会への取り組みを目指しています。

ニチダイグループは、精密加工技術やフィルター製造に特化し、グローバルな視点で事業を展開しています。技術集約型の分野に集中し、グループ内での国際的な連携を通じて、グローバル市場における競争力を高めています。